笠取山ウォーキング(最終回)           

水干尾根~水干(1,865m)~笠取小屋~ヤブ沢峠~作場平口(1,312m)

 今日は再び「源流のみち」に戻り、多摩川源流の水干からスタートして、沢沿いの道を歩いて清流と共に多摩川を目指す事とする。今日のコースを昨日に習って、源流のみち案内図に赤い点線を記入して以下に載せる。
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【水干尾根 11:47発】
 水干尾根では休まず、分岐を水干方向に曲がって進んだ。この辺りはカラマツの新緑が綺麗だった。

【水干 11:52着】
 分岐から5分程で水干に着いた。
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 岩場の下にある小さな凹みに水が溜まっている。この水溜りが多摩川の源流だ。雫は上の大きな岩の間から落ちて来る。
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 近くに有った水干の説明板の内容を以下に載せる。
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 ここに落ちた一滴(ひとしずく)の水は、延々と138kmも流れて東京湾に流れ行くと言う。途中の小さな沢、渓谷、奥多摩湖、多摩川と、変わり行く景色の中を旅すると考えると、何やら一滴の水の旅にロマンを感じた。果たして、幾つの花や魚や人に会い、また何日掛かって海にたどり着くのだろうか?

【水干 11:57発】
 ここからは一端、沢から離れ針葉樹の天然林の中を緩やかに下りながら笠取小屋に進む。この区間もカラマツの新緑がとても綺麗だった。
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 すると針葉樹の天然林の説明板が現れた。
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 更に、この美しい森を作った人々の説明板も現れた。
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100年以上前から先人達の地道な活動のお蔭で今日、この綺麗な森が有り、美味しい水が得られるのだ。

【笠取小屋 12:14着】
 再び、笠取小屋に到着した。ここで一休みした。
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 広場に、この小屋の歴史が説明されていた。ここにも100年の歴史が有ったのだ。
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 小屋の近くには湧き水が出ていた。先ほど見た水干からの湧き水ではないが、この近辺一体からジワジワと水が滲みだして来るのだろう。ここの湧き水は登って来る途中で見た水場を経由して北沢に流れ一ノ瀬川で、水干から水干沢を経由して来た一滴と合流するのだ。
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 笠取小屋からは登りのコースと違うヤブ沢峠を経由してヤブ沢に沿ったコースへ行く事とした。

【ヤブ沢峠 12:29着】
 小屋からは林道を緩やかに下って行くと15分ほどでヤブ沢峠に着いた。
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 ヤブ沢峠からは林道から雑木林の中を進んだ。ムシカリの花が咲いていたが、ここにはカエデの木が多くあった。秋には見事な紅葉が見られそうだなと思いながら進むと、小さな沢が出てきた。まだまだ流れている水の量は少ない。 
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 更に15分も歩くと、流水量が多くなって来た。
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 このルートはヤブ沢に沿っているので、沢を渡ったり、戻ったりする。何回かそれを繰り返して行くとヤブ沢の道標に到着した。ここが中間点なので一休みした。沢を流れる水音が爽やかだった。
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 再び歩き始めると一ノ瀬川と合流した。この一ノ瀬川が水干の最初のひとしずくを運んできた川だ。
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 更にノミセギ沢を合流して一ノ瀬川は大きな流れになってきた。
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 すると今度は渓流の説明板が現れて来た。登る時には気付かなかった。
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 早速、横を流れている一ノ瀬川を見てみた。
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 説明板に有るような荒れた渓流ではなく、川岸は緑の樹木が繁り、緑色に輝く苔に覆われた渓流だった。

【作場平口 13:25着】

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この記事へのコメント

2009年05月31日 20:30
今晩は
多摩川の源流の雫の岩と水たまり初めて見せて頂きました。小屋の近くには湧き水冷たくて美味しい水だったでしょうね。また素晴らしい景色を楽しませて頂き有り難う御座います。
2009年05月31日 21:32
私の地図には多摩川の先の丹波川までしか記載してありません。その先に一之瀬高原は有るのですが一之瀬川もあるのですね。最初の一滴が大河になる思いを走らせロマンに耽る、良いですね。笠取山の南側(富士山側)は山梨県になるので秩父の山は見えないです。
2009年05月31日 22:59
水源の水干には水が溜まっていましたか、二回登ったうちの一回は水らしきものが何も無くて何で水源なのだろうと思った事もありましたよ(笑)。
多摩川の源流綺麗なところを楽しませて頂きました。 
2009年06月01日 18:55
chiharuさん、今晩は。
多摩川の源流を見てきました。ここから138kmも流れて海にたどり着くまでの水の旅に付き合いたいとも思いましたが。出来ない相談ですね。湧き水は冷たくて美味しかったです。
2009年06月01日 19:15
信徳さん、今晩は。
多摩川には水干をスタートする以外にも沢山の源流があると思います。その中で一番長い源流を多摩川の源流としていると思います。水干以外の源流を調べるのも面白いかなと、思っています。確かに笠取山の南は山梨県ですから秩父の山々はおかしいですね。秩父の山は反対側の北側の山になりますね。本文を訂正しましょう。
2009年06月01日 19:20
OSAMIさん、今晩は。
水干に水が溜まっていなかったらおかしいですね(笑)。私が訪れた前日に雨が降っていましたので水が溜まっていたのでしょうね。多摩川の源流を辿るウォーキングは楽しく勉強させて貰いました。
hanatetsu
2009年06月02日 07:39
ある会報の中で多摩川の源流を訪ねる記事があり、当然「水干」が出てきましたが、ルビがふっていなかったので「みずひ」と読むとは知らずテキトーに読んでいました。一つ勉強になりました。
2009年06月02日 19:07
hanatetsuさん、今晩は。
水干を、みずひ、とはルビがなければ読めないですよね。現地に有った説明板にはルビがチャンとありました。しかし、読んだ後、直ぐに忘れてしまってデジカメに撮った画像で確認しました。困ったものですね(笑)。
寅太
2009年06月03日 07:01
笠取山ではかなり勉強しました。このまま進むと大変なことになるので心配していましたが、最終回で安心しました。
最初の案内図で狐やカモシカがいますが、右端に熊がいるのに気づいていましたが、見落して進んでいるのではと、心配していたところでした。
2009年06月03日 21:05
寅太さん、今晩は。
ご心配をお掛けし申し訳有りませんでした。本人は、この熊には全然気付いていませんでした。今、ご指摘戴きビックリしています。水干を見ないでシャクナゲを追いかけていたら、やばかったですね。今後は説明板を良く見て注意しましょう。