香貫山の植物  アレチハナガサ   

 香貫山山頂近くの草原に、背の高い草が一塊になって生えていた。クマツヅラ科のアレチハナガサ(荒地花笠)だ。近づいて私と背比べしてみると優に背を超されていて2m近くは有ると思う。
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                   (草丈2m以上もあるアレチハナガサ)

 茎の先端に花序を付け、その先端に数個の小さな淡紫色の花を咲かせる。
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                    (アレチハナガサの花)

 茎の断面は4角形で稜はゴツゴツしている。市販されている植木を支える緑の棒に良く似ている。
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                   (アレチハナガサの茎断面は4角形)

 ネットで調べたら、アレチハナガサの近縁種でダキバアレチハナガサ(抱葉荒地花笠)があって、葉の基部が広く茎を抱く様に見えることと茎には剛毛がある点でアレチハナガサと異なる、とあった。先日、狩野川河川敷で見たものがそれかもしれないと思い確認した。
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                  (ダキバアレチハナガサの葉と茎の接点)      

 アレチハナガサの葉の基部は狭いが、ダキバアレチハナガサの方は広くて茎を抱くように見える。又、茎には剛毛も見えるので間違いなくダキバアレチハナガサだ。
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                 (ダキバアレチハナガサの花)

 それ以外の草丈が高い点や、花序の付き方や、花の咲き方は良く似ている。若干ダキバアレチハナガサの花の方が小さく感じたが、両方を並べて見ていないので不明だ。葉の基部を見ない限り両者の区別は付けられない。
 どちらも背は高くて目立つが、花は地味で目立たないと思っていたら、香貫山の展望台に有る小さな花壇にアレチハナガサに似ていて数段美しい花が咲いていた。ネットで調べている時に載っていた同じクマツヅラ科のヤナギハナガサ(柳花笠)だ。
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             (ヤナギハナガサの花)

 ここの花壇には誰かが植えたと思われる花々が四季折々綺麗に咲いている。人が管理しているので、ここの花は香貫山の草花としては取り上げていない。今回はアレチハナガサの参考として記載した。
 葉と茎の接点部の画像も参考に載せておく。
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                    (ヤナギハナガサの葉と茎の接点部)

 このヤナギハナガサは綺麗な花なので、早くこの花壇から逃げ出して、香貫山の別の場所に生えて欲しい物だ。そうすれば香貫山の植物として綴り直すのだが。

<アレチハナガサ(荒地花笠)>
  クマツヅラ科、クマツヅラ属
<特徴>
  多年草
  荒地・河原などに生育する
  高さは1mを超え、直立して茎の断面は四角
  葉は対生し葉の基部は次第に細くなってほとんど柄がない
  6月~9月に細長い尾状の花序を形成する
  花は花序の先端付近に次々と咲き、淡紫色
  近縁種のダキバアレチハナガサは、葉の基部が広く茎を抱く様に見えることと茎には剛毛がある点で異なる
  
 今日はゴルフで歩数は13,247歩。

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