2008年の桜模様(その8)

国立遺伝学研究所(遺伝研)

 今日は昨日に続き遺伝研構内で満開の白系統の個別品種を綴る。

桐ケ谷(キリガヤ)
 鎌倉の桐ケ谷にあってこの名前が付いた。別に「八重一重」、「御車返(ミクルマガエシ)」とも呼ばれる。花色は淡紅色で花弁の外側に濃紅色が残る。半八重咲で花弁が5枚と旗弁が6~10枚。大輪(3.6~5.5cm)。
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 別名の御車返の由来は、昔この木の下を車に乗って通った貴人達が、この花を見て一人が八重咲き、別の一人が一重だと争論し、車を返して見たところ八重と一重が交じって咲いていたところからこの名が付いたと伝えられる。

山桜枝垂れ(ヤマザクラシダレ)
 樹性にヤマザクラの性質があり、枝が枝垂れる。花色は白色で花弁の外側に濃紅色が残る。中輪(2.6~3.5cm)。
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鞍馬桜(クラマザクラ)
 別名をヒゴヨシノと呼ばれ、熊本市の木村義夫氏の庭にあった。花色は白に近い淡紅色で、散り際に花芯が赤味を帯びる。大輪(3.6~5.5cm)。
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伊豆吉野(イズヨシノ)
 オオシマザクラとエドヒガンの交配種。竹中要博士がソメイヨシノの起源がオオシマザクラとエドヒガンの雑種である事を実験的に証明する為に様々な交配を行い、その過程で得られた。花色は白色で大輪(3.6~5.5cm)。
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千原桜(チハラザクラ)
 熊本県島崎町千原台には「千原桜原木の跡地」が今も残っている。ヤマザクラとマメザクラの雑種。花色は白色で花弁は5枚、旗弁が6~10枚ある。大輪(3.6~5.5cm)。
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三島桜(ミシマザクラ)
 竹中博士がソメイヨシノの起源の研究途中、三島市谷田城の内にあったソメイヨシノの実生から生まれた。竹中博士は育成地に因んでミシマザクラと名付けた。花色は白色で散り際に花芯が赤味を帯びる。中輪(2.6~3.5cm)。
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 一昨日記載した一番最後の画像(下に転載)の中央の白い花が上のミシマザクラ。因みに左の紅色の花は昨日綴ったセンダイヤ。
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                    (左:センダイヤ   右:ミシマザクラ)

 今日は雨でウォーキングは中止。

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