香貫山の植物  ハナツクバネウツギ  (番外編 ムクノキ)   

 香貫山の展望台にある潅木に薄いピンク色の花が咲いている。スイカズラ科のハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)だ。
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                        (ハナツクバネウツギ) 

 このハナツクバネウツギはシナツクバネウツギ(支那衝羽根空木)とアベリア・ユニフローラの交雑園芸種で、美しいツクバネウツギと言う意味でハナ(花)が付く。
 一方、名付け元のツクバネウツギの由来は、5枚の萼片が果実になっても残りこれが羽根衝きの羽根に似ている為、と資料にある。
 ハナツクバネウツギの萼と花後を見てみると、名付け元のツクバネウツギと同様に萼は5枚あるし、花後も羽根衝きの羽根に似ている。
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          (萼は5枚)            (花後の実と萼は羽根衝きの羽根に似ている)

 淡いピンク色の漏斗状の花は上部で5裂するのはツクバネウツギと同じだが,花冠の内側に黄色の網状紋が無い点はツクバネウツギと異なる。
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              (ハナツクバネウツギには黄色の網状紋がない)

 別名のアベリアはツクバネウツギ属の学名だが、アベリアと言えばこのハナツクバネウツギ指すと言う。

<ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)>
  スイカズラ科、ツクバネウツギ属
  別名:アベリア
<特徴>
  落葉低木で樹高2mまで
  5~11月に薄ピンク色で2cm大の集団花
  植え込みや垣根などに良い
  見慣れた地味な花だがよく見ると美しい
  花期が長い特徴がある
  秋の花殻や紅葉も良い

《番外編》 ムクノキの実と葉
 ムクノキに付いては今年の4月29日に綴った。ムクノキを覘いて見ると、緑色の丸い実が付いている。
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                      (ムクノキの若い実)

 このまま順調に育って、甘く、黒く成熟した実を試食してみたいものだ。
 ムクノキの葉の表面に付いて前回「表面に剛毛があり触るとザラザラする。このザラザラ感は、単に剛毛があるからではなく、トクサなどと同様に植物の表面がケイ酸質の物質で覆われているからである。ケイ酸は石英やガラスの主成分であるので、例えて言えば、葉の表面はガラスで覆われている状態であることになる。このような性質を利用して漆器や鼈甲細工、象牙などの表面研磨にも使われてきた。つまり自然が作ったサンドペーパーである。」と、綴った。
 夏を向かえて、十分に育ってゴワゴワ感のある葉を1枚取って親指の表面を擦ってみた。柔らかな感じであるが爪が磨かれている。10回位擦った後で葉を見ると、白い爪の成分が転写されていた。
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                   (ムクノキの葉で爪を磨いた後)

 今日は所用でウォーキングは中止。

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