香貫山の植物  ボタンヅル

 香貫山の登山道脇のハゼノキに覆い被さって咲いている白い花がある。昨日綴ったセンニンソウかな?と思って近づいて見ると、花が少し小さいように感じた。調べるとセンニンソウに良く似た花を咲かせるボタンヅル(牡丹蔓)だった。
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                 (センニンソウの花にソックリのボタンヅルの花)

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                  (ハゼノキに覆い被さって咲き誇るボタンヅル)

<ボタンヅルの花>
 花の色はセンニンソウと同じく白色。4枚の花弁に見えるものは萼片でこの花は花びらを持たない。多数ある雄しべの花糸は幅が広く、花をより目立たせている。
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                   (雄しべの花糸は幅広くて綺麗だ)
 
 他所に咲いているセンニンソウの花を1花序失敬して来てボタンヅルの株に乗せて写真を撮った。
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              (上の花4個はセンニンソウ、下の2個がボタンヅル)

 矢張り、ボタンヅルの方が花としては小さい。雄しべはほぼ同じ大きさなので、正確にはボタンヅルの萼片が小さいことになる。
 センニンソウもボタンヅルも共にキンポウゲ科の植物で、先日綴ったアキカラマツと同じ科に属している。花びらが無く、雄しべが綺麗な所は良く似ている。

<ボタンヅルの葉>
 センニンソウの葉は5枚の小葉で鋸歯が無い。ボタンヅルの葉は 1 回 3 出複葉で葉先が3つに割れていて牡丹の葉に似ている。
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                (ボタンヅルの葉は名前通り牡丹の葉に似ている)

 昨日のブログよりセンニンソウの葉を転載しておく。
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      (センニンソウの葉は5枚の小葉で縁に鋸歯はない  昨日のブログより転載)

 センニンソウかボタンヅルかを見分けるのは花では無理で葉で見分けるのが一番確実の様だ。

<ボタンヅルの実>
 センニンソウの果実には名前の由来となった仙人のヒゲを思わせる白い毛が密生するが、ボタンヅルにも白い毛が密生した果実が出来ると資料にある。これからセンニンソウと合わせて観察を継続する事とする。

<ボタンヅル(牡丹蔓)>
  キンポウゲ科、センニンソウ属 
  名前の由来:蔓性植物で葉が牡丹の葉に似ている 

<特徴>
  多年草の蔓性植物
  8、9月の夏の盛りに咲く花
  冬に枯れた実から白い種が出て雪のように白くなり美しい
  葉は三枚で葉先が三つに割れており、牡丹の葉に似ている 

 今日のウォーキングは所用で中止。 

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