浮島ヶ原の植物(その4)             

シロバナサクラタデ、ママゴノシリヌグイ、ヌマトラノオ

 この前の日曜日(7/12)に浮島ヶ原自然公園に行って来た。前回は6月19日だったので3週間ちょっと経っていた。前回最盛期だったクサレダマは終わっていて浮島ヶ原公園は緑一色のヨシの原になっていた。しかし、湿原を巡る木道からヨシの間を探すと綺麗な花が咲いていた。

《シロバナサクラタデ(白花桜蓼)》
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 シロバナサクラタデは一昨年の10月26日に香貫山の植物で綴っている。その時の花の特徴等を以下に転載しておくが、花期は8~10月とあるので浮島ヶ原はそれよりも更に早く、香貫山は10月と遅い時期に咲く。随分花期に差が有るものだ。
 今、この特徴を見て、シロバナサクラタデが雌雄異株で有る事を思い出した。雌花の花柱(2~3個)は雄しべより長く、雄花では雄しべの方が長いと言う。撮影時にはすっかり忘れていた為に、今回も雌花だけの画像になってしまった。上の雌花のマクロ画像を以下に載せるが、次回には雄花を撮影することを忘れない様にしよう。
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                                (2009年8月5日のブログより転載)
<シロバナサクラタデ(白花桜蓼)
  タデ科、イヌタデ属
  名前の由来:サクラタデに似ていて、花色が白 

<特徴>
  多年草、 平地の湿地や草地、藪かげ
  花期 8~10月
  5枚の花弁に見えるのは萼片で、短い花柄がある
  雌雄異株
  雌花の花柱(2~3個)は雄しべより長く、雄花では雄しべの方が長い

《ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)》
 ヨシの葉にピンク色の可愛い花が点々と見えた。タデ科のママコノシリヌグイ(継子の尻拭)だ。小さな棘でしっかりとヨシに絡み付いていた。
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 可愛い花をマクロで撮影してみた。
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<ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)>
  タデ科、タデ属
<特徴>
  1年草 、日当たりの良い荒地に生える
  5~10月咲き、花の全体径1cm大
  花はみぞそばに似ている
  葉は三角で柄があり長い
  茎に小さなトゲがあり他の草に絡む
  草丈1m以上でつる性

《ヌマトラノオ》
  木道の直ぐ横のヨシが少ない所に小さな白い花穂が見えた。オカトラノオの仲間のヌマトラノオ(沼虎の尾)だ。
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 この花はオカトラノオと違って花穂が曲がらずに真っすぐ上に伸びている。
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<ヌマトラノオ(沼虎の尾)>
  サクラソウ科、オカトラノオ属
<特徴>
  多年草、日当たりの良い山地の川や沼沿い、湿原に生える
  7~9月に開花
  オカトラノオの様に花は曲らず直立する
  サクラソウに似た花形の5弁の白い花
  茎は赤みがさす
  草丈50cm以下

 最後に、この日の富士山の姿を載せる。
画像

 梅雨明け間近で、上空は晴れていたが富士山の上部には雲が掛かっていた。そして、この後富士山は全山雲の中に隠れてしまった。
 7月1日の富士山山開きから山頂までのルートは規制されていたが、富士宮ルートは7月14日午前0時に山頂まで規制解除されたと発表された。しかし、梅雨が明けるまでは登山にはまだまだ厳しいと思う。

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この記事へのコメント

2009年07月15日 23:24
こんばんは。
シロバナサクラタデが可愛い花を咲かせていますね。
昨年、初めてサクラタデの花に出会えましたが10月だったと思います。ママコさんも、可愛いピンクの花を咲かせていますね。
タデ科の花は可愛いです。こちらでもミゾソバが咲き始めたようですが、まだ今年は出会っていません。浮島ヶ原自然公園の緑の草原の中でヌマトラノオが綺麗な花を咲かせていますが、オカトラノオとは違い真っ直ぐに咲いていますね。今年は、花たちの開花が早いようですね。
2009年07月16日 07:04
お早うございます! ヌマトラノオは端正で真っ直ぐに伸びているのですね。ランの花を見ているようです。
hanatetsu
2009年07月16日 08:41
ヌマトラノオ、初見です。
直立して咲くのですね。出会ってみたいと思っています。
タデ科2種、アップ画像を撮っていませんでした。
2009年07月16日 11:02
なんとも早い感じですがシロバナサキクラダテが少し群生しているようですし綺麗に咲いていて良いですね、ママコノシリヌグイもマクロの画像で綺麗です。
寅太
2009年07月16日 11:54
シロバナサクラタデは赤い花茎に白い花が綺麗です。
ママコノシリヌグイは触ってみましょう。見るよりは触ると、侭子のつらさがわかります。
ヌマトラノオは直立して、その特徴が良く出ています。
最後は葦ですが、居多神社の親鸞の片葉の葦を思い出していました。
最後の画像の、右側の大きな葦などは、かなり葉が偏っています。
2009年07月16日 17:23
杏さん、今日は。
杏さんも10月にシロバナサクラタデの花を見ていますか。ここ浮島ヶ原は他に比べて、随分早く咲き始めたようです。タデ科の植物はサクラタデを除くと小さな花が多いですが、マクロでみるとなかなか可愛い花ですね。ヌマトラノオは初めて見ましたが、オカトラノオ程ではないですが綺麗な花でした。
2009年07月16日 17:29
信徳さん、今日は。
ヌマトラノオは穂が真っすぐ天に向って下から花を咲き上げる様子はランの仲間、例えばミズチドリ等に似ていますね。しかし、花を良く見るとサクラソウ科の5花弁の花ですね。
2009年07月16日 17:32
hanatetsuさん、今日は。
私もヌマトラノオは初めてでした。オカトラノオに比べると豪華さは無いですがなかなか綺麗な花でした。タデ科の花は小さい花が多いですが、マクロで見るとなかなか可愛いです。
2009年07月16日 17:36
OSAMIさん、今日は。
浮島ヶ原は日当りも良く、養分の多い湿地帯の為、シロバナサクラタデは他よりも早く開花したのではないかと推測しています。ママコノシリヌグイも明るい日の中でピンク色の小さな花がマクロで上手く撮影出来ました。
2009年07月16日 17:48
寅太さん、今日は。
ママコノシリヌグイは撮影の時、邪魔なヨシを移動させようとしたら、ママコに触って痛い思いをしましたよ。小さくて目には見え難いですが、シッカリと痛かったです。これが侭子のつらさでしたか。
思い出しました。越後の七不思議の一つ宮居多神社の「片葉の葦」ですね。浮島ヶ原は西風が多いはずですので、次回には片葉のアシを確認してみましょう。