七面山(その4)
敬慎院・随身門(1,710m)~七面山山頂(1,982m)
七面山山頂への道は、ここまでの急階段の続いた参道から一変して美しいカラマツ林の中の登山道になった。土もフカフカと柔らかくて歩き易い。
道脇にオオイヌノフグリに似た花が咲いていた。帰宅して調べたらテングクワガタ(天狗鍬形)で、わが国での分布域は北海道、本州の尾瀬、北アルプス、八ヶ岳、七面山とあったので他所では見れない花だった。
暫く林の中を進むと熊笹の間を縫って明るい林縁へ向かって行く、小道らしきものがあった。
七面山山頂の手前にはナナイタガレと呼ばれる大崩落跡があるが、そのナナイタガレの北端にある展望所に通じる道ではないかと推測して進んでみた。やはり、間違いはなかった。林縁のロープの先はガスに覆われた稜線からほぼ垂直に落ち込んでいて、まるで地獄の谷に通じている大崩だった。
林縁は現在でも崩落が進んでいて、樹木が斜めになっているもの、横倒しになっているものもあった。
ナナイタガレは、七面山の名前の由来になったといわれている。この大崩落は七面山頂上
の直下まで大ガレが食い込んでいて、この縁をなぞるように樹林帯を登り詰めると七面山の山頂に着く。
更に樹林帯を登って行くと湿気の多い所に白い小さな花が咲いていた。帰宅して調べたらオサバグサ(筬葉草)だった。このオサバグサは一属一種の本邦特産の植物と言う。


近くに天城山・皮子平で見たミヤマハコベ(深山繁縷)も咲いていた。
進行方向左手の明るい所はナナイタガレでそれに沿って登山道が進んでいる。ロープで進入禁止になっているが、見通しの良さそうな所で崩落の様子を覗いてみることとした。
垂直に崩落しているので足元は何も見えないが左右だけは何とか撮影出来た。しかし、谷底まで見えるド迫力の景色は撮影出来なかった。


君子危うきに近づかずで、直ぐに登山道へ戻った。
【七面山山頂 12:55着】
林床にシダが生えた所を通り抜けると明るい広場が見えてきた。そこが七面山山頂(標高 1,982m)だった。
山頂は樹木を切り開いた広場になっていて展望は得られなかった。
広場の中に1本だけサクラの様な花を咲かせ始めていた木があった。甘利山で見たアズキナシ(小豆梨)だった。
樹木に囲まれた広場になっている為か風も無く暖かい日を浴びて、遅くなった昼食を取った。
<テングクワガタ(天狗鍬形)>
ゴマノハグサ科、クワガタソウ属
<特徴>
多年草、山地~亜高山帯の湿った草地などに生える
茎の高さは10~20cmで、下部は地面を這う
6月~8月、茎先の総状花序に直径5~7mmの淡青紫色の花を付ける
花冠は4個に裂け、下の1個がやや小さい
葉は対生し、柄がなく、楕円形~楕円状卵形
<オサバグサ(筬葉草)>
ケシ科、オサバグサ属
名前の由来:葉の形がシダ類に似て、機織の筬(おさ)に似ている
<特徴>
多年草、本州中北部の、亜高山帯の湿り気のある樹林内に生える
花は6月中旬~から7月上旬に白い小さな花を穂状に付ける
白色の4弁の花を下向きに多数付ける、花弁は長楕円形で長さは5mm
葉の形がシダ類に似ている
オサバグサは一属一種の本邦特産の植物
七面山山頂への道は、ここまでの急階段の続いた参道から一変して美しいカラマツ林の中の登山道になった。土もフカフカと柔らかくて歩き易い。
道脇にオオイヌノフグリに似た花が咲いていた。帰宅して調べたらテングクワガタ(天狗鍬形)で、わが国での分布域は北海道、本州の尾瀬、北アルプス、八ヶ岳、七面山とあったので他所では見れない花だった。
暫く林の中を進むと熊笹の間を縫って明るい林縁へ向かって行く、小道らしきものがあった。
七面山山頂の手前にはナナイタガレと呼ばれる大崩落跡があるが、そのナナイタガレの北端にある展望所に通じる道ではないかと推測して進んでみた。やはり、間違いはなかった。林縁のロープの先はガスに覆われた稜線からほぼ垂直に落ち込んでいて、まるで地獄の谷に通じている大崩だった。
林縁は現在でも崩落が進んでいて、樹木が斜めになっているもの、横倒しになっているものもあった。
ナナイタガレは、七面山の名前の由来になったといわれている。この大崩落は七面山頂上
の直下まで大ガレが食い込んでいて、この縁をなぞるように樹林帯を登り詰めると七面山の山頂に着く。
更に樹林帯を登って行くと湿気の多い所に白い小さな花が咲いていた。帰宅して調べたらオサバグサ(筬葉草)だった。このオサバグサは一属一種の本邦特産の植物と言う。


近くに天城山・皮子平で見たミヤマハコベ(深山繁縷)も咲いていた。
進行方向左手の明るい所はナナイタガレでそれに沿って登山道が進んでいる。ロープで進入禁止になっているが、見通しの良さそうな所で崩落の様子を覗いてみることとした。
垂直に崩落しているので足元は何も見えないが左右だけは何とか撮影出来た。しかし、谷底まで見えるド迫力の景色は撮影出来なかった。


君子危うきに近づかずで、直ぐに登山道へ戻った。
【七面山山頂 12:55着】
林床にシダが生えた所を通り抜けると明るい広場が見えてきた。そこが七面山山頂(標高 1,982m)だった。
山頂は樹木を切り開いた広場になっていて展望は得られなかった。
広場の中に1本だけサクラの様な花を咲かせ始めていた木があった。甘利山で見たアズキナシ(小豆梨)だった。
樹木に囲まれた広場になっている為か風も無く暖かい日を浴びて、遅くなった昼食を取った。
<テングクワガタ(天狗鍬形)>
ゴマノハグサ科、クワガタソウ属
<特徴>
多年草、山地~亜高山帯の湿った草地などに生える
茎の高さは10~20cmで、下部は地面を這う
6月~8月、茎先の総状花序に直径5~7mmの淡青紫色の花を付ける
花冠は4個に裂け、下の1個がやや小さい
葉は対生し、柄がなく、楕円形~楕円状卵形
<オサバグサ(筬葉草)>
ケシ科、オサバグサ属
名前の由来:葉の形がシダ類に似て、機織の筬(おさ)に似ている
<特徴>
多年草、本州中北部の、亜高山帯の湿り気のある樹林内に生える
花は6月中旬~から7月上旬に白い小さな花を穂状に付ける
白色の4弁の花を下向きに多数付ける、花弁は長楕円形で長さは5mm
葉の形がシダ類に似ている
オサバグサは一属一種の本邦特産の植物











この記事へのコメント
テングクワガタの分布域は北海道、本州の尾瀬、北アルプス、八ヶ岳、七面山と資料にありましたので他では見れないかもしれません。七面山の大崩落は覗き込むのに、へっぴり腰でしたよ(笑)。
七面山の信者は午前中は下山する人(宿坊に前夜宿泊)、午後は登る人(宿坊に夜泊まる)のようです。平日でしたが下ってくる信者は20人ほどいたと思います。午後は別のルート(北参道)でしたのでゼロでした。
疲れて登って行く中で綺麗な山野草を見ると慰められますね。今回見たクリンソウは花壇に植えられていましたが豪華で綺麗でした。
ナナイタガレのロープの内側を通り抜けるのでしょうか。
こんな恐いところでも花に目が行くのはさすがです。
2千mの山頂は木が茂って、ちょっと高い山の感じではありません。
展望が開けたら、足が震えるのではないでしょうか。
ナナイタガレを除けば危険な所はありません。ナナイタガレも覗かずに過ぎ去れば問題はありません。怖いもの見たさに駆られて行動すると危険が待っていますね。無事帰ってきましたので良しとしましょう(笑)。三角点の有った山頂とナナイタガレの距離は解っていませんが、もし見える距離でしかも木が茂っていなければ足が震えて歩けなくなりますね。見えぬが仏だったかもしれませんね(笑)。
しかし、七面山の大崩落は危険が一杯です。
私にはとても、とても…。
七面山は高山だけでなく別の要因で植生が異なるのかも知れません。信仰の山である事は関係ないと思いますが・・・。ナナイタガレの大崩落は怖いです。直ぐに引き返してきました。