香貫山の植物  タマゴタケ(その2)

タマゴタケの成長過程

 タマゴタケに付いては7月4日に綴ったが、その後の継続観察で得られた画像を加えてタマゴタケの成長過程を纏めてみた。(同一のキノコではなく、異なるキノコの成長段階を並べたものである事を申し添えておく。)
 
1. 先ず、卵の形にそっくりの白い物が地表に現れる。表面に土が付いていたり凸凹が有るが遠目には卵が立っている様に見える。これがタマゴタケの名前の由来だと実感した。
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 この卵がどのようにして地表に現れたか?の情報は得られていない。

2. 次に、殻の天辺が割れて赤いキノコが見え始める。
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3. そして、笠を閉じた状態でキノコが背を伸ばして殻から完全に抜き出る。
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4. そして、更に背を伸ばしながら笠を全開させる。
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5. 色は笠を閉じている時が真っ赤で一番綺麗だ。笠を開くと赤味が次第に減少して行き、最後は真っ赤な色は失せて平凡なキノコになってしまう。
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【余談】
1.1 上記1項の立っている卵の他に、横になって転がっていた卵も有った。その存在に気付かずに私が足で蹴飛ばしたのかも知れない。そのままにしておくのも可哀相なので、落葉を掻き分けて卵を立てておいた。ひょっとすると成長するかも知れないと考えたのだったが・・・。
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2.1 翌日、覗いてみると頭部を坂下に向けて倒れ込んでいた。
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 しかし、卵の下部はかなり伸びていた。1.1の転がっていた状態では卵の下部には何も出っ張りは無かったので、私が卵を立てた以降に伸びたと考えられる。
 ここからは推測になるが、卵の内部で幼いキノコは蓄えられた養分で成長を続けて茎を伸ばし続けたが、水分や養分の補給を絶たれてしまっていたので赤い頭を殻から出せずに倒れ込んでしまったのだろうと考えられる。

2.2 一方、1項の立っていた卵は水分と養分を取り続けて順調に成長して、翌日には真っ赤な頭部が白い殻を破って見えていた。
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 このキノコの地中部は2.1項のキノコの下部と同じ様に長く伸びていることだろう。

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この記事へのコメント

2010年07月08日 21:10
タマゴタケってこんな風に変化していくのですね。
最後の状態は普通に見られるキノコと同じですね。
わかりやすく写真で解説していただき勉強になりました。
2010年07月08日 22:09
今までにキノコに関しては殆ど興味を持たなかったですが、今回のタマゴタケで少しキノコに対しても興味を持ちました。もっとも、マツタケが香貫山で見つかれば、もっとキノコに興味を持つでしょうし目の色が変わるでしょう。しかし、それは有り得ません(笑)。
寅太
2010年07月09日 16:29
タマゴタケは面白いものを見させていただきました。
最初に地表に現れる時は、豆粒くらいの大きさから大きくなるのでしょうか。
不思議ですね。
3番目の画像は色は違いますが、卵にそっくりです。
4番目からは平凡なキノコです。
2010年07月10日 00:36
こんばんは。
本当に卵のようですね。
タマゴの殻が割れて赤いキノコの成長の様子が良く分かりました。
デコウォーカさんの記事を見せていただいていましたので、高尾で見た時はすぐに分かりました(笑) 4番目の画像と同様のキノコがありましたので友人と根元を調べましたら白い殻が見えました。
高尾で見たキノコは、このように綺麗なキノコではありませんでしたが・・。
2010年07月10日 16:12
寅太さん、今日は。
白い卵がどのようにして出てくるのか興味が湧くのですが、その様子を見ていません。多分、仰るとおり豆粒くらいから次第に大きくなると思うのですが、その小さい豆粒を見ていません。そうですね、3枚目の笠を閉じている部分も赤く塗られた卵にそっくりですね。新しい名前の由来説になりそうです(笑)。
2010年07月10日 16:16
杏さん、今日は。
タマゴタケの物語を読んで頂き有難うございます。1週間通い詰めた結果です。間違っていたらゴメンナサイ。このキノコは笠を開く前が超綺麗で、そのまま成長を止めて欲しく思いました(笑)。