甘利山ウォーキングⅡ(その3)          

甘利山山頂~汁垂小屋~広河原駐車場

 甘利山山頂に戻ると山頂の霧は消えていたが遠景は望めなかった。レンゲツツジを良く見ると株によって色合いが随分と違う。標準的な色合いは、
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 それに対して、一番濃い色合いを下左に、一番薄い色合いを下右に載せる。
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 駐車場広場へは汁垂小屋経由で戻る事とした。左は奥甘利山方向、右が汁垂小屋方向だ。
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 途中はなだらかなスロープでスキー場跡だと言う。
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 笹の中に点々とレンゲツツジが咲いていた。暫くすると笹の中に桜と見間違う程の白い花をつけた木が現れてきた。ズミ(コナシ)だった。
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 ズミには奥甘利山への途中でも会っていたが、ここ汁垂小屋付近が一番見事だった。満開の花と咲き始めの花を下に載せるが、咲き始めの時はピンクの蕾が混じっていて綺麗だ。
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 林道まで降りるとズミが一列に並んでいた。
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 ズミの赤い実は浅間隠山で見た事がある。ここでも秋になると赤い実が綺麗に稔ることだろう。
<ズミ(酸実)>
  バラ科、リンゴ属
  別名:コナシ(小梨)
  別名の由来:白いナシの様な花
<特徴>
  落葉中木、高原や高山に生える
  5~6月に咲く、花径3cm程度
  秋に赤い実がたくさんつく
  高さ10mまで

 林道沿いの草叢にはシロバナノヘビイチゴが咲いていた。
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 その横にはオオヤマフスマが咲いていた。
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<オオヤマフスマ(大山衾)>
  ナデシコ科、オオヤマフスマ属
<特徴>
  多年草、日当たりの良い山地や草原に生える
  5~8月に咲く、白い5弁の花、花径7mm程度
  小さく茎も細くなよなよしている
  草丈15cm以下

 オオヤマフスマよりも大きいくて白色の端整な花が咲いていた。ツマトリソウ(褄取草)で2年前には秋田駒ケ岳でも出会っている。
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 花弁は7枚とあるが、奥甘利山山頂で見たツマトリソウの花弁は6枚だった。
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 資料を見ると8枚のものも有ると言う。秋田駒ケ岳で見たツマトリソウを改めて見てみたら花弁が8枚あった。参考に以下に転載しておく。
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            (秋田駒ヶ岳 2007年7月3日のブログより転載)
 名前の由来は花弁の褄(つま=へり)をピンク色で縁取っているからと言うが、甘利山のツマトリソウは真っ白だった。

<ツマトリソウ(褄取草)>
  サクラソウ科、
  名前の由来:ピンク色が花弁の褄(つま=へり)を取っている
<特徴>
  多年草、山地の林内に生える
  花は6~7月に咲く、花径は約1.5cm
  花は通常、茎先に通常1個付く、花冠は7つに裂ける
  葉は茎の上部に輪生状に付く、葉は先が尖った披針形~楕円形
  草丈は5~20cm程度

 明日に続く。

この記事へのコメント

2009年06月23日 19:10
初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま~す
2009年06月23日 21:47
レンゲツツジに色の濃淡が色々有って少し驚きです、木が白く見えるほどのズミの花が素晴らしいですし、ツマトリソウ花弁数の違いは初めて知りました。
plysima
2009年06月23日 22:14
レンゲツツジやその後にたくん写真がある白い花々など、色とりどりの花がとてもきれいに思いました。ズミという花は初めて見ました。花があふれんばかりに咲いていて見事ですね。
2009年06月23日 22:22
1,732mが心配になり午後晴れたのでレンゲツツジを見に行ってきました。レンゲツツジにも色々な色が有るのも確認しました。以前は一色だけだと思ってたのですが・・・今回は1,731m甘利山情報がとても良かったですよ。
2009年06月24日 08:44
この時期は沢山の花に出会えるので良いですね。レンゲツツジの色が少しずつ違うのが良いですね。オオヤマフスマは初めて見ますが可憐ですね。ツマトリソウの花弁も6枚~8枚あるのも面白いです。
寅太
2009年06月24日 14:30
2日酔いで寝ていました(本当は違いますが)。おいおい前のものにもコメントします。
こんなに可愛い妻取草なら良いと思いましたら、褄取草でした。へりは褄といったり隈(隈笹が見えますが)といったり色々ですね。
6枚と8枚の花びらを一所のツマトリソウでくくられるとどうも・・・。
オオヤマフスマは見たことがありません。
このシロバナヘビイチゴはかわいそうな名前です。モリイチゴなんて別名もあるのに。
寅太
2009年06月24日 14:33
書き込んでからいろいろありました。
レンゲツツジは富士の裾野で見た真っ赤ですね。
それからズミのピンクの蕾はリンゴにもにているような。
きょうは美空ひばりの命日で、どこかから「♪りんごの花びらが風に散ったよな~」と聞こえてきそうです。
2009年06月24日 18:21
ややちゃん、今晩は。
こちらこそ宜しくお願いします。
2009年06月24日 18:28
OSAMIさん、今晩は。
レンゲツツジの色合いは最初見た時は感じなかったのですが、奥甘利山から戻って見た時に気付きました。殆ど同じ所にありましたので個体差かなと思います。ツマトリソウの花弁の枚数の差は、環境の差なのか、個体差なのか?日陰の所で見たのが6枚なので、何となく環境の差かなと感じています。
2009年06月24日 18:36
plysimaさん、今晩は。
ズミの花は白い花が沢山咲いて見事ですよね。秋の赤い実も綺麗です。
2009年06月24日 18:48
信徳さん、今晩は。
湯の丸高原のレンゲツツジを見てきましたか?間に合って良かったですね。つつじ平のレンゲツツジ大群落は、国の天然記念物にも指定されているとのことですね。楽しみにしています。
2009年06月24日 18:52
こんばんは。
レンゲツツジの花も微妙に花の色が違うようですね。
山でご覧になる花は素晴らしいですね。
ズミの花は今が見頃なのでしょうか、真白い花がきれいですね。近くでは少しピンクがかっていてリンゴの花に似ているように思いました。
シロバナノヘビイチゴ、オオヤマフスマ、ツマトリソウなど白い可愛い花がきれいです。
2009年06月24日 18:53
eijiさん、今晩は。
山もゆっくりと見て歩くと、もっと別の花に出会えると思いますが、ウォーキングが主体ですからどうしても抜けが出ます。日頃は滅多に見れない花に出会えると嬉しいですね。
2009年06月24日 19:10
寅太さん、今晩は。
お帰りなさい。旅のお話をゆっくりと見させて貰います。
私は最初、ツマトリソウは妻取草と思いました。名前の由来は何かな?と思いました。しかし、褄取草でも、その名前の由来は?ですね。花弁の縁がピンクの花を見ない限り理解できません。本当に縁がピンクのツマトリソウが有るのでしょうか?そうですね、シロバナノヘビイチゴも可哀想な名前ですね。
寅太さんのブログで見た赤色っぽいレンゲツツジは今回の甘利山で理解できました。結構、色の幅がありますね。そうそう、ズミの別名にはコナシだけでなく、コリンゴも有りました。今日はひばりの命日でしたか。リンゴ追分を歌いながらコメントしています。
2009年06月24日 19:15
杏さん、今晩は。
今回、レンゲツツジの花の色が違うのを初めて気付きました。随分、幅が有る様に感じました。ズミの別名にはコナシの他にコリンゴも有りました。蕾がピンクなのはリンゴに似ていますね。今回は、ズミを初め、シロバナノヘビイチゴ、オオヤマフスマ、ツマトリソウと白の花が多かったですね。レンゲツツジの反動かな(笑)。
hanatetsu
2009年06月24日 21:53
ズミ、オオヤマフスマ、ツマトリソウ綺麗な花ばかり、初見です。
ツマトリソウは、清楚で気品がある花ですね。
しかし、やたら花弁数が異なると、ウワキモノのレッテルを張られますよね(笑)
2009年06月24日 22:19
hanatetsuさん、今晩は。
今回はズミ、オオヤマフスマ、ツマトリソウと白色の花が多かったです。ツマトリソウが妻取草だと、男の経済力で花弁の数が異なるのかも知れません(笑)。