皮子平ウォーキング(その1)           

筏場ゲート(450m)~(筏場林道)~皮子平入口(870m)

 4月29日に伊豆・天城山の北面にある皮子平(かわごだいら)に行って来た。ここには昨年の10月にも訪れている。皮子平にはマメザクラが群生していたが最近全滅したと言う話と、一部残っていると言う話もあり、その状況を見る為に行って来た。
 前回は、八丁池口から八丁池を経由して行ったが、今回は中伊豆から筏場(いかだば)林道を登って皮子平に入ることとした。
 スタートの筏場林道・筏場ゲート直前で林道はワサビ棚の上を渡った。車から降りて橋の上からワサビ棚を見学した。
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 山間の清流の上に綺麗に並んだ緑の棚田が何とも美しい風景であった。橋の上から真下を見ると、白いワサビの花が咲いていた。何となく、花の最盛期を過ぎた様に感じた。
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 スタート地点の筏場ゲートに着き、登山準備をしていると足元に小さな白い花が咲いていた。
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 ハコベの花にソックリだが、花の大きさが少し大きい。帰宅して調べたらミヤマハコベ(深山繁縷)だった。
<ミヤマハコベ(深山繁縷)>
  ナデシコ科、ハコベ属
<特徴>
  多年草 、落葉樹の下など林内に生える
  4~8月に咲く、白い花の花径は他のハコベより大きく13mm程度
  5弁だが割れて10弁に見える
  草丈は30cmまで

【筏場ゲート 8:15発】
 数年前まではゲートが無く、皮子平近くまで車で行けたと言うが近年、無常にも鎖が道を塞いでしまっている。
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 ゲートの先は立派な舗装道路になっているのだが、ここから皮子平入口までは標高差420mを、単調な林道を9kmも歩いて登るのだ。歩行時間にして、2時間40分を予定していた。
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【軽石林道分岐 8:33着】
 暫く進むとY字路になり、右方向は鎖で閉鎖されていた。地図を見ると軽石林道とあり、途中に採石所や軽石工場もある。現在も稼動しているかどうかは不明。
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 林道は途中からは砂利道に変わったが道幅も広く、車も十分安全に通れる。何故、車を通さなくしたのだろうか?実は、この思いは皮子平入口まで付き纏っていたのだった。
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 林道脇には先月、茶臼山で見たニガイチゴが白い綺麗な花を沢山咲かせていた。
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 1時間半位の所から林道脇の斜面に生えているアセビに赤い新芽が出ていてとても綺麗だった。不思議な事に、斜面の上にある大きなアセビの木は未だ白い花を咲かせていて、赤い新芽は出ていなかった?
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 斜面を良く見ると、土は殆ど無く軽石で出来ていた。林道の上にも軽石がゴロゴロしていた。
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 先ほど見た軽石林道付近だけでなく、筏場林道にも天城山の噴火で軽石が堆積したのだろう。この為、痩せた斜面には苔とアセビしか育たないのだろう。
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【天城雨量観測所 10:00着】
 1時間45分で天城雨量観測所に着いた。地図を見ると、皮子平入口まではもう直ぐだった。
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 林道脇に面白い苔が生えていた。
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 またまたY字路があり、右側は鎖で閉鎖されていた。先ほど、閉鎖されていた軽石林道に繋がる様だ。
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 閉鎖されている林道の先から、下界が見えそうなので少し入り込んでみた。樹木の頭越しに遠くの山々が見えた。手前の山の名前は手元の地図に記されていないので不明だが、その向うに葛城山と城山が、更にその向うに見えるのが沼津アルプスから奥沼津アルプス(左から鷲頭山、大平山、日守山)だ。
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 すると、富士山が見えるはずだと考えたが、現地では自信が無かった。
 ここで城山から見た富士山を過去のブログより下に転載してみよう。
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               (2007年3月15日のブログより転載)
 城山からは鷲頭山と大平山の間に愛鷹山と富士山が見えている。その線上よりも、ここは左に位置するので、ここからは富士山は鷲頭山の上か左に、やはり見えるはずだった。残念ながら富士山はおろか、手前の愛鷹山も春霞に遮られて見えなかったのだ。

【皮子平入口 10:26分着】
 元の林道に戻り、先に進むと10分強で皮子平入口(戸塚歩道入口)に到着した。ここからは林道と別れて植林の中の道を進む。
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 寄り道もしたが、スタートしてから2時間11分で予定より30分も早く着いた。 

 明日に続く。 

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この記事へのコメント

2009年05月05日 19:55
こんばんは!それにしてもデコウォーカさんは良く歩きますね。感心してしまいます。まさに名前の通りです。棚田のワサビ畑が素敵です。平坦な舗装道路には参りますね。
2009年05月05日 21:13
綺麗に整理されたワサビ棚は清清しい感じで良いなと思いますが、その後の9キロの舗装や砂利道路歩きは少し考えさせられますね、次を期待しています。
2009年05月05日 21:33
こんばんは。
伊豆・天城のワサビ田が綺麗です。
緑の棚田が上流の方まで見えますね。白い花が見えていますが最盛期は過ぎているのでしょうか。棚田が緑のワサビの葉に真白いワサビの花が咲いている光景は綺麗だったと思います。
登山前に、ご覧になられた真白い可愛いミヤマハコベは心が和みますね。
hanatetsu
2009年05月06日 10:34
裏高尾を歩いた時、最後は決まって中央線高尾駅前のそば屋で打ち上げしますが、この店で出してくれる「花わさびのお浸し」が抜群で、つい飲み過ぎてしまいます。
ただ、2枚目の画像のように花が終わりますと出してはくれません。
季節限定「おつまみ」です。
2009年05月06日 17:45
信徳さん、今晩は。
現在の私の仕事(?)は歩く事ですのでウォーキングは何の苦にもなりません。しかし、今回の様な堅くて単調な道を歩くのは疲れます。
ここのワサビ田はここから下流に向って更に広がって有りました。この様な見事なワサビ田が有るとは知りませんでした。
2009年05月06日 17:55
OSAMIさん、今晩は。
今回の様な堅くて単調な林道を長い時間歩くのは疲れますね。せめて綺麗なワサビ田を歩き始める前でなくて、林道の途中で見れば変化が有って良かったですね。しかし、秘境の皮子平に入るにはこの道が一番短時間で行けるので仕方が無いです。
2009年05月06日 18:00
杏さん、今晩は。
そうですね、もう少し早い時期にここを訪れていたら白い花と緑の葉が見事だったでしょうね。今回の初めて出合った花はミヤマハコベでした。平地で見るハコベに比べて花が大きくて、見栄えの有るハコベらしからぬハコベでした。
2009年05月06日 18:05
hanatetsuさん、今晩は。
季節限定のおつまみを出してくれる、いきつけの料理屋が有るとは羨ましいです。ワサビの花の無い季節にも別の旬なおつまみが出て来ることでしょう。ウォーキングの後、その様なお店で一杯は美味しいでしょうね。
2009年05月06日 18:57
今晩は
ワサビ田の緑が印象的でした。軽石道の途中で出会った花達も楽しく見せて頂きました。有り難う御座います。
寅太
2009年05月06日 20:14
ミヤマハコベはいま高尾山でもたくさん咲いています。1円玉にも近いようなかなり大きなはなで、綺麗ですね。
9枚目の画像からはまるで秋の風景に見えます。
木のようなコケはスギゴケだと思いますが、奇妙なコケの名前はわかりません。コケの種類は膨大ですから、みんな知ったらコケ博士になれます。
昨日の副都心は、どこか断定するのが難しい。
富士山と菜畑山を結ぶ線の少し右側が、埼玉副都心です。大室山(1583m)と焼山(1060m)に続く相模湖の石老山(694m)がわかれば、その上が新宿方面です。副都心の景色が見えるのですから、簡単な説明の看板が欲しいところです。
2009年05月06日 20:56
chiharuさん、今晩は。
まだ季節的には春先で草の緑も少ない中でワサビ田の緑は綺麗でした。今回の林道脇は砂利が敷かれた道脇なので草花が少なかったです。その中で初めてのミヤマハコベに出会えたのはラッキーでした。
2009年05月06日 21:03
寅太さん、今晩は。
ミヤマハコベは高尾山にも沢山咲いていますか。ハコベに比べると大きくて綺麗ですね。スギゴケは杉の葉に似ている苔で、覚え易いですね。苔は調べようも無く今回はギブアップでした。
連日、副都心騒動でご迷惑を御掛けしました。次の機会に再チャレンジする事としましょう。やはり、遠景を見るためには冬に登らないとダメですね。又は磁石と地図を持参して調べる必要がありますね。