沼津海岸線ウォーキング  獅子浜(その1)  

大久保の鼻(前半)

 獅子浜の最南端は海に突き出ている。地図を見るとここは大久保の鼻と記されている。岬と言う意味の鼻だと思うが、正しいのかな?又、何故、大久保なのか?この2点が何時も気になっていた。
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     (大久保の鼻から静浦漁港を見る)       (大久保の鼻から鷲頭山を見る)

 大久保と言う名前が、ここの地名ならば納得するが、地名は獅子浜だ。再度、獅子浜を訪れて海辺にいたお年寄りに質問してみた。そうしたら意外な返事が帰って来た。「大久保は山の名前だよ。あそこには大久保山が有って、それを削った為に山が無くなった。」と。そう言えば鷲頭山の手前の山に、削られた跡が残っている。
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                    (大久保山が削り採られた跡)

 大久保山がどんな大きさ、形をしていたのか。また大久保の鼻はどんな形をしていたのかを知る為に、帰り道に沼津市立図書館に寄って調べてみた。運良く「大久保山の生涯」と言う本が見つかった。発行者は大久保山の開発を請け負った会社「松庫工業株式会社」で非売品とある。多分、図書館に寄贈されたのだろう。
 その本に掲載されている大久保山の写真を今日、明日で何枚か転載させて貰う事とする。
 開発前の大久保山の形はおむすびの形をしている。昭和25年の写真なので不鮮明だが山の形は解る。
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                  (右手前の三角形の山が大久保山)

 大久保山は標高141mで急斜面のまま海に落ち込んでいる。当時の県道沼津土肥線(現在の国道414号線)は山の斜面が海に接した所を細々と走っている様だ。
 又、別の写真によると大久保の鼻は海に突き出た、大きな洲だった事が解った。
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             (大久保の鼻とは大久保山から伸びた大きな洲だった)

 今日は都合でウォーキングは中止。

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この記事へのコメント

2008年07月24日 21:13
疑問に感じた事を解明する実行力にに頭が下がります。若さの秘訣かと思います、私も見習いたいですね。
2008年07月25日 09:17
地名の疑問点から歴史を探索すると興味深い面白い事実に行き当たりましたね、大久保山が無くなり今の岸壁が出来たものと想像しますが、次回を楽しみにしています。
寅太
2008年07月25日 11:57
デコさんは質問が上手い。聞き出すだけでなく、相手をくすぐってしまう。
この男もきょうは家で上手いビールだったでしょう。
果たして削り取った土は何処に行ったのでしょう。
私は海岸線を埋め立てたと思います。
でも松庫工業が大久保山の開発を請け負ったとなると、石灰か石切り場ですね。
柏崎でも大きな所は岬と呼びますが、小さな出っ張りはみんな鼻で、鼻がいっぱいあります。
明日の回答が楽しみです。
2008年07月25日 16:55
信徳さん、今日は。
お褒め戴き、有難うございます。老いない為、ボケない為のブログだと思っています。これからもお付き合いをお願いします。
2008年07月25日 17:02
OSAMIさん、今日は。
何処にでも、それなりの歴史は有るものです。私がズーッと沼津に住んでいたならば、大久保山のことは調べなくとも知っていたと思います。その通りです、大久保山の一部の土や岩が岸壁になったのでした。
2008年07月25日 17:10
寅太さん、今日は。
こちらも暇人ですから、このお年寄りとは小一時間話をしたと思います。私も色々の新事実が解り、美味しいお酒でしたから、この人も美味しいお酒を飲んだかも知れませんね。削り取った土は、海岸線を埋め立てただけではありません。最大の目的は別の所にあったのです。答えは、これからブログアップします。
2008年07月25日 18:07
伊豆から沼津を通った時に、右側の大きな山が半分に切り取ったような形になっているのが気になりました。あの山が大久保山なのですね。大きな山半分も切り取った岩は大変な量だと思います。沼津の海岸にも使用されたのですね。沼津には御用邸もあり、海からも便利ですので色々な事に使われたのでしょうね。
2008年07月25日 21:28
杏さん、今晩は。
伊豆から沼津に入るのは車ならばこの大久保の鼻を通りますね。私は、ここに山が有ったとは知りませんでした。山が有ったと言われた後で、この山が削られた跡が理解できました。ここから切り出された石は、大半が東名高速の由比と蒲原の海底道路に使われた様です。高度成長時代の開発ラッシュには貴重な石材供給基地だったのでしょう。

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