天城山ウォーキング(その2)  

皮子平(かわこだいら)

 戸塚峠から筏場・地蔵堂方面に向かう。少し急な道を10分ほど下ると、平らな所に降り立った。
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                       (皮子平の入口)

 皮子平は天城火山の火口跡を中心に天城一の大ブナ、数千本のヒメシャラの幼木、マメザクラ、オシダなどが繁る原生林、と資料にある。その天城一の大ブナから火口跡に向かう。
 林の中の景色が変化して、苔が多くなって来た。
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                      (苔に覆われた岩々)

 暫く進むと樹木も苔に覆われてきて、さながら苔の世界に紛れ込んだ様だった。写真を撮りたい幻想的な景色が多々有ったが時間に余裕がなくて今回は諦めた。
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                     (一面、苔に覆われた世界)

 この様に一面、苔に覆われた景色は始めて見た。
 皮子平を経験している仲間が、大ブナへ行く道と違う様なので戻ろう、と言う事になった。5分ほど戻ると左手に曲がる道表示が地面の上に置いてあった。打ち付けられていた杭が無くなり、道標識が地面に多少潜る様な形で置かれていたので気付かなかったのだった。ここでまた約10分、時間のロスをしてしまった。
 本来の道に曲がって進むと、直ぐに天城一の大ブナが有った。
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                        (天城一の大ブナ)

 仲間が言うには、以前はこのブナの木の横に標識が有ったと言うが今回は無かった。どうも最近になって、ここのブナは天城一では無かったので標識を取り払った様だった。
 更に進むとブナの木とヒメシャラの木が混在して林をなしていた。説明の標識も合わせて以下に載せる。
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                   (珍しいブナとヒメシャラの群落)

 更に10分くらい歩くと火口跡に着いた。今までの原生林とは全く異なる潅木や低木や草原の広場だった。広場は火口跡らしく丸い形をしていた。
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                     (皮子平の火口跡)

 ここはマメザクラの群生で有名だったが、最近全滅してしまったと言う。原因は鹿に食べられたと聞いていたが、現地にある説明板には、コスカシバ(蛾の一種)が産卵後2週間後に孵化しサクラの樹皮下に穿入して成虫になるまで形成層を食害する為、と記されていた。新しく植林したと聞いているので早く元の姿を見せて欲しいものだ。
 火口跡を取り囲む山が少し紅葉を始めていた。
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                   (紅葉が始まった火口跡を囲む山)

 マメザクラの様子や赤い実の木々を観察したかったが火口跡に到着したのが30分遅れだったので、昼食もそこそこに皮子平を後にした。時間遅れは、仲間が立てた計画に休憩時間を入れてなかった為と判明した。帰りの最終バスに間に合わせるには早く戻る必要があった。
 しかし八丁池に着いた時点で最終バスに間に合いそうもなかったので急遽、水生地下バス停に戻る事とした。歩く距離は長くなるが、ここなら下田街道を走る路線バスが未だあるはずだ。
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               (だいぶ日も傾いてきた水生地下バス停)

 幸にも、5分待ちでバスに乗れた。この日の歩行距離は約20km、歩行時間(休憩時間を含む)は約7時間、歩数は3万7千歩であった。 
 今日のウォーキングは香貫山で歩数は7,892歩。今週の累計歩数は16,813歩/2日。

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この記事へのコメント

2008年10月28日 19:58
素晴らしい、またまた3万7千歩です。7時間はすごい。健脚と若くないとできません。
きょうの画像は何かないかと拡大してjっくり見ています。
コケはすごいですね。わたしもこんなコケは青木が原の樹海以外は知りません(ここなら死なずにコケの観察ができます)。
極相、途中相などは難しい言葉ですね。そしてここが東京営林局の管轄とは。皮子平の火口跡は面白い風景です。
hanatetsu
2008年10月28日 20:54
2枚目、3枚目の画像を見ているうちに、宮崎駿監督作品「もののけ姫」が思い起こされました。素晴らしい場所ですね。
皮子平火口跡、春には沢山の花花で埋め尽くされるような気がします。
7千900歩、お疲れ様です。
そしてブナとヒメシャラの群落の画像、良いものを見せて頂きました。
2008年10月28日 21:05
苔の生い茂っている所に行くと独特の匂いがしませんでしたか?信徳は鼻が良いので苔の匂いを嗅ぎ取る事が出来ます。でも何苔かは分かりませんブナ、姫シャラは葉が落ちて冬の準備ですね。いよいよ紅葉ですか。
2008年10月29日 07:04
寅太さん、お早うございます。
表現が悪くてスミマセン。昨日(10月28日)の歩数は7,892歩でした。3万7千歩は天城山に行って来た日(10月19日)の歩数で、その10月19日のブログ記事にも書きました。今回のブログ記事は天城山へ行った時を綴ったので、3万7千の歩数が2度目として出てきました。実際に歩いたのは1度だけです。
鋭いご指摘有難うございます。皮子平は国有林だったんですね。それで東京営林局が出て来るのでしょうか?現地でこの説明板を見た時も、ブログを綴っている時も気付きませんでした。苔の景観と火口跡の景色を再度見たいと思っていますので、良い季節に再度訪れようと考えています。
2008年10月29日 07:07
山でも場所によって分厚い苔に覆われた世界に出会いますが本当に幻想的ですよね、ブナとヒメシャラ群落は珍しいですし、ヒメシャラの花が咲いているときに見たいものです。
2008年10月29日 07:10
hanatetsuさん、お早うございます。
「もののけ姫」を私は見ていないので知りませんが、皮子平の苔の景色は素晴らしかったです。春の皮子平火口跡と合わせてもう一度行ってみようと考えています。ブナとヒメシャラが混在しているのは珍しいですよね。ヒメシャラの花が咲く時期にも行って見たいと考えています。
2008年10月29日 07:19
信徳さん、お早うございます。
そう言えば苔の匂いは有りますよね。しかし、この時は遅れ時間を取り戻す事と、苔に覆われた道を間違えないように(結果として間違えましたが)意識が集中していて、匂いには気付きませんでした。まして、どんな種類の苔なのかも見ていませんでした。ヒメシャラの葉は落ちてしまっていたように記憶していますが、ブナの紅葉はこれからだと思います。
2008年10月29日 07:23
OSAMIさん、お早うございます。
そうですね、山の沢道を歩いていると苔だらけの所をみますが、兎に角ここはこ見渡す限り苔だらけでした。もう一度、ゆっくりと見てみたいと思っています。ヒメシャラの群落は他でもあまり見た事が無いので、これも花が咲いているのを見てみたいと思っています。