箱根湿生花園の花(その32)           

ヒオウギアヤメ、ヒメシャガ、ヤブデマリ

《ヒオウギアヤメ》
 湿地の木道脇に青紫のアヤメに似た花が咲いていた。葉がヒオウギに似ているヒオウギアヤメ(檜扇文目)だ。
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 外花被片は長くて垂れ下がり基部に黄と紫の虎斑模様がありアヤメに良く似ている。内花被片は小さくてアヤメの様には立ち上がらない。
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<ヒオウギアヤメ(檜扇文目)>
  アヤメ科、アヤメ属
  名前の由来:葉や茎がヒオウギに、花がアヤメに似ている
<特徴>
  多年草、亜高山帯の湿地、高層湿原に群生する
  花は7月に咲く、花径は8cm
  外花被片は長さ5cmほどで垂れ下がり基部に黄と紫の虎斑模様がある
  内花被片は長さ1cmほどでアヤメの様には立ち上がらない

《ヒメシャガ》
 乾いた花壇に、またまたアヤメに似た花が咲いていた。
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 外花被片の真中にとさか状の突起が有るので、シャガの仲間だ。
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 シャガは白色の花被片だが、この花は青紫色なのでヒメシャガ(姫射干)だ。
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<ヒメシャガ(姫射干)>
  アヤメ科、アヤメ属
  名前の由来:シャガに似ているが、やや小さい
<特徴>
  多年草、林縁や岩場など明るい所に生える
  花は5~6月に咲く、色は淡青紫色
  花径3cm位のかわいい花
  草丈15~30cm


《ヤブデマリ》
 最近行った山で見たムシカリに似た花が咲いていた。近くの説明板を見るとヤブデマリ(藪手毬)とあった。
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 似ているムシカリは装飾花の花びらは5枚だが、ヤブデマリは内側の1枚が小さいので4枚の様に見える。
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 資料を見るとカンボクの花にも似ている。しかし、カンボクの葉は丸くなくて葉先が3分割しているので、葉先の丸いヤブデマリと区別がつく。
 カンボクは未だ見た事がない。

<ヤブデマリ(藪手毬)>
  スイカズラ科、ガマズミ属
<特徴>
  落葉低木、少し高地の沢沿いに生える    
  4~5月に咲く 、飾り花の花びらは4枚は大きく、内側の1枚は小さい
  葉脈がくぼんでしわになる  
  夏には赤い実がなり熟すと黒くなる
  樹高は4mまで

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