沼津海岸線ウォーキング  口野(その3)

狩野川放水路(後半)

 一般道から放水路に戻った地点は長岡トンネル出口と狩野川分流堰とのほぼ中間地点になる。長岡トンネルの下流では水が有ったが、上流部には水が無い。トンネルを抜ける間に川底が海抜0mを超えたのだろう。
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                 (長岡トンネルから上流部には水が無い)

 昨日も記載した放水路略図を再度載せる。
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                     (狩野川放水路略図)

 長岡トンネル出口の手前に架かっている鏡橋まで戻り、その上から上流方向と下流方向を撮影する。
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          (鏡橋から上流を見る)                  (鏡橋から下流を見る)

 鏡橋から分流堰手前にある、あゆみ橋とそれに平行した人と自転車専用のあやめ橋側道橋に向かう。
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                  (左:あやめ橋と右:あやめ橋側道橋)

 あやめ橋側道橋の上から上流方向と下流方向を撮影する。
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     (あやめ橋側道橋から上流を見る)        (あやめ橋側道橋から下流を見る)

 狩野川の土手から分流堰の構造を見る。
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                          (分流堰)

 堰の右側は高さは固定で、左側は高さが変化する。狩野川の水位が上がってくると、先ず左側の堰が上がって放流を開始し、更に水位が上がって固定堰を越えれば放水量が増える仕組みの様だ。
 狩野川の上流方向に移動して分流堰部を見ると、この堰の所で川は「くの字」に曲がっている。
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          (手前が上流で、釣人の所で右に曲がって下流へ向かう)

 分流堰は釣人の左側にある。狩野川の上流から流れ下ってきた水は約30(?)度の角度で分流堰へ向かい、分流しなかった水は右に曲がって下流へ向かう。上手い所に分流堰を造ったものだと感心した。
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                     (釣人の左側に分流堰がある)

 狩野川本流はここから北に向かい、清水町、沼津市を流れて駿河湾に出る。ここから駿河湾までの距離は狩野川に架かる最寄の千歳橋に付いて綴った2006年2月18日のブログを見れば解る。その距離は約18kmとある。狩野川放水路は昨日綴ったように3kmだから随分とショートカットされて駿河湾に流れ込む。
 狩野川にはこの先、来光川、大場川、黄瀬川等の箱根山や愛鷹山からの支流が流れ込むので、天城山系の増水分をここでショートカットして駿河湾に流すのは大いに効果がある。もう、2度とあの様な大惨事を起こさないで欲しいものだ。
 今日のウォーキングは所用で中止。

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この記事へのコメント

2008年08月20日 22:02
沼津河川国道事務所のHPを見て分かりましたがこの放水路は素晴らしい機能を持っているようですね、大仁地点の最大流量4千立方メートルの内2千立方メートルをこの放水路に流すのですから効果は絶大だと思います、其の資料によると其の後は狩野川台風の半分くらいの洪水しか起きていないようで安心ですが最近の気象は気になりますね。
2008年08月20日 22:08
狩野川の放水路の水の状況が手に取るように分かりました。ところで狩野川は鮎が有名ですよね。この辺の下流では相当大きな鮎が取れるのでしょうね。
寅太
2008年08月21日 16:48
分流堰の固定堰部分は水面から1mもないようなので、少し雨が降ると水は固定堰の上をすぐに乗り越えそうです。
川底が途中で海抜0mを超えることは、意図してやったのか、設計のミスかどちらでしょう。
2008年08月21日 18:24
今晩は
狩野川放水路周辺の景色素晴らしいですが、何処も草なのでしょうが川の両岸コンクリートで固められてしまい魚も住めないようになったところが多いと聞きました。良い景色を見せて頂き有り難う御座います。
2008年08月21日 18:30
OSAMIさん、今晩は。
調べて戴き有難うございます。放水路の最大流量は2,000立方メートル(25mプールで6杯分)は標識で知っていましたが、大仁の最大流量が4,000立方メートルは知りませんでした。放水路のすぐ上流の大仁地区の半分を放流すれば、下流域は随分と水位が下がりますね。狩野川の問題は天城山系の雨量だけでなく、箱根山山系、愛鷹山山系の水も流れてきますので、こちらの増水分に対しては放水路は効果がありません。これは堤防の高さで対応するしかないと思います。
2008年08月21日 18:34
信徳さん、今晩は。
狩野川の鮎釣りはこの放水路近くでもやっていますが、もっと上流の方が大勢います。釣りをやっていないので、どのくらいの大きさの鮎が釣れるのか、良く分かっていません。
2008年08月21日 18:40
寅太さん、今晩は。
私が放水路近くを歩く時は、天気が良い時ですから放水路には何時も水が有りません。仰るように、少しでも増水すれば固定堰を越えているかも知れませんね。分流堰の辺りは海抜0mでは有りませんから、何処かで0mをクロスするはずです。それが長岡トンネルの途中だと思います。
2008年08月21日 18:47
chiharuさん、今晩は。
放水路は川底も両岸の内側もコンクリートで固められています。魚の住める所では無いですね。放水路の性格上、水も常に有る訳では有りませんので魚にとっては良い所ではありません。土手の上は整備されていますので人間が散策するには良い所ですが。
2008年08月21日 18:48
こんばんは。
狩野川には幾つかの川が合流していますが、分流堰の構造を画像で見せていただきましたが、堰の右側は固定で、左側は高さが変化して狩野川の水位によって放流するようですね。先日、高速道路上で前が見えないほどの凄い雨量で近くのパーキングに避難しました。今までに経験した事の無い雨量に驚き水の恐ろしさを知りました。これほどの放水路があると安心していられますね。また、狩野川放水路ライブカメラなどがあるようで狩野川の洪水防止にもなっているようですね。
2008年08月22日 17:42
杏さん、今晩は。
雨も短時間に集中して降ると、河川の水位が急上昇して大きな被害が出ますね。最近、この被害が多く発生しています。河川の排水能力を大きくしておく必要があります。狩野川放水路は、この排水能力を大きくした事になりますね。狩野川のライブカメラは要所にあります。パソコンでも見れますが、夜間は暗くて良く見えませんでした。

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