三頭山ウォーキング(その2)   

 今日は三頭大滝(約1200m)から三頭山山頂(1531m)までを綴る。ここからは今までのウッドチップで整備された道と異なり、沢沿いの岩道を進む。
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                     (新緑の中の沢沿いの道に入る)

 又、この区間は「ブナ路」を進むので、今回の主目的のブナの新緑の変化を中心に綴る。ブナ路のテラスではブナの新緑は目にも鮮やかだった。
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                      (ブナ路のテラス付近の新緑)

 ブナ路のテラスから15分後、沢を数回渡った所で休憩する。新緑が若干薄くなってきた。
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                          (沢を挟む新緑)

 沢から離れて尾根を目指す斜面の道に入る。ムシカリ峠近くの辺りでは更に緑が減ってきた。
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                         (ムシカリ峠付近の新緑)

 ムシカリ峠を過ぎて三頭山山頂間近のブナの大木の辺りでは、未だ新芽が出始めた所だった。
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                      (山頂付近は芽吹きの段階)

 山頂(1531m)には都民の森入口から約2時間で到着。
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                            (三頭山山頂)

 この日は高い雲に覆われていて、山頂からの遠景を楽しむ事は出来なかった。富士山も見える所なのだが裾の一部らしきものしか見る事が出来なかった。
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                      (画面中央が富士山の見える位置)

 ここで昼食を取った。今日綴った区間で見た山野草を以下に綴る。
 ブナ路のテラス付近ではナス科のハシリドコロ(走り野老)が多く見られた。オニドコロに似ていて誤って食べると発狂状態となって走り回るので、この名前が付いたと後で知った。柔らかそうな葉をしていたのでまさか有毒だとは思わなかった。
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                          (ハシリドコロ)
<ハシリドコロ(走り野老)>
  ナス科、ハシリドコロ属
  名前の由来:オニドコロに似ていて誤って食べると発狂状態となって走り回る
<特徴>
  多年草で地下に太い根茎がある
  4~5月に葉腋に暗紫紅色の花を付ける
  6月終わり頃には地上部はなくなってしまう
  草丈50cm
  有毒植物
  ブナ林の谷に群生地が多い

 沢沿いの道から離れて斜面道に入る辺りで、珍しい猫の目草の仲間を見つけた。
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          (ヨゴレネコノメソウ  花は未だ蕾?)              (コガネネコノメソウ)
<ヨゴレネコノメソウ(汚れ猫の目草)>
  ユキノシタ科、ネコノメソウ属
  名前の由来:花のあとの実の形がネコの目を思わせる
<特徴>
  山あいの谷すじなどで早春に咲く
  茎の先に小花をつける
  花は暗紅色を帯びる
  花の周りの包葉は黄色
  葉のグラデーションが面白い

<コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)>
  ユキノシタ科、ネコノメソウ属
<特徴>
  山地の谷川沿いの陰湿地に生える多年草
  花は直径3~4.5mm
  萼裂片は花時鮮黄色で直立し先は丸く長さ2~3ミリ
  雄しべは8個、葯は鮮黄色
  花期は3~5月

 ここでも山頂付近でタチツボスミレやエイザンスミレを見た。また、ムシカリ峠付近ではオオバユキザサの群生を見たが、残念ながら蕾が膨らんで来た段階であった。
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                (エイザンスミレ)               (蕾を付けたオオバユキザサ)
<オオバユキザサ(大葉雪笹)>
  ユリ科、ユキザサ属
<特徴>
  ユキザサに似ているが大型で深山に生る
  多年草、草丈70cm~1m
  茎先端に総状の白い花を付ける
  雌雄異株で、実は熟すと赤い液果になる

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は10,003歩。今週の累計歩数は17,568歩/3日。

この記事へのコメント

2008年05月21日 21:23
今晩は 1200メートル付近の三頭大滝綺麗な滝です。周辺の新緑か眩しく萌えて思わず深呼吸したくなりそうです。。
2008年05月21日 22:05
ブナ林の新緑は格別の美しさです。オゾンも沢山あるのでしょうね?沢の横道を歩いているとあっと言う間に登り切ったのではないでしょうか。
2008年05月22日 07:04
山頂付近はまだ芽吹きの季節のようですが、登り始めの新緑から目吹まで色々の段階を楽しめて良かったですね、コガネネコノメソウが可愛いです。
寅太
2008年05月22日 11:10
富士山は見えなかったようですが、富士から遠いところにいると、富士を見ると感動します。
奥多摩は遅いはるですね。わが家のヨゴレネコノメソウは花が終わっていますし、エイザンスミレは大きな夏葉がでてきました。
ユキザサは実がわかるようになっています。
コガネネコノメソウは見たことがありません。
ハシリドコロは葉が柔らかそうでもご用心、狭い登山道を走り回ることになりかねません。
カメラを片手での登山は足元にご注意願います。
2008年05月22日 18:53
沢沿いの道の若葉が綺麗です。
山頂に近づくにつれて周りの木々は新芽が少し出始めたようで、もう少しすると若葉が綺麗なのでしょうね。
ハシリドコロの花は釣鐘の形をした綺麗な花ですが有毒のようですね。
ネコノメソウもヨゴレとコガネと可愛いですね、コガネネコノメソウの黄色い花が鮮やかな色で咲いていますね。
エイザンスミレは初めてです、淡い色の花が可愛いですね。オオバユキザサは、蕾で花はまだのようですね。真っ白い綺麗な花のようですね。
2008年05月22日 18:58
chiharuさん、今晩は。
三頭大滝は登山道からは樹木に隠れて見難いですが、滝を真正面から見る為に滝見橋が造られています。この滝見橋から見ると絶景が見る事が出来ます。有り難い事です。
2008年05月22日 19:08
信徳さん、今晩は。
森林館から三頭大滝までの路を「大滝の路」と名付けられています。ウッドチップが敷かれている路です。この大滝の路はセラピーロードと認定されて「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」が体験できるとパンフレットのあります。心身の健康に良いそうです。沢の横道は岩が多くて注意しながらの歩行でしたから、意外に疲れました。
2008年05月22日 19:12
OSAMIさん、今晩は。
やはり標高差が500mあると季節が異なるのですね。山頂付近は気温も低く平地の3月末の感じなのかな、と思いました。新緑の変化は面白かったです。コガネネコノメソウは小さな花ですが黄色の可愛い花でした。
2008年05月22日 19:27
寅太さん、今晩は。
富士山を近くで見ている人間でも、山頂に着くと何処に見えるか最初に探します。見えればホッとしますが、見えないとガッカリします。やはり奥多摩の三頭山は1500m有りますので、私の感じでは平地の3月末頃の季節と感じました。ハシリドコロは見てくれからは有毒植物とは感じませんでした。登山中に写真を撮る時は、止まって撮影し、撮影が終わったら腰に付けたケースに収めてから歩く様に注意しています。ご忠告有難う御座います。
2008年05月22日 19:33
杏さん、今晩は。
山は500mの標高差があるとやはり季節が異なりますね。ハシリドコロは優しそうな植物ですが有毒だそうです。私はネコノメソウの仲間は初めて見ました。ヨゴレは葉のグラデーションが、コガネは黄色の花が綺麗でした。オオバユキザサの花は見てみたかったです。1週間位早かった様に思いました。写真で見ると白い花が綺麗ですね。

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