金冠山ウォーキング(その5)

オトメアオイ

 今日は沼津市市民の森に咲くオトメアオイ(乙女葵)の花から綴る。
画像画像
                      (オトメアオイの花)

 茶色の花は茶色の落葉と同じ色で良く見ないと見落としてしまう。又、大抵は落葉の下に埋もれているので落ち葉を取り除かないと見つからない。次の画像の花の下には細い枯れ枝を差し込んで花に少し上を向いて貰った。
画像画像
                      (オトメアオイの花)

<オトメアオイ(乙女葵)>
  ウマノスズクサ科、カンアオイ属
  名前の由来:箱根の乙女峠で発見された
<特徴>
  神奈川県と静岡県に特産する
  常緑の多年草
  開花は一年置きで、花は初夏に咲いてそのまま冬を越し、結実するのに一年を要す
  葉は腎円形

 市民の森でテンショウソウとオトメアオイを撮影した後、堂山展望台と河内大杉を見てから麓の河内バス停に戻る事とした。案内板に堂山展望台まで12分、大杉まで17分と記されていた。
画像
                        (堂山展望台)

 案内板には「駿河湾を前にした、日本一の富士山を眺めるには一番ふさわしい所」と記されていた。
画像画像
              {堂山展望台から見た駿河湾と富士山(左画像の左部)}

 金冠山の山頂では富士山が雲に隠れていたので比較は出来ないが、やはり金冠山の方が富士山を見る所としては、よりふさわしい所と思うし、達磨山レストハウスがベストかなと思う。
 次に、河内の大杉を訪れた。あまりにも大き過ぎて、又後にさがるスペースが無いので1画像に収まらない。2枚の画像を上下に置いてみたが、全然位置が合わない。1枚の画像は沼津市のホームページ河内の大杉を参照して下さい。
画像
画像
                  (河内の大杉 樹齢1,000年)

 大杉を見終わって林の中の道を下ると林道に出た。
画像
                    (河内の大杉の入口) 

 林道を横切って下って行く山道が多分金冠山ハイキングコースの「大杉・堂島ルート」だと思ったが、今回は登り道に使った「中野・手城ルート」に戻った。
 途中の林道脇にはキク科の花が咲いていた。白色の野菊はシロヨメナに似ているが花弁が太くて丸味を帯びているのでイナカギクだろう。黄色の野菊は葉が茎を抱いているのでヤクシソウだろう。
画像画像
                         (イナカギク)
画像画像
                         (ヤクシソウ)

<イナカギク( 田舎菊)>
  キク科、
<特徴>
  多年草
  9~10月咲き
  林間や山道沿いに生える
  葉が細長く茎をやや抱くように付く
  花径17mm位
  草丈80cmまで

 道端に、シソの葉に似た葉をした植物があった。写真を撮っていると何となく良い香がした。帰宅して調べるとナギナタコウジュ(薙刀香薷)だった。
画像画像
                      (ナギナタコウジュ)

<ナギナタコウジュ(薙刀香薷)>
  シソ科、ナギナタコウジュ属
<特徴>
  1年草
  9~10月開花
  日当たり良い山地や道沿いに生える
  穂の花が片側にかたより、また反り返って咲く
  全草を乾燥したものを香薷と言い解熱・利尿の薬として利用する
  草丈は60cmまで

 河内バス停に近くなった所で時計を見たら急がないと間に合わない。しかし、この日は既に2万歩以上歩いたのでアクセルがかからない。丁度、淡島と内浦湾が綺麗に見下ろせる所だったのでバスに乗るのを諦めて道端に座り込んで眺望を楽しむ事とした。次のバスは2時間後だが海岸線に出ればバスはもっとある。
画像
                (低い位置から見る内浦湾も素晴らしい)

 残っていたコーヒーとクッキーでのんびりと休憩を取り、河内バス停から更に海岸線の木負バス停まで歩く気力と体力の回復に努めた。
 今日は山梨県にある太刀岡山に行って来た。歩数は12,566歩、今週の累計歩数は40,144歩/7日。

この記事へのコメント

hanatetsu
2008年10月26日 20:29
オトメカンアオイ、初見です。
神奈川と静岡の特産種ということですが、私どもの方にはタマノカンアオイがあります。
しかし、オトメカンアオイと同じように下を向いて花が咲いていますので、撮影には苦労する花でもあります。
富士山も見事ですが、河内の大杉も凄いですね。
イナカギクも生息地が東海地方と聞きますが、当然初見の花です。
珍しい花(私にとって)を見せて頂き、勉強になりました。
2008年10月26日 21:38
こんばんは! カンアオイなどは育つのに相当の年数を要すと聞きましたが、珍しい植物なんですね。地味ですけど風格があります。富士山も見えているし内浦湾の光景は素晴らしいです。
2008年10月26日 22:52
植物園で見たカンアオイは枯葉と同じ様でしたが、こちらのオトメアオイは少し色白の美女ですね、咲き始めなのか花の形も少し違うように見えます。
堂山展望台からも霞んではいますが富士山も見えていていい景色ですね。
2008年10月26日 23:52
こんばんは。
沼津市市民の森に咲いたオトメアオイの花は目立たない花ですね。
箱根の乙女峠の名前を付け素敵な名前です。花は小さいですし根元に咲いているので写真を撮るには大変だったことと思います。
林道脇のイナカギク、ヤクシソウも可愛い花を咲かせ、ナギナタコウジュも淡い紫色の綺麗な花を咲かせていますね。
堂山展望台からの富士山と駿河湾の景色は素晴らしいです。これからの富士山は雪を頂いて一番綺麗に眺められる時期のようですね。休憩された場所から眺めた内浦湾も素晴らしい景色です。
デコウォーカさんの健脚には脱帽です(笑)コーヒーとクッキーは美味しかったでしょうね♪
2008年10月27日 12:10
カンアオイは蟻に種を運ばれて、1キロ移動に1万年の世界ですが、そちらではオトメアオイだけでしたか。
こちらではカントウカンアオイ、ランヨウアオイとカマノカンアオイです。
イナカギクはちょっと変わったキクのように見えます。ヤクシソウは葉が茎を抱いています。
最後は現代ならハブラシコウジュですね。
風景はいつも素晴らしい。


2008年10月27日 18:15
hanatetsuさん、今晩は。
カンアオイは地名が付いたものが多いですね。他のカンアオイも見てみたいですが、その地方に行かないと見られないですね。花は地味で枯葉に埋もれていましたので探すのに苦労しました。河内の大杉は見事でした。樹齢1,000年は人間の世界では考えられません。
2008年10月27日 18:22
信徳さん、今晩は。
カンアオイは花も葉も初めて見ました。皆さんのブログで見ていましたが、まさかここで見つけるとは思ってもいませんでした。花は枯葉に埋もれていましたので、枯葉や小枝を除いてから撮影しました。勿論、撮影終了後は枯葉を元に戻して置きました。内浦湾の光景は良いでしょう。海に憧れている信徳さんの分も観賞しておきました。
2008年10月27日 18:28
OSAMIさん、今晩は。
私はカンアオイを初めて見ました。随分、地味な花だと思っていましたので、色白と言われると意外な感じです。これからも他の品種を含めて観察したいと思っています。2回目に訪れた金冠山からは何とか富士山が見えましたが、もう少しはっきりと見えて欲しかったです。
2008年10月27日 18:45
杏さん、今晩は。
オトメアオイは地味な花ですが、良い名前を貰っています。落ち葉の中に隠れていましたので写真を撮るのは大変でした。イナカギク、ヤクシソウは群生していましたので綺麗でした。ナギナタコウジュは杏さんの所で見た後でしたので名前を調べる必要が無かったです。有難うございました。
そうですね、富士山はこれからは雪の量も増え、空気が澄んでくるので綺麗に見えます。コーヒーとクッキーは美味かったですよ。車道脇でしたが車は来ないし、景色は良いし、クッキーとコーヒーは美味いし、至福の一時でした。
2008年10月27日 18:47
こんばんは
オトメアオイ初めて見せて頂きました。
堂山展望台から見た駿河湾と富士山がかすかにそれと解るくらいに霞んで見えて幻想的です。
2008年10月27日 18:54
寅太さん、今晩は。
そうでした、カンアオイは蟻に種を運ばれて、1キロ移動に1万年の世界でしたね。カンアオイを初めて知ったのは寅太さんの所でした。静岡県と神奈川県にも特産のカンアオイがあったのです。この他に有るかどうかは解っていません。これからも注意して見る積りです。イナカギクは少し?でしょうか?野菊の名前を同定するのには何時も悩みますが、これからもチャレンジしてゆきますのでご指導下さい。
2008年10月27日 18:58
chiharuさん、今晩は。
私もオトメアオイ、いやカンアオイは初めてでした。地味な花でした。これからもこれ以外のカンアオイを探して行こうと思っています。この日は天気は良かったのですが、富士山との間が霞んでしまって富士山が幻想的に見えましたね。