硫黄岳(その7)

赤岩の頭(2,656m)~赤岳鉱泉(2,215m)~堰堤広場(1,940m)

【赤岩の頭 9:30発】
 八ヶ岳の山々を見納めて赤岩の頭から樹林帯に進んだ。
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 暫くは見晴らしも無く、だだひたすら急坂道をジグザグに下った。
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 この日は土曜日の為だろうか、大勢の登山者とすれ違った。

 本シリーズの(その1)で綴ったハリブキに、ここでも出合ったが今度は綺麗な赤い実を付けていた。ハリブキは雌雄異株なのでここで出合ったものは雌株だ。
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<ハリブキ(針蕗)>
  ウコギ科、ハリブキ属
  名前の由来:葉がフキに似て大きく、全身に針があるため
<特徴>
  落葉低木、深山に生える、雌雄異株
  6~7月に茎の先に円錐花序を出し、緑白色の小さな花が咲く
  果実は、6~7mmの楕円形で、8~9月に赤く熟す
  樹高1m以下、全体に針状の棘が密生する
  葉は互生、葉身は大きな円形で掌状に7~9する
  葉の表面には脈上に棘針があり、裏面には棘と毛がある

 途中には踏み板が平行でなくて歩き難いアルミの梯子も有った。
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 登山道が平坦になってきてジョウゴ沢を渡り、
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 大同心沢を渡ると、
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 赤岳鉱泉に着き、約1時間に及ぶ長い樹林帯の歩行が終わった。
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【赤岳鉱泉 10:35着】
 少し早いがここで昼食とし、前日泊まった本沢温泉のお弁当を食べた。山小屋のお弁当は大抵お握りなのだが、今回は幕の内弁当だった。
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【赤岳鉱泉 11:20発】
 ゆっくりと休息した後、赤岳鉱泉を後にした。振り返ると山小屋の上に奇妙に尖った山が見えた。大同心、小同心だろう。
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 赤岳鉱泉からの登山道は柳川北沢沿いの道になる。渓流を見ながら、
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 何回か橋を渡り、
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 一部区間は木道を歩いて下って行った。
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 途中で強力に出会った。背の荷物は生ビールの樽と缶ビールだった。赤岳鉱泉の小屋に運んでいるのだろう。最近はヘリコプターで運んでいるとばかり思っていたが、昔ながらの強力もいたのだった。
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 ここの沢に流れている水には鉄分が含まれているのだろう。橋の上から川底を見ると、赤くなっている。
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 橋の上から後を振り返ると、赤岳鉱泉を出る時に見た大同心と小同心が見えていた。
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 この区間で出合った草花を以下に載せる。

サワギク
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<レイジンソウ>
 レイジンソウは(その2)でも綴ったが、ここには群生していたし、色も赤紫色が濃かった。
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タチコゴメグサ
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<トリカブト>
 トリカブトも既に(その5)で綴ったが、ここの群生は素晴らしかったので再度載せる。
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<ダイモンジソウ>
 登山道脇の岩壁にダイモンジソウが咲いていた。箱根湿生花園で見て以来だったし、自然の山中で見たのは初めてだった。
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【堰堤広場 12:15着】
 約1時間に及ぶ長い沢沿いの歩行も堰堤下流側で沢を渡って終わった。
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 明日に続く。

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