岩戸山ウォーキング(その1)

 日金山東光寺~岩戸山山頂

 先日、箱根十国峠でもある日金山(ひかねさん)から岩戸山までを往復するウォーキングに行って来た。日金山山頂は霧が掛かっていて見晴らしも良くないので登るのを止めて、熱海日金山霊園付近からスタートした。次の目標は日金山東光寺だが、直ぐに道の両側に東光寺の赤い旗が並んでいた。
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        (日金山東光寺参道)            (日金山東光寺)

 境内に日金山東光寺の由来と石仏の道案内が記されていた。
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         (東光寺の由来と石仏の道案内図  2回クリックで拡大可 )

 案内図は長いので、要点を以下に記す。(時間に余裕のある人は拡大して読んで下さい。)
 「応神天皇四年(273年)松葉仙人が、小さな祠を日金山に建てて祀ったのが開山と伝えられています。
 推古天皇の頃(594年)走湯権現の神号を賜り、その後、仁明天皇の承和三年(836年)に日金山本宮から神霊を現在の伊豆山神社のある地に遷したと言われています。
 鎌倉時代は、源頼朝の篤い信仰に支えられ、現在本尊として祀られている延命地蔵菩薩像も、頼朝公の建立によるものです。」
 西暦273年とは、随分古い時代に開山されたものだ。その後も為政者の庇護を受けて歴史を積み重ねて来た様だ。
 更に、案内板には「地蔵菩薩は、地獄に其の身を置いて、地獄で苦しむ者を救ってくれる仏であることから、死者の霊の集まる霊山として篤い信仰があり、今も尚、春秋の彼岸には多くの人が登山して、神仏や先祖供養のために、卒塔婆供養をしています。 」と記されている。
 石仏の道とは東光寺へ信仰に訪れる道だったのだろう。案内板には姫の沢公園沿いに熱海までの2.7kmと記されていた。

 岩戸山へのハイキングコースはこの石仏の道と途中までは同じ道だ。尾根道なのだが樹木と女竹に覆われていて、薄暗いトンネルを歩いている様だった。
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                 (石仏の道は薄暗い樹木のトンネル)

 所々に石仏や標識が置かれていた。
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                     (苔に覆われた石仏)
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                    (苔むした36丁目の標識)

 帰宅してネットで石仏の道を調べたら、「日金山東光寺から湯河原温泉の落合橋まで約4.5kmの石仏の道。落合橋が起点で、東光寺は42丁目、3丁目以外、1丁目毎に石仏が完全な姿で残っています。」とある。
 従って、案内板に記されていた2.7kmのコースは湯河原までの本来の石仏の道の一部で、途中の熱海で終えるコースなのだろう。又、丁目の標識は石仏と同じ所にあった様だが、当日は気付かなかった。

 暫く進むと、岩戸山への分岐点に出た。石仏の道は明るい草原の道に変わったが、岩戸山への道は相変わらずの樹間の薄暗い道で左右の景色を見る事が出来ない。所々に竹や樹木が切り開かれている所があったが、それは高圧鉄塔保守の為の道で、眺望を楽しむには不適であった。
 東光寺から小一時間で岩戸山山頂に到着した。
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                (岩戸山山頂 標高734m)

 山頂からは相模湾が見下ろせるはずであったが、雲に遮られて何も見えない。山頂広場に咲いていたツリガネニンジンの花を撮影し、小休止の後スタート地点に引き返す事とした。
 今年の山行は、どうも山頂での眺望に恵まれない。
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                (岩戸山山頂に咲いていたツリガネニンジン)

 今日は所用でウォーキングは中止。
 明日は都合により、ブログを休みます。

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この記事へのコメント

2008年09月13日 20:42
今晩は
歴史有る日金山東光寺~岩戸山山頂までの道のり素晴らしい思いが重なって行って見たい気持ちになりました。しかし此処は東北残念に思います。
2008年09月14日 07:08
気象条件が悪くて眺望が無かったのは残念でしたね、特徴のあるツリガネニンジンが咲いていて良かったと思います。
寅太
2008年09月14日 10:19
石仏などからもこの地方の歴史の古さが感じられます。
応神天皇からは神話の世界からでて、実在性がかなりはっきりしているようです。母親は神功皇后で、卑弥呼説をとる学者もいるようです。
ツリガネニンジンは花の咲いている期間が長いですね。
2008年09月14日 18:56
歴史探訪を兼ねてのウォーキングは楽しみが倍増する事でしょう。頂上の眺望には恵まれなかったようですがツリガネニンジンに出会えて良かったですね。
2008年09月14日 23:39
こんばんは。
岩戸山への登山道は木々に覆われて景色はあまりご覧になれなかったようですね。苔むした石仏や標識は時代を感じさせます。
お天気に恵まれず岩戸山山頂からの眺めは残念でしたね。
山頂に咲いていたツリガネニンジンの花、淡い紫色の可愛い鈴を沢山付けてお出迎えしてくれましたね。 
2008年09月15日 18:33
chiharuさん、今晩は。
箱根に、この様に信仰篤く、歴史のある寺があるとは知りませんでした。もう一度、春の彼岸の頃に訪れてみようかと思っています。そちらにも同様のお寺があると思います。是非探して訪れてみて下さい。
2008年09月15日 18:39
OSAMIさん、今晩は。
心掛けが悪いのか、今年の山行では眺望に恵まれません。今回のコースではツリガネニンジンの他には小さなキンミヅヒキが咲いていました。草刈り後に、伸びてきた株の様で皆、小振りの株でした。
2008年09月15日 18:49
寅太さん、今晩は。
日金山東光寺が卑弥呼と同時代に開山されたとはビックリでした。どの様に史実が伝えられてきたのか、興味がある所です。ツリガネニンジンは一度、草刈で切られても再度成長して花を咲かせます。ニンジンに蓄えられた養分で再度、成長するそうです。
2008年09月15日 18:54
信徳さん、今晩は。
歴史のあるお寺があるとも知らずに行って見て、説明板を読んでビックリでした。日頃の心掛けが悪い為か、今年は山行では眺望に恵まれません。せめてもの慰めに、ツリガネニンジンが咲いていてくれたようでした。
2008年09月15日 19:02
杏さん、今晩は。
山行はやはり、天気が良く、見晴らしも良く、綺麗な草花が咲いていれば最高です。これらが揃うことは稀ですが、それにしても今年はついていません。歴史ある石仏の道はもう一度お彼岸の頃に訪れてみようと思っています。