雪頭ヶ岳ウォーキングⅡ(前編)

根場入口バス停(910m)~雪頭ヶ岳山頂(1,730m)

 5月9日に御坂山地の西湖に面した雪頭ヶ岳と鬼ヶ岳に行って来た。この両山には昨年の10月に毛無山~十二ヶ岳~金山~鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳と縦走して、今回のスタート地点の根場(ねんば)入口バス停まで降りている。今回は逆に根場入口バス停からスタートして雪頭ヶ岳~鬼ヶ岳まで行き、そこから前回とは反対方向へ進み鍵掛峠を経由してスタート地点に戻る周遊コースを歩いて来た。(文字が不鮮明ですが、鍵掛峠の標識から今回のマップを切り抜き、追記して一番最後に記載しておきます。)

【根場入口バス停 8:15発】
 根場入口バス停から東入川に沿って進むと、新緑に染まり始めた山野の向こうにこれから登る雪頭ヶ岳が聳えていた。前回、麓から見た雪頭ヶ岳は綺麗な紅葉に染まっていた。
画像

 林道脇に咲いていたヤマブキが綺麗だった。
画像


【堰堤 8:30着】
 堰堤広場で小休止した後、涸れ沢を越えて檜林の山道に入った。
画像

 植生林の中は薄暗くて林床には未だ緑色が少ない。暫くはヒトリシズカがポツポツと咲いていたが、それも無くなり味気ない、苦しいだけの急坂となった。
 1時間ほど登った所で唐松林になった。唐松が芽吹き始めていて薄緑の空間が広がった。
画像

 明るい林になると、途端に林床にはタチツボスミレの他にアケボノスミレやエイザンスミレ等が現れ始めた。
画像画像
       (アケボノスミレ)                    (エイザンスミレ)

 ヤブレガサの傘の開き具合が異なる群落が有ったので、以下に傘が開いて行く順番に載せる。
画像
画像
画像


【ブナ原生林 10:00着】
 スタートして1時間45分でブナ原生林の標識のある所に到着した。ここのブナはやっと天辺付近の芽が出始めた所で、未だ冬の姿だった。
画像画像






 やがて登山道は山の斜面から稜線に出た。左にはバイケイソウが出始めた林床が、右には樹間から富士山が見え始めた。
画像画像


 登山道の右側の木々が開けた所に出ると左手に富士山が、右手に南アルプスの白い雪を戴いた山々が見えていた。
画像
画像

 山頂が近くなって来た。焦る気持ちを抑えて進むと大きな岩の所で右折した。岩壁の隙間に一列に並んで小さなピンクの花が咲いていた。
画像
画像

 陽の光を真上から受けた花がピンク色に輝いていた。
画像
画像

 同行者にコイワザクラ(小岩桜)と教えて頂いた。一昨年の7月に岩木山で出合ったミチノクコザクラ(陸奥小桜)以来のサクラソウ科の可愛い花だった。

<コイワザクラ(小岩桜)>
  サクラソウ科、サクラソウ属
<特徴>
  多年草、山地の岩場に生える
  4~5月に咲く
  草丈は10cm程度
  葉は長さ3cm程度の円腎形で柄がある
  分布は紀伊半島、中部地方南部、関東地方西南部

 今回の山行マップを以下に載せる。
画像


 明日に続く。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

驚いた
ナイス ナイス
かわいい

この記事へのコメント

hanatetsu
2010年05月11日 19:51
凄いです!!!
特定の地域の岩場に咲くと言われるコイワザクラを初めて見ました。
2010年05月11日 22:44
コイワザクラがとっても素敵です!デコさんのブログを見るとき地図を見ながら位置関係を知って自分もその中に入って行こうと努力します(笑)。でも厳しいので全然入れません。私の見た地図では「節刀ヶ岳」とありました。(どうでも良い事ですが)
2010年05月11日 23:12
初見のコイワザクラです、咲いている場所の岩も光りに輝く花もとても素晴らしいですね。
2010年05月12日 08:38
デコウォーカさん、おはようございます。
ヤマブキやスミレ、庭で見るお花も、山で出合うとまた、違った感じなのでしょうね。
ヤブレガサも種類があるのでしょうね、こちらのヤブレガサとは、また違いますね。
登山道から眺めた富士山の景色、素晴らしいですね~。
湖を撮り込んでの構図、素敵です。
「ミチノクコザクラ」初めて拝見しますが、可愛らしお花ですね。
一輪だけ見ると、ちょっと雰囲気が、シバザクラにも似ているような・・・?
kirari
2010年05月12日 08:48
訂正です。
「ミチノクコザクラ」と書いているのは、「コイワザクラ」の間違えです。(汗)
シバザクラとは、科は違うのに雰囲気が似ていますね。
2010年05月12日 17:38
hanatetsuさん、今日は。
コイワザクラは山梨県や箱根でしか見れ無いようで、帰宅して調べてビックリしています。岩の壁に貼り付いて咲いている様は可憐さも感じました。
2010年05月12日 17:46
信徳さん、今日は。
今回の山行での最高の収穫はコイワザクラと出会えた事でした。岩壁にへばりつくように咲いていた花は健気で可憐でした。
今回の山行マップは拡大すると文字が掠れて見難かったので省略したのですが、参考にこの記事の最後に追加しておきます。雪頭ヶ岳、節刀ヶ岳も同じ発音ですが鬼ヶ岳を挟んで南北に位置しています。節刀ヶ岳も追記しておきました。
2010年05月12日 18:00
OSAMIさん、今日は。
今回の山行での最高の収穫はコイワザクラと出会えた事でした。岩壁にへばりつくように咲いていた花は健気で可憐でした。こんな事があるので山行は止められませんね。光が射していて綺麗に撮れて良かったです。
2010年05月12日 18:14
kirariさん、今日は。
ヤマブキやスミレ等、花壇でも良く見る花でも、山野で見ると別物の様に感じます。ヤブレガサの葉が完全に開ききった物を撮影していなかったので記載していません。開ききらないものだけなので、別の種類に感じたかもしれません。湖と富士山はなかなか綺麗で好きな景色です。この後も色々出てきますが飽きずに見て下さい。コイワザクラはシバザクラとも似ていますね。科が違うんですね、同じかと思いました。
寅太
2010年05月12日 19:48
素晴らしい。葉より大きな花は凄いですね。
岩場でも生えるところと生えないところは、微妙に条件がちがうのでしょうか。
花の色も多彩ですね。
2010年05月12日 21:44
寅太さん、今晩は。
写真と同じ様に、確かにコイワザクラの葉は花よりも小さかったと思います。岩壁の割れ目に育っている様でした。急いで撮影していましたので、環境条件等まではゆっくりと見れませんでした。