天城山ウォーキング(その2)           

万二郎岳(1,300m)~馬の背(1,325m)~石楠立(1,270m)

 眺望の無い万二郎岳の山頂広場にもツクバネウツギの花が咲いていた。ここのツクバネウツギを良く見るとツクバネ(衝羽根)が赤く色付いていた。
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【万二郎岳山頂 10:23発】
 万二郎岳山頂を西に向って尾根道を進む。登山道を覆っている木々の背が低い為か、尾根道は明るい。
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 歩き始めて数分した所で、やっと念願の撮影可能なサラサドウダンの花に出会えた。
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<サラサドウダン(更紗灯台)>
  ツツジ科、ドウダンツツジ属
<特徴>
  落葉小低木、少し高地に生える
  5~7月頃に咲く、花の長さは12mm程度
  花の朱色のぼかし縦模様が美しい
  花や葉は紅どうだんより大きめ
  葉の茎が赤味をさす
  樹高は5mまで
  
 尾根道にもヤマツツジが咲いていた。ここのヤマツツジは標高が高い為、まだ蕾も多く最盛期はこれからの様だった。
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 万二郎岳から10分程で見晴の良い大きな岩場に着いた。しかし、生憎のガスで見晴は無かった。今回のコースでは富士山や東伊豆の海が見える唯一の眺望ポイントとコース案内にあったが・・・。
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 しかし、大きい岩に貼り付く様な格好をしてチチブドウダンが水平に枝を伸ばして、葉の下に花を付けていた。
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 眺望を諦めて先に進む。次第に細い急坂道になり、ガスが掛かっていた数段の階段に取り付いた。
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 階段を登ると狭い岩場だった。足場を決めて低い潅木の上から回りを見渡すと、目の前のサラサドウダンの向うにガスの掛かったピークが見えた。これから向う万三郎岳だろうか?
 又、ここがコース案内にある馬の背だろうか?
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 サラサドウダンの左に珍しい花を見つけた。しかし、狭い岩の上では十分な体勢が取れない。何とか枝を手繰り寄せて花を撮影した。
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 帰宅して調べたら、1属1種のヤマグルマ(山車)だった。
<ヤマグルマ(山車)>
  ヤマグルマ科、ヤマグルマ属
  別名:トリモチノキ(鳥もちの木)
  名前の由来:山に生えて,枝先の葉が車輪状に付く
  別名の由来:樹皮からトリモチを作る
<特徴>
  常緑高木、山地の川沿いに生え高さ20mまで
  5~6月に開花 、薄緑の花、集合花全体は10cm位
  星型の実も面白い
  葉は先細りの楕円形で車輪状に付く  
  1属1種の木
  樹皮を鳥もちの材料にする

 狭い尾根道は平坦になると同時に左右が広い所に出た。
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 更に進むと、アセビのトンネルの標識が現れた。
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 なるほど凄いアセビの木々が道を覆っている。
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 トンネルの中から左右のアセビの林を見ると、大きなアセビの木が密集して生えている。ここはアセビの密林の中の道だった。
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 暗くて撮影もままならず、フラッシュ無しで撮影した為ブレてしまった。

【石楠立 11:15着】
 長いアセビのトンネルを抜け、少し下って平坦な所に出ると石楠立(はなたて)に到着した。
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 ここで、暫しの休憩を取った。

 明日に続く。

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この記事へのコメント

2009年06月04日 19:54
ヤマグルマは面白い花ですね、葉のほうからヤマグルマの名前が付いたようですけど、写真を拝見すると花の方のも車みたいです。
2009年06月04日 22:22
ヤマグルマは初めて見る花です。アセビの巨木には驚きです。こんな大きな木のトンネル馬ならずとも人間も酔ってしまいそうですね(笑)。
hanatetsu
2009年06月05日 10:28
1属1種というヤマグルマ、珍しい花を見せて頂きました。
萼も花弁もないこの花、ブログを開いたら雄性先熟株と雌性先熟株があるとありました。新しい植物用語を知りました。

寅太
2009年06月05日 11:55
馬の背の向こうは首にあたる万三郎岳なんでしょうか。サラサドウダンの赤い筋が綺麗にでています。
ヤマグルマは面白いものを見させていただきました。ちょっと見た時は、山でトケイソウかと思いました。綺麗に撮れていますので、馬の背から落ちないように用心して下さい。
2009年06月05日 17:42
OSAMIさん、今晩は。
最初、ヤマグルマを見た時はビックリしました。ゲテモノの海のクラゲかイソギンチャクかと思いましたよ(笑)。そうですね、名前の由来は花の方からも有るでしょうね。
2009年06月05日 17:53
信徳さん、今晩は。
私もヤマグルマは初めて見ました。見た瞬間、化け物かとビックリしました。天城山のアセビは大きな木になっています。アセビ以外の木々も大きいです。
人間が酔ってしまうのなら馬酔木と書かずに人酔木と書かなければなりませんね。その時、果たして何て読みますかね?どうせ馬酔木もアセビとは読めないので、人酔木と書いてアセビと読めば良いですね(笑)。
2009年06月05日 18:00
hanatetsuさん、今晩は。
不気味な形をした花はやはり特殊な性質を持っているのですね。私の浅はかな知識だと、雄性先熟株とか雌性先熟株は自家受粉を避ける為だと認識しています。そうすると、雄性先熟株と雌性先熟株の両方が近くに無いと受粉出来ませんね。この狭い尾根道には2株無かったと思いますので受粉が出来ないですね。
2009年06月05日 18:13
寅太さん、今晩は。
私の推測では、私が立って撮影している辺りが馬の背で、手前に見えるピークが万三郎岳かと思っています。その先に見えるのは小岳(戸塚山)ではないかと思います。(間違っているかも知れません)サラサドウダンの赤い筋は綺麗ですね。そうですね、ヤマグルマはトケイソウにも似てますね。狭い尾根道の岩の上で撮影するのは初めてで、プロの写真家はこんな格好でも撮影するのかな?なんて考えてしまいましたよ。本人が思っている程には危険ではなかったかも知れませんが(笑)。
2009年06月06日 00:43
こんばんは。
ツクバネウツギの淡い花に赤く染まった衝羽根が可愛いですね。
サラサドウダンは可愛い花びらの先が濃いピンクですね。小さな花がお行儀良く集まって咲いています。鮮やかな色のチチブドウダンは小さなサクランボのように見えました。ヤマグルマは珍しい花ですね。花の色もグリーンで、形も車輪のような感じがしました。この木の樹皮でトリモチを作るのですね。
2009年06月06日 17:38
杏さん、今晩は。
白い花に薄いピンクの衝羽根が可愛かったです。サラサドウダン、チチブドウダンはそれぞれ綺麗でした。ヤマグルマを最初見た時は化け物かと思いました。このヤマグルマで作るトリモチが一番質が良いそうです。