山伏ウォーキングⅡ(その1)           

西日影沢登山口(950m)~大岩(1,130m)~蓬峠(1,440m)

 山頂のヤナギラン群生を見る為に、一昨日(8月16日)山伏(やんぶし)に行って来た。山伏には今年5月に登っていてその時、8月にヤナギランの群生を見る為に、再度登る事を考えていた。
 ネット情報によると、8月10日前後が山伏のヤナギランが最盛期との情報があり、その頃登る予定だった。しかし、生憎この頃は天候の悪い日が続いた為、今年の再登山は諦めていた。しかし、天気も安定してきたので、1週間後でもヤナギランは咲いているだろうと考えて8月16日に行く事にした。

 登山コースは前回と全く同じだったので、途中で見た山野草やその他を綴るに留める。スタートの西日影沢登山口の駐車場からこれから登る方向を見上げると、前回同様青空の中に山伏の急峻な斜面が見えていた。手前の沢の土手にはススキの穂が顔を出していた。前回はここにヤブウツギの赤い花が咲いていた。
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【西日影沢登山口 8:55発】
 西日影沢には前回に比べて水の流れが多く感じた。梅雨明けまでの大雨の影響が有るのだろう。沢を渡る時には注意が必要になるかも知れない。
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 沢沿いの登山道に入ると、沢を流れる水の音がザアザアと物凄い。しかし、沢を渡る場所ではそれ程でもなく岩の上を苦も無く歩いて渡れた。
 わさび田を過ぎ、大岩まで進んだ。前回はここでは休憩もせず先に進んだが、今回はここで暫しの休憩を取った。
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 道標に山伏と反対方向に進むとわさび小屋と有ったので、少し覗いて見た。すると大岩の陰に小さな建屋が隠れていた。
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 わさび田は今では使われていないが、わさびの生産をしていた時の作業用の小屋だった様だ。
 元の位置に戻って大岩を見上げると、何やら白い花が咲いていた。
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 黄色の丸線部をズームで撮影した。
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 葉が大きくて形が良いし、花茎に白い花が吊る下がって咲いているのでギボウシかとも思うが、ギボウシにしては花茎が短かそうだ。今の所、名前は不詳。

 ここまでも、この先も登山道の両側の草は綺麗に刈り取られていた。感謝しながら歩いて行くと刈り残しだろうか、オオバジャノヒゲの小さな株に花が咲いていた。
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 回りにはオオバジャノヒゲの刈り取られた大きな葉が散乱していたので、刈られていなければ大きな花が咲いていただろう。しかし、ウォーカーの歩き易さを考えれば致し方が無い。
 沢を渡る最後の橋が出てきた。
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 沢を渡る前に苔むした岩を見ると、何とイワタバコが咲いていた。
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 花茎に毛も無いし、葉も左右対称なのでイワタバコだ。愛鷹山のイワタバコは愛鷹山のイワタバコ(その4)で7月25日頃が最盛期だったと推測したが、それよりも20日経っているが、標高差を考えると妥当なのだろうか?
 沢を渡った先の岩場にもイワタバコが咲いていた。
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 今年はケイワタバコも含めて何回イワタバコに出合っただろうか?

 沢を渡る際に、沢の中の岩上に黄色のトリトマの様な綺麗な花が咲いていた。下の画像で赤い丸で囲った花がそれだ。
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 ズームで撮影したが鮮明に撮れなかったので、この先でも見れるだろうと考えて先に進んだ。すると何と2ヶ所で見る事が出来た。
 帰宅して調べたら、キク科のメタカラコウ(雌宝香) だった。
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<メタカラコウ(雌宝香)>
  キク科、メタカラコウ属
  名前の由来:オタカラコウに比べて優しく見える
<特徴>
  多年草、山地に生える
  6月~9月、花茎を伸ばして
  長い総状花序に黄色い頭花を咲かせる
  総苞は短い筒形で、舌状花は1~3個ある
  草丈は60~100cm、葉は三角状心形

【蓬峠 10:45着】
 前回は蓬峠までは1時間22分で到着したが、今回は1時間50分も掛かってしまった。夏場の登山はやはりキツイ。
  

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この記事へのコメント

2009年08月18日 23:12
御岳山では見ることが出来ませんでしたが、こちらでは綺麗なイワタバコが咲いていて良かったですね、メカラコウは丈も有ってよく目に付く花だったと記憶していますが、良く咲いていますね。
2009年08月19日 01:02
こんばんは。
今年の夏は雨が多かったからでしょうか、沢の水は多いようですね。
登山道沿いに、様々な花を見つけられましたね。
沢の水の音、吹く風も涼しかった事でしょう。
苔むした岩に張り付くようにして大きな葉を付けたイワタバコの花は綺麗ですね。メタカラコウの花は、初めて見せていただきました。鮮やかな黄色い花を咲かせて綺麗です。
2009年08月19日 07:05
お早うございます!深い山ですね、まだイワタバコガ綺麗に咲いている。最近思っていることは見せていただくイワタバコの葉が非常に大きいと言うことです。我が家のイワタバコはそれはそれは葉が小さくて、どうして大きくならないのか不思議でたまりません。
hanatetsu
2009年08月19日 07:27
ススキのある西日影沢登山口の画像から、早くも秋を感じます。
メタカラコウ、初見です。名前も初めて知りました。
花の形もユニークで、色もとても綺麗です。
2009年08月19日 16:56
OSAMI、今日は。
またまたイワタバコに出合いました。今年は良く出会いましたが、これが最後でしょう。メタカラコウは背が高くて良く目立ちます。最初見た時は離れていたので園芸品種の花が咲いているのでは、と不自然さを感じました。花の向きが1方向を向いているし、舌状花も1枚の花弁で、面白い花ですね。
2009年08月19日 17:11
杏さん、今日は。
今年の梅雨は雨が多かったので沢の水は多かった様に感じました。今年はイワタバコに良く出合いました。メタカラコウは背が高くて黄色の花を穂状に付けますので遠くからでも綺麗に見えます。最初見た時は園芸種の花が紛れ込んだのかと思いました。
2009年08月19日 17:16
信徳さん、今日は。
今回もそうですが、イワタバコの葉の大きさは、小さいものから大きなものと色々有ります。撮影するものは葉が大きい方を選んでいます。葉の大きさだけでなく花の数も多いからですが。その株の生育年数で大きさが変わるように思っています。
2009年08月19日 17:21
hanatetsuさん、今日は。
私も今回ススキの穂を見て秋を感じました。香貫山ではまだススキの穂を見ていません。標高の高い所の植物は、もう秋を感じているのでしょうね。仰る通りメタカラコウの花はユニークです。花は一方向を向いているし、舌状花の花弁が一枚でした。背が高くて黄色なので遠くからでも良く目立ちます。
2009年08月20日 00:13
やはりギボウシの仲間ではないでしょうか。イワタバコも生えていそうな所を良く見るので、気付くのでしょうね。
メタカラコウは初めてですが、面白いはなですね。
オタカラコウに比べて優しいというのは、昔のことですね。このごろは反対です。
2009年08月20日 19:22
寅太さん、今晩は。
やはりギボウシの仲間ですかね。仰る通り、イワタバコを探していて、このギボウシモドキを見つけました。メタカラコウは一見に値します。是非、高尾山か何処かで見つけて見て下さい。オタカラコウも見てみたいですが、レディファーストで、先ずはメタカラコウからですね(笑)。