富士山自然林(高鉢コース)ウォーキング(その3)

御殿庭中(2,180m)~ガラン沢分岐(1,720m)

【御殿庭中 12:30発】
 昼食を取った後、日本庭園の様な景色を見ながらスタートした。
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 自然環境が厳しいのだろう、カラマツの枝が地面の方に向って傾いているし、一番下の枝は地面を這っている。
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 暫く下ると低い木々がなくなり大きな木の林になってきた。
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 ミツバツツジも咲いていたが時期的にはお終いの頃だった。
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 標高が下ってきて大きな木が増えた林の中を更に下った。
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 足元に何やら妙なものを見つけた。草全体が茶色で、寄生植物ではなかろうかと思いながら撮影した。暗がりなので手ブレしないように注意したが、やはりピンボケになってしまった。
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 花が咲いている部分を拡大して載せる。
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 調べると、腐生植物のヒメムヨウラン(姫無葉蘭)だった。

<ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)>
  ラン科、サカネラン属
<特徴>
  腐生植物、亜高山帯の針葉樹林下に生える
  花は6~8月に咲く
  穂状の花序に長さ5mmほどの淡紅褐色の花を多数付ける
  茎は高さ10~20cm
  鞘状葉を数個つける

 大分、標高も下がり2,000m以下の山々の感じになってきた。  
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 足元に珍しい葉が見えた。同行者にコウモリソウの葉と教えて貰った。初めて見る葉で、一体どんな花が咲くのだろうか?
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<コウモリソウ(蝙蝠草)>
  キク科、コウモリソウ属
  名前の由来:葉をコウモリにたとえた
<特徴>
  多年草、山地の林内
  花は8~10月に咲く、花は白色
  茎先に円錐花序で、小花は6~10個付く

 近くには珍しい花が咲いていた。イワセントウソウ(岩仙洞草)だ。
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<イワセントウソウ(岩仙洞草)>
  セリ科、イワセントウソウ属
<特徴>
  多年草、深山の木陰の湿った苔上に生える
  花は3~5月に咲く
  茎頂に1個の複散形花序を出し、2~3個の花の散形花序を10数個付ける
  草丈は10~25cm
  根生葉は2回3出複葉で小葉は深く切れ込む
  茎葉は普通1個で線形の羽状複葉

【ガラン沢分岐 13:22着】
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 スタート地点の富士山新5合目は標高2,400mで、ここガラン沢分岐点は1,720mなので約700m下った事になる。森林限界からスタートして、数時間で大きな木々の自然林の中に立っている。700mの差は樹木にとっては大きな差であって、全然別の世界に変わってしまうのだ。

 明日に続く。

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