私の滝百景  鮎壷の滝

鮎壷の滝(静岡県駿東郡長泉町)

 昨年の12月19日に綴った鮎返しの滝の約2km西方に鮎壷の滝がある。鮎返しの滝は大場川流域であるが、鮎壷の滝は黄瀬川流域にある。何故かどちらも鮎の字の付く滝である。どちらも下流の狩野川に注ぐが、そこから登ってくる鮎がこの滝どまりであることから名付けられたのだろうか。

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 黄瀬川と大場川の上流には不動の滝五竜の滝がそれぞれあることは昨年の12月15日と16日に綴った。そして両滝も直線で1km強しか離れていないことも綴った。何か下流の鮎返しの滝と鮎壷の滝との関係と良く似ている。
 この鮎壷の滝にも冬の明るい陽を受けて滝壺回りに綺麗な虹が出ていた。
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 滝の西側に有った説明板を以下に載せる。富士山から流出した三島溶岩流の末端に懸かる滝で、高さは8mとある。
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 更に、4つの特徴を持った溶岩流の断面を見られるという事で県の天然記念物に指定されたとも記されている。
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 鮎壷の滝の由来はここで鮎が止められて滝壺に群れていたことによると言う。また滝壺が藍のように青いので「藍壷の滝」、滝壺から富士山が見えるので「富士見の滝」とも呼ばれたと言う。現在では滝と富士山の間に大きなマンションがあって富士見の滝の景観が損なわれてしまったのは残念なことである。
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 滝の下流には平成10年に「鮎壷のかけ橋」の吊橋が懸けられ両岸の住民の行き来や散策が容易になった。
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 そして、下流の川岸から見る滝の景観アップにも貢献している。
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 吊橋以外にも滝周辺は散策路、遊具やベンチ等、鮎壷公園として良く整備されている。
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 (注記:本記事は昨年の12月に撮影した画像を使用して綴った。)

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この記事へのコメント

2010年02月11日 13:58
このような滝では鮎は滝を登る事が困難でしょう。この滝壺付近には鮎が沢山いる事でしょう。水量が多いですね。魚道を作れば上流まで登って行くでしょうが必要ないのでしょう。
寅太
2010年02月11日 18:18
思いだしました。住宅街が迫っている滝でしたね。
このつり橋はちょっと変ですね。
片側の鉄柱(手前側)が誰かに持ち去られたのではありませんか。
富士の見える景観を返して欲しいですね。
hanatetsu
2010年02月13日 10:19
鮎壺の滝、水量が凄く迫力があります。
これでは鮎も遡上出来ませんよね。
私の高尾の案内人は鮎釣り師でもあり、頂いた鮎はすぐに冷凍保存し正月に塩焼きで食べるのが楽しみになっています。
塩焼きの鮎で一杯は最高!!
2010年02月16日 17:49
信徳さん、今晩は。
この鮎壷の滝まで現在も鮎が上ってきているかどうかは私は解っていません。下流の沼津市内の狩野川では最近は釣り人を見ていませんので、多分鮎は上ってきていないと思います。昔は黄瀬川と狩野川が合流する辺りでも鮎を釣ったと聞いていますので、その頃にはこの鮎壷の滝は鮎の姿が多かったでしょう。
2010年02月16日 18:02
寅太さん、今晩は。
既に綴った住宅地が迫っていた滝は五竜の滝で、今回の鮎壷の滝よりも上流にある滝ですね。
凄い洞察力ですね。吊り橋の橋桁が片一方には無い様です。念の為、ブログに載せていない反対側から撮影した画像を見たら、橋桁がありませんでした。片持ちの吊橋の様です。今度訪れた時に再確認しておきましょう。
2010年02月16日 18:09
hanatetsuさん、今晩は。
そうですね、この滝を鮎は遡上出来ないと思います。しかし、そもそも現在ではここまで鮎が遡上して来ないのではないかと思っています。狩野川のもっと上流の伊豆半島内部では鮎釣りが盛んですが、この滝の下流の狩野川では鮎釣り人を全然見かけません。鮎の塩焼きで一杯は美味しいですよね!