袴腰岳ウォーキング   

 袴腰岳(はかまごしだけ)

 先日、愛鷹(あしたか)連峰の袴腰岳から愛鷹山に行って来た。今日は袴腰岳までの模様を綴る。
 スタート地点は位牌岳に登った時と同じ水神社(約550m)の駐車場。そこから林道を進む。前夜、雨がかなり降った様で林道の中は湿っぽく、湿度が高かった。お蔭で、汗が直ぐに出てきた。そんな中で、最初にチダケサシが綺麗な姿で迎えてくれた。
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                       (チダケサシ)

 つるべ落しの滝入口を過ぎて更に林道を進む。前回も見たノリウツギが未だ咲いていた。タマアジサイも咲き始めていた。
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        (未だ咲いていたノリウツギ)             (咲き始めたタマアジサイ)

 林道脇の草叢に真っ赤な苺の実が生っていた。形はモミジイチゴの様だが、色は真っ赤でモミジイチゴの橙色の実とは異なる。又、一塊になって稔っているので一列に稔るモミジイチゴとはやはり異なる。摘んで食べると酸っぱいモミジイチゴよりも甘くて美味しかった。
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                     (美味しかったキイチゴ)

 小1時間歩くと、右手に朽ちかけた梯子があり、そこから一服峠に向かう山道に入る。
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                      (一服峠入口の梯子)

 この山道は尾根を歩いて行く。朝方はまだ霧が残っていたが青空も見えて来た。このまま霧が晴れてくれれば良いが、と考えながら進む。
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                   (一番高い山が位牌岳かな?)

 足元に小さな黄色の花が見えた。オトギリソウだった。
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                         (オトギリソウ)

 暫く歩くと、また林間の道に入った。
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                    (風も無く蒸し暑い林間の道)

 足元に白い小さな花が沢山落ちていた。木は大きくてとても撮影は出来ない。地面に落ちていた花を撮影した。帰宅して調べると、シナノキ科のナツボダイジュ(夏菩提樹)の花だった。
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                    (ナツボダイジュの花) 

 又、霧がかかって来た。枯木にキノコが付いている。サルノコシカケだ。
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           (サルノコシカケ)          (柔らかそうなサルノコシカケ?)

 歩き始めて2時間半で一服峠(1,330m)に着いた。
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                (一服峠  左は袴越岳、右は位牌岳)

 天気が良ければ位牌岳や鋸岳が見えると言うが、霧が立ち込めてきた為、残念ながら見えなかった。
 標識に60才のコースタイムが記してある。ここから水神社までは1時間45分とあった。下りと上りの差が有るが、2時間半掛かったので45分多く掛かった事になる。これから向かう袴越岳までは20分とある。これでチェックしよう。最近は高齢の登山者が多い為のサービスだろうが、他の標識にも書いてあったかどうか気付かなかった。一息入れて左方向の袴越岳に向かう。
 暫く行くと、コウヤボウキに似た花が咲いていた、花が細いし葉も違う、未だ咲く時期では無いな?と思いつつ撮影した。帰宅して調べたらキク科のナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)だった。<追記を参照して下さい>
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                     (ナガバノコウヤボウキ)

 標識通り、約20分で袴腰岳(1,248m)に到着した。一服峠(1,330m)より82m下った事になる。
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                       (袴腰岳山頂)

 眺望が出来る場所はすぐ近くにあったが、霧が深くて何も見えなかった。暫く、待っても霧は晴れそうに無かった。
 明日は愛鷹山ウォーキングに続く。

<ナツボダイジュ(夏菩提樹)>
  シナノキ科、シナノキ属
  別名:リンデンバウム、セイヨウボダイジュ
<特徴>
  落葉高木、樹高:5~8m
  葉はハート形で鋸歯があり、互生
  葉裏全体に星状毛が密生し、灰白色
  花は5~6月に咲く
  花は淡黄色の五弁花で、芳香がある
  両性花で、翼状の包葉からぶら下がって付く
  10~11月頃、5つの稜の堅果が熟す

<ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)>
  キク科、コウヤボウキ属
<特徴>
  落葉小低木
  コウヤボウキ似ているが,葉が固い
  節ごとに,細長く縁に鋭く小さな鋸歯がある葉を束生
  頭花は2 年目の枝に付く

《追記》
 コウヤボウキに付いては昨年の9月29日に香貫山の植物として綴った。今、その記事を読み返してみたらナガバノコウヤボウキに付いても言及していた。コウヤボウキは1年枝に花が付くが、ナガバノコウヤボウキは2年枝に花が付くと記してあったし、葉の違いに付いても記してあった。しかし、今回ナガバノコウヤボウキを見た時だけでなく、このブログを書いている最中も忘れていた。いやはや、いやはや、・・・。
 
 今日のウォーキングは沼津御用邸で歩数は5,252歩。今週の累計歩数は15,367歩/2日。

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この記事へのコメント

2008年08月05日 20:22
袴腰岳は名前が面白いですが、何らか名前のいわれが有るのでしょうか?、花も綺麗ですし美味しいイチゴも有って良かったと思いますが霧だけは残念でしたね。
イッチャン
2008年08月05日 21:20
 いつも拝見させて頂きまして、感心しています。帰って来てから花の名前やいわれをキッチンと調べてさすがですね。それによく歩いて健康そのものですね。
キイチゴ懐かしいです、子供の頃山に行った時よく食べました。
今ならジャムにしたら価値があると思います、パテシエは喜ぶでしょう、今ケーキのトッピングは思わぬ物が飾ってあります。
 
2008年08月05日 21:56
ひらがな読みだけを聞くとキノコのようですね。サルノコシカケにも、多くの山野草にも会えて良かったですね。山登りの酸っぱくてほんのり甘いキイチゴは最高の御馳走でしょう。
plysima
2008年08月06日 00:30
こんばんは。タマアジサイがいよいよ咲き始めましたか。蕾からぱかっと花の咲く様子がなんだか好きです。写真のなかの、暗めの林間の道は、涼しそうに見えるのですが、やはり暑かったのですね。
2008年08月06日 02:31
こんばんは。
袴腰岳、珍しい名前ですね。
登山途中では様々な花に出会えましたね。チダケサシは淡い紫色の綺麗な花ですね。まだ見たことが無い花で見てみたいと思っていますが・・。
真っ白いノリウツギも綺麗ですし、タマアジサイも可愛いはなが咲き始めましたね。山の中で真っ赤に熟したキイチゴの実は登山途中で甘く美味しかったようですね。黄色い花のオトギリソウ、ナツボダイジュも可憐な花を咲かせていたのですね。
寅太
2008年08月06日 10:43
一服峠と名前を付けたら、全員がここで休息します。一服峠をそのまま素通りするひとはよほどの変人になります。
ナツボダイジュは見たことがありません。
ナガバノコウヤボウキは高尾にもあるといわれていますが、まだ見た記憶がありません
今年は探し出したいと思います。
2008年08月06日 15:01
こんにちは
袴峠の登山お疲れ様でした。
途中に咲いている花たち素晴らしいです。
ナツボダイジュの花やナガバノコウヤボウキは
初めて見る花です。
2008年08月06日 17:16
OSAMIさん、今晩は。
袴腰岳の由来は解っていません。位牌岳もそうでしたが、愛鷹連峰には面白い名前が有りますが、由来は解っていません。キイチゴはまだ沢山生っていたので、もう少し食べれば良かったな、と今頃悔やんでいます。(笑)。このところの山行では天候に恵まれず、眺望を楽しめていません。
2008年08月06日 17:26
イッチャンさん、今晩は。
お久し振りですね。ブログは、今まで知らなかった事を勉強しながら書いています。ウォーキングはブログのネタ探しですから、第一の目的のウォーキングを続ける為にも綴っています。この赤いキイチゴは美味しかったです。もっと食べれば良かったな、と今頃悔やんでいます。これからも、叱咤を宜しくお願いします。
2008年08月06日 17:34
信徳さん、今晩は。
ハカマゴシ茸はどんなイメージのキノコでしょうかね。昔、そんなキノコが沢山採れたので袴腰岳になったとか(笑)。この赤いキイチゴは美味しかったです。酸っぱ味も殆ど無く甘かったです。但し、食べた後には粒々が口に残りましたが。
2008年08月06日 17:43
plysimaさん、今晩は。
このタマアジサイの花は、あの真ん丸い蕾が弾けて大きく花を展開する様を初めて見た時は信じられませんでした。弾ける時に「ポン」と音が出ているかも知れませんね(笑)。暗めの林間の道は、風の有無で大違いです。尾根にあって風が吹きぬけていると冷たい風なのでヒンヤリと気持よく歩けました。風が無いと、ムシムシと汗がポタポタ落ちて気持悪かったですね。
2008年08月06日 17:51
杏さん、今晩は。
前回の位牌岳に続き袴腰岳も面白い名前ですね。チダケサシを未だご覧になっていませんでしたか。薄いピンクの綺麗な花ですね。多分、高尾山にもあるのでは、と思います。今回、色々の花を見ましたが、ナツボダイジュの花を木に咲いている状態で見たかったです。大きな木だったので枝を引き寄せる事も出来なく、霧が深かったのでズームでも撮れませんでした。
2008年08月06日 18:01
寅太さん、今晩は。
そうですよね、一服峠では皆、休むと私も思います。ここからの眺望は良いそうなので、景色を見てから歩くように名前を付けたかも知れません(笑)。ナツボダイジュの花を木に咲いている状態で見たかったですが、今回は出来なかったです。次の機会を待ちます。ナガバノコウヤボウキの花を高尾山で見つけて下さい。花は同じですが、葉っぱが異なります。
2008年08月06日 18:04
chiharuさん、今晩は。
今回の山行では景色を楽しめませんでしたが、山野草では色々と楽しめました。私もナツボダイジュとナガバノコウヤボウキの花は初めてでした。

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