箱根湿生花園の花(その20)           

ミズバショウ、ザゼンソウ

 箱根湿生花園が3月20日から開園した。今年も箱根湿生花園を時々訪れて、そこで見た花を綴る事とする。

《ミズバショウ》
 湿原区にはミズバショウが群生していた。
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 まだ、緑が少ない湿生花園の中で緑の葉に囲まれた白い花が群生している景色は春の訪れを感じさせてくれた。
 白く見えるものは仏炎苞で、本当の花は中心部の黄色いところ(肉穂花序)についていると言うが、遠くてそこまでは良く見えない。
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 三日前に綴ったウラシマソウやムサシアブミと同じサトイモ科であるが、あの不気味さは無く、何とも可憐な花で同じ仲間とは思えない。

<ミズバショウ(水芭蕉)>
  サトイモ科、ミズバショウ属
  名前の由来:葉が芭蕉に似ていて、水辺に生える
<特徴>
  多年草
  雪解けしてから花をつける
  白い仏炎苞につつまれて中に咲く  
  葉の展開に先駆けて花をつける
  湿地に生える
  草丈1m以下(葉の長さ)

《ザゼンソウ》
 ミズバショウが咲いていた近くに茶色で似た花が咲いていた。ザゼンソウ(座禅草)だった。
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 この花も茶色の部分は仏炎苞で花は苞の中の肉穂花序に付いている。ウラシマソウやムサシアブミの不気味さは無いがミズバショウ程の可憐さは無い。
 苞が緑色の青ザゼンソウも有ると言う。

<ザゼンソウ(座禅草)>
  サトイモ科、ザゼンソウ属
  名前の由来:達磨太子が座禅を組んでいる姿に似ている
<特徴>
  多年草
  3~5月に開花
  赤紫の仏炎苞につつまれて中に咲く
  葉の展開に先駆けて花をつける
  湿地に生える
  草丈50cm以下

 植生復元区を覘いて見ると、秋に見たススキや背の高い草が見事に焼き払われていた。今年の芽生えを良くする為に焼かれたのだろう。
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 遠くに見える仙石原ススキ草原は毎年3月には焼き払われると聞いていたが、湿生花園を訪れた3月23日には未だ焼き払われていなかった。
 秋にここから見た仙石原ススキ草原の模様を昨年の10月13日のブログより転載しておく。
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    (湿生花園から見た仙石原のススキ)           (左画像の2週間前)
  

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