箱根湿生花園の花(その10)   

アサマフウロ、ナガバアカワレモコウ、イヌショウマ

 先月訪れた箱根湿生花園に昨日行って来た。ほぼ、1ヵ月後の再訪問であった。まだ咲き残っていた花もあるが、多くの新しく咲き始めた花を見る事が出来た。その新しく見た花を中心に綴る。

《アサマフウロ》
 ヌマガヤ草原区に赤い綺麗な花が群れ咲いていた。フウロソウ科のアサマフウロ(浅間風露)の花だった。
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                       (アサマフウロ)

 前回綴ったツクシフウロに良く似ている。資料には、アサマフウロはツクシフウロの母種で、花弁の先がツクシフウロの花弁の先に比べて丸いと資料にある。参考にツクシフウロの花を以下に転載しておく。
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                (ツクシフウロ 9月5日のブログより転載)

 ヌマガヤ草原区には今、このアサマフウロの赤い花が群れ咲いていた。
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                     (アサマフウロの群生)

<アサマフウロ(浅間風露)>
  フウロソウ科、フウロソウ属
<特徴>
  日本のフウロソウ科の中で最も大きな花
  分布域は狭く、長野県の中東部を中心とした高原地帯
  花の色は鮮やかな紅紫色

《ナガボノアカワレモコウ》
 上のアサマフウロの群生している画像をよく見るとワレモコウも元気に顔を覘かせている。近くの池の傍には前回綴ったナガボノアカワレモコウ(長穂赤吾木香)も綺麗に花を咲かせていた。前回は花のアップの画像を載せられなかったが、今回撮影出来たので以下に載せると同時に前回の記事にも転載しておく。
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                    (ナガボノアカワレモコウ)

 ワレモコウの花の構造に良く似ているが、名前通りに花穂がワレモコウに比べて長く、草丈も随分高い。

《イヌショウマ》 
 サラシナショウマ(晒菜升麻)は干した根が漢方薬として使われるのに対して,このイヌショウマ(犬升麻)は薬用にならないのでつけられた名前と資料にある。花は前回綴ったサラシナショウマを小型にしたような花だ。
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                      (イヌショウマ) 

<イヌショウマ(犬升麻)>
  キンポウゲ科、サラシナショウマ属
  名前の由来: サラシナショウマに似ているが薬用にならない
<特徴>
  多年草
  山地のやや湿った林内に生える
  草丈0.6~1m
  葉は1~2回羽状複葉、小葉は卵円形で掌状に裂ける
  花茎の先端に長さ約30cmの穂状花序を出し、小さな白い花をたくさん付ける
  開花するとすぐに花びらが落ち、雌しべと長く白い雄しべが残って白い花に見える

 今日は一日中強風の為、ウォーキングを中止。  

この記事へのコメント

2008年09月26日 21:23
赤紫色の綺麗なアサマフウロが素晴らしいですし、ナガボノアカワレモコウは綺麗で白花と違う豪華な感じが良いですね。
イヌショウマが綺麗に咲いて良い感じでが、都内の植物園のものはまだこれからという処でした。
寅太
2008年09月26日 21:39
フウロは地名が付いたものが多いので、覚えるのが大変です。
表示がないとなかなか正しい名前はわかりません。
ナガボノアカワレモコウは見たことがありません。ナガボノシロワレモコウもあるんですね。
イヌショウマもサラシナショウマに負けない位に綺麗です。
2008年09月26日 22:50
OSAMIさん、今晩は。
アサマフウロの群生は見事でした。暫くの間、ここの草原を占領して咲いているようでした。私もナガボノアカワレモコウの方がナガボノシロワレモコウよりも綺麗かなと思いました。イヌショウマは最盛期の状態を見れたようでした。もう少し経つと下の方が萎み始めていたでしょう。都内よりも箱根の方が秋が早いのでしょうね。
2008年09月26日 22:55
寅太さん、今晩は。
確かにフウロは標識が無いと正確な名前が解りません。今回も見た限りではツクシフウロと違うのか疑問を感じていましたが、並べてみて差異が解りました。赤色のナガボノアカワレモコウと白色のナガボノシロワレモコウと2種類有ります。普通のワレモコウよりも草丈も花穂も共に大きいです。イヌショウマは犬を付けられて反発しているのでしょうか、なかなか綺麗でした(笑)。
2008年09月26日 23:08
アサマフウロの紫が一段と輝いています。このフウロ系の花は私の経験では一年中咲いているような気がします。今も軒先で春も夏も咲いていました。イヌショウマは純白のブラシのようですね。
2008年09月27日 00:24
こんばんは。
箱根湿生花園には沢山の花が咲いていますね。
アサマフウロは濃いピンクの綺麗な花ですね、群生していますが、鮮やかな色の花が見事です。ナガボノアカワレモコウ、大きなワレモコウのようですね、赤い小さな花が集まって咲いて長いシベが突き出ていますね。
イヌショウマは真白い花が綺麗です。高尾でも咲いていますが、真白い花が沢山咲いている姿は良いですね。
2008年09月27日 17:24
信徳さん、今晩は。
そうですか、フウロ系の花はそんなに長い期間咲いていますか。お膝元で見ているので確かですね。イヌショウマは犬を名前に付けられて損をしている部類の花ですね。綺麗な花で観賞の価値が多いに有るので、役立たずの意味がある、犬が付くのは可哀想です。
2008年09月27日 17:31
杏さん、今晩は。
アサマフウロのピンク色は何とも鮮やかで草原に赤い絨毯を敷いた様でした。ナガボノアカワレモコウは前回は遠くでしか見ていなかったので大したことは無いと感じたのですが、今回目の前で見たら大きなワレモコウのようです。前回のイメージを払拭させました。サラシナショウマは近くで見ると大味な花に見えますが、イヌショウマは遠くから見ても、近くで見ても綺麗です。犬が付くのは可哀想です。
2008年09月28日 11:10
こんにちは
アサマフウロのピンクが可愛いです。
ナガボノアカワレモコウもワレモコウの仲間なのですね。イヌショウマは今年まだ実物見ていなかったので見せて頂き有り難う御座います。
2008年09月29日 05:18
chiharuさん、お早うございます。
鮮やかなピンクのアサマフウロが群生している様は見事でした。赤色の花を咲かせるナガボノアカワレモコウも白色の花のナガボノシロワレモコウもワレモコウと同じ仲間です。どちらも花穂が長く、草丈も大きいのでワレモコウよりも目立ちます。イヌショウマは犬が付きますが綺麗な花ですね。是非、探して観賞して下さい。