香貫山の植物  アカメガシワとネズミモチ    

香貫山の草花(その21)

《アカメガシワ(赤芽槲)》
 今日は朝から良い天気で久しぶりに青空を見た。しかし、富士山は靄の中で見えなかった。昼頃、香貫山へ行って来た。今日は香貫山の木の花について綴る。

<アカメガシワの花>
 赤みを帯びた比較的大きな葉を広げている木が香貫山には多くある。今、その葉の上に穂状の花が天を向いて咲いている。アカメガシワ(赤芽槲)だ。新芽や新しい葉が赤いのでこの名前がついている。この木は雌雄異株だ。
 先ず、雄花。何本かの穂柱をラッパ状に広げて天に突き出し、穂柱にタンポポの綿毛みたいな球形の花をつけている。穂柱の小さい球は蕾だ。
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                      アカメガシワの雄花
 雌花の穂は短くて太い。穂を構成する個々の花は識別しにくい。良く見るとラッパ状に先が3つに開いている。
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                      アカメガシワの雌花
 アカメガシワの雄花の穂柱は雌花に比べ1~2週間も早く出てきたが、雌花の方はなかなか出てこず、雌雄異株ではないのでは(?)と思い出し始めていた。雄花の穂柱の丸い蕾がタンポポの綿毛状に開き始めるとほぼ同時に、雌花の穂柱が出てきた。雌花の方はすぐに花が開いていた。うまくタイミングが合ってホッとした。自然の仕組みは良く出来ている。
 これと同じ経験をしたのを思い出した。4月7日:赤い実の木(その12)で綴ったアオキの木だ。アオキの木も雌雄異株で雄花の開花の方が10日ほど雌花より早かったが、雌花が開花するまで雄花も開花していて受粉のタイミングが重なった。

<アカメガシワの若葉>

        ーーー2007年4月5日のブログより転載開始ーーー
 アカメガシワの花に付いては昨年の6月24日に綴った。最近、そのアカメガシワの裸の枝の先端に赤い綺麗な葉が出てきている。
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              (真っ赤な若葉)

 アカメガシワの木に新しく出て来た葉だ。アカメガシワ(赤芽槲)の名前の由来になった赤色した新芽(葉)だ。
 葉が大きくなると緑色に変わって行く。
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             (成長に連れ緑色に変わる)

 他の木の緑の若葉と競い合って赤い若葉が広がって行く様は、なかなか綺麗だ。
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        ーーー2007年4月5日のブログより転載終了ーーー        

<アカメガシワの葉>

        ---2007年6月18日のブログより転載開始---
《番外編》 アカメガシワ
 今年もアカメガシワの花が咲き始めた。雌雄異株でどちらの株も大きな葉の上に花序を天に突き出している。アカメガシワの葉は大きいので昔は食べ物を盛った為に別名をゴサイバ(五菜葉),サイモリバ(菜盛葉)などという。
 登山道から見下ろす位置にあるアカメガシワの大きな葉と大きな花序を撮影したので以下に載せる。
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              (大きな葉と雄花序)
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              (大きな葉と雌花序) 

<アカメガシワの実>
        ---2007年7月12日のブログより転載開始---
《番外編》 アカメガシワ
 アカメガシワの葉の上が赤みを帯びてきた。雌花序に変化が出てきている。
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                 (アカメガシワの雌花序が赤みを帯びて来た)

 雌花の子房(しぼう)がふくらみはじめ果実になって来たのだ。赤く見えたのは雌花が開花した時に柱頭が3分割していた部分だ。以下に雌花の画像を昨年の6月24日のブログより転載する。
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          (アカメガシワの雌花  昨年の6月24日のブログより転載)
        ---2007年7月12日のブログより転載終了---

        ---2007年8月28日のブログより転載開始---
《番外編》 アカメガシワの実
 アカメガシワに付いては花や葉や実の記述を昨年の6月26日のブログに集約して来た。今日はアカメガシワの実が熟して黒い種が見えて来たので、その画像を以下に載せる。合わせて昨年の6月26日のブログにも転載しておく。
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               (実が割れて、黒い種子が見えて来た)

資料を見ると、種子は簡単には落下せず、秋深くになって鳥に食べられなかったものは花序ごと落下する。種子の表面には油脂があり、休眠すると埋土種子となって長期間にわたり、土中で伐採などの撹乱を待って待機するとある。植物毎にそれぞれの戦略があるのだ。
        ---2007年8月28日のブログより転載終了---

        ---2007年12月24日のブログより転載開始---
<アカメガシワの黄葉>
 アカメガシワに付いては昨年の6月24日に綴った。アカメガシワの黄葉はハゼノキの紅葉が最盛期の頃に別の斜面で綺麗な黄色に輝いていた。
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                        (アカメガシワの黄葉  12月4日撮影)

 隣には同じ大きさのハゼノキも有りその紅葉と黄葉を競い合っていた。
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           (隣のハゼノキの紅葉と黄葉との争い  12月4日撮影)

 4日後は雲リ空で色鮮やかではないが、まだ美しさではお互いに譲っていない。
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           (隣のハゼノキと黄葉と紅葉の争い  12月8日撮影)

 更に1週間後ではどちらも葉が減ってきた。両者の間に、逆行で光っているススキの穂も紅葉争いに加わっていた。
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            (逆光に光ったススキも加わった  12月15日撮影)
        ---2007年12月24日のブログより転載終了---
 
<アカメガシワ(赤芽柏)>
  トウダイグサ科、アカメガシワ属
  別名:ゴサイバ(五菜葉),メシモリナ(飯盛菜)
  名前の由来:新芽や新しい葉が赤く 広い葉をカシワと呼んだ

<特徴>
  高さ10メートルまでの落葉広葉樹
  7~8月開花する
  10月頃黄葉する
  ハート型から楕円のおおきめの葉
  雌花は熟れるとコブシの様にかたまり中に小さな黒い実が出来る
  カシワと同じように昔は食物をこの葉に盛った
        ---2007年6月18日のブログより転載終了---

《ネズミモチ(鼠もち)》
 次は、登山道に良い香りを漂わせていたネズミモチ(鼠もち)の木だ。実は、この木は5月26日に綴ったイボタノキだとばかり思っていた。花の色や形と匂いが良く似ていた。開花が遅かったのは個体差であろうと思っていたのだ。しかし、その後、アチコチで良い匂いを漂わせているので、おかしいな、別の木かな?と、思い始めた。そこで、今週初めに葉を比較したら、大きさや形状が違うことが判明した。
 写真を撮るタイミングが遅くなり、木全体の開花状況が大半が枯れた後になってしまった。
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                ネズミモチ(鼠もち)開花も終了間近
 花はイボタノキと比較出来る様、イボタノキの前回の写真も合わせて掲載する。
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                   ネズミモチ(鼠もち)の花
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                イボタノキの花(5/26再掲載)
 共に、モクセイ科、イボタノキ属なので花の色や形状や匂いが似ているのはしょうが無いが葉の違いに気がつくべきであった。そして今、両方の写真を並べてみたら、花序(房)も三角形と逆三角形で違っている! あ~、恥ずかしい!!!

 今日の歩数は 8,968歩、今週の累計歩数は 57,129歩/6日。

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