香貫山の植物  ヨモギ (番外編 コブシ)      

 香貫山の草原に背を伸ばしたヨモギ(蓬)が風に揺れている。ヨモギは春先にヨモギ餅用に地面に這った葉を摘んだイメージが強く、この様に50~60cmに株立ちした姿は一瞬違和感を覚える。畦や草地に普通な多年生草本で地下茎で増殖して群生すると言う。
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                   (ススキにも負けないヨモギの群生)

  ヨモギはセイタカアワダチソウと同様にアレロパシーを発生させる能力を持っていて地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌する。自らの種子も発芽が抑制されるが、ヨモギは地下茎で繁殖するので,特に問題はない。密生して生育する理由は,ここにある、と資料に有る。確かにヨモギは群生している。

<ヨモギの花>
 ヨモギは夏から秋にかけ花序を出して目立たない花を咲かせる。 
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                     (ヨモギの蕾は地味だ)

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                     (花が咲いても地味だ)

 頭花は少数の筒状花のみから構成され、舌状花はない。黄色のシベがヒョロヒョロと出ている。
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            (アップで見たヨモギは黄色のシベで地味さが少しは解消)

<ヨモギの葉>
 ヨモギの葉の裏は輝くように白い。これは毛が密生している為だ。
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              (ヨモギは光沢の有る白色の葉裏が一番派手だ)

 この毛を食物に混ぜると粘りが出てくる。ヨモギを餅にいれるのは、緑色に着色するためではなく、粘りを出す為であると、資料に有る。また葉裏の毛を集めて、もぐさを作るともある。どうやって毛を集めるのか・・・?この他、ヨモギ酒やヨモギ風呂、せんじ薬など民間薬として使われてきたようである。
 昔からヨモギは日常の生活で良く使われてきたが、観賞面では見向きもされなかった植物ではなかろうかと思う。

<ヨモギ(蓬)>
  キク科、ヨモギ属
  名前の由来:よく燃える草、という意味
  別名:モチグサ(餅草)

<特徴>
  多年草
  夏から秋にかけて薄緑の小さな花が咲く
  葉裏は白くこの毛をもぐさとして灸に利用した
  若葉や新芽を草もちに利用する、またテンプラにも良い
  小さい外傷には生葉の青汁を患部に塗布する
  全草を陰干し煎じて飲用し、利尿や熱さましなどに利用する
  浴用にも良い

《番外編》 コブシの実
 コブシに付いては3月21日に綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200703/article_22.html)その中で、コブシは「資料によると秋には面白い形の実を付けるとある。秋にシッカリ見る事としよう。」と綴った。最近になって資料通りの実を見る事が出来たので以下に載せる。
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                (赤く色付いたコブシの実  10月1日撮影)
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             (実が割れて朱色の種子が顔を出した  10月5日撮影)

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,521歩、今週の累計歩数は55,796歩/6日。

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