箱根湿生花園の花(その43)           

カセンソウ、オトギリソウ、チダケサシ

《カセンソウ》
 植生復元区に黄色の花が一塊になって咲いていた。
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 キク科のカセンソウ(歌仙草)だった。歌仙草とは面白そうな名前なので由来を調べたが、どの資料にも不明とあった。
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<カセンソウ(歌仙草)>
  キク科、オグルマ属
<特徴>
  多年草、明るい草地に生える
  7~9月に黄色の花を咲かせる
  花径3cm程度
  葉は硬くて細長く葉脈が裏まで浮き出る
  草丈は80cmまで

《オトギリソウ》
 オトギリソウは香貫山の植物で既に綴っていて、その中でオトギリソウの株の下の方の葉や茎は赤く染まっていると綴っている。そして、オトギリソウの由来を「この草の秘薬の秘密を漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺し、その時飛び散った血は葉にかかりしみが出来て赤くなった」とも綴った。
 今回、植生復元区の木道を歩いていたら、茎の下部が赤く染まっていたオトギリソウを見つけた。
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 この株は蕾も赤く染まっていた。これだけ赤く染まったオトギリソウは初めて見たが、名前の由来が良く理解出来た。

《チダケサシ》
 上のカセンソウやオトギリソウの画像の中で、ピンクの花が見えているのはチダケサシだ。植生復元区にはチダケサシが至る所で群生していた。チダケサシも既に香貫山の植物で綴っているが、湿生花園で今を盛りに咲いているチダケサシの模様を以下に載せる。
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この記事へのコメント

2009年08月07日 19:24
カセンソウは初見です、オグルマ属ですから花も葉も少しオグルマに似た感じがありますね、チダケサシの鮮やかな色が綺麗です。
2009年08月07日 20:45
チダケザシのピンクが素敵です。このチダケザシは・・・ショウマに似ているのでとても好きです。
2009年08月08日 07:18
カセンソウ、チダケサシは初めて見ます。広々とした湿生花園で見ると素晴らしいでしょうね。
hanatetsu
2009年08月08日 09:02
箱根湿生花園の植生復元区を散策する親子連れが微笑ましいです。
オトギリソウの陰惨な話とは全く違う夏休みの楽しい光景です。
2009年08月08日 15:11
OSAMIさん、今日は。
キク科の花はどれも同じ様に見えてしまいます。チダケサシは花が咲き終わった所は汚いので、そこを避けて撮影しました。綺麗な花なので好きな花の一つです。
2009年08月08日 15:14
信徳さん、今日は。
チダケサシのピンクの花穂が綺麗ですね。私も好きな花の一つです。xxショウマに似ていて、いつも同定に苦労します。薄いピンクのものは、まずチダケサシだろうと思って見ています。
2009年08月08日 15:17
eijiさん、カセンソウもチダケサシも群生している姿は綺麗です。湿生花園ではこれ以外にコオニユリやクガイソウ等の花も加わって見事な風景となっています。
2009年08月08日 15:22
hanatetsuさん、今日は。
箱根湿生花園にはいつも観光客が多く訪れていて、撮影する時に苦労しています。こう言う風景では人物入りも良い雰囲気になりますね。オトギリソウの兄弟話は、少し残忍性があり、植物の名前の由来としては感心しませんが、この濃い赤色を見ると成る程と感心してしまいます。
2009年08月09日 00:53
こんばんは。
箱根湿生花園、広々とした草原に様々な植物が花を咲かせていますね。
デコウォーカさんが、昨年チダケサシを載せられて綺麗な花だと思いました。出会いたいと思っていましたが、山梨でチダケサシの花を見つけた時は嬉しかったです♪淡いピンクの花にシベの先が淡い紫色で綺麗です。
オトギリソウ、鮮やかな黄色い花に茎や葉の下部が赤く染まっていますね。先日高尾で見ましたが、これほど赤く染まっていませんでした。
寅太
2009年08月09日 06:10
山渓のポケット図鑑では、無理やりにカセンソウを推定していた。
よく似たオグルマは高貴な車の“御車”で、これに“歌仙”が乗っていたというのである。(はてな?)
2009年08月10日 16:12
杏さん、今日は。
チダケサシは薄いピンクの花弁と、シベの紫も混じって綺麗な花ですね。香貫山でも可愛い花の一つです。オトギリソウの下部の茎や葉がこれほど赤い物は私も初めて見ました。名前の由来どおりで感心しました。
2009年08月10日 17:05
寅太さん、今日は。
すると、オグルマとカセンソウの違いは歌仙が乗っていたか、乗っていなかったかの違いですね。すると、カセンソウからは和歌でも聞こえてくるのかな(笑)?