香貫山の植物  ヤマラッキョウ    

 香貫山の新桜台広場の中央にある遊歩道を歩いた。ここは春に、八重桜を初めとして色々の桜の品種が咲く所だ。その桜の下は夏場には笹や草が伸び放題になっているが、今は綺麗に草が刈られてスッキリとしている。来春までは草花もお休みだなと考えながら歩いて行くと薄紫の塊が目に入った。大きな線香花火が爆ぜた様な花を付けている。帰宅して調べるとユリ科ネギ属のヤマラッキョウ(山辣韮)だった。
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                   (遊歩道脇に生えたヤマラッキョウ)

 湿った草原に生えるということだが、ここは明るい草原だ。レンギョウの潅木の脇で多少ジメジメしているのかも知れない。名前の由来は鱗茎がラッキョウ(辣韮)に似ているからだと資料にある。
 遠くからは線香花火の様に球形かと見えたが、円盤状に花が広がっている。花茎の真上から見ると。  
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               (真上から見ると開花の段階が異なる事が解る)

<ヤマラッキョウの蕾>
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                    (蕾)

<ヤマラッキョウの花>
 花被片は6個。1個のメシベは緑色の子房から伸びている。6個のオシベは成長に差が有り3個づつ2グループに分かれる。
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          (オシベは葯が赤色のグループと黒白のグループに分かれる)
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                 (更に赤色の葯は黄色に変わる)

 花を横から見るとメシベとオシベが花被片よりも長いことが解る。花被片の外側は顎片がまだ付いている。
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                (メシベとオシベが花被片よりも長い)

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                    (ヤマラッキョウの花は美しい)

<ヤマラッキョウの実>
 蒴果は扁平な卵形3個からなると資料にある。継続して観察する事とする。

<ヤマラッキョウ(山辣韮)>
  ユリ科、ネギ属
  名前の由来:鱗茎がラッキョウ(辣韮)に似ている
  別名:美しい花の姿から、タマムラサキの別名

<特徴>
  多年草
  9~10月咲き山地の草原に生える
  小さな紫の集団花が細くて長い茎の上部に咲く
  まばらで散らばって生える
  草丈50センチまで

 今日のウォーキングは所用で中止。

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この記事へのコメント

寅太
2007年11月12日 18:48
香貫山は何でもあります。ヤマラッキョウの生えている山は余りないのではないでしょうか。
これが自生していたとすると、よくなくならないで生き延びてきたと思います。
来年も咲くかちょっと心配ですね。
2007年11月12日 19:47
ヤマラッキョウの花、初めて見せていただきますが、とても綺麗な花ですね。遊歩道の脇に咲いていたようですが、珍しいヤマラッキョウの花が咲いていたとは、凄いことですね。ヤマラッキョウの薄紫色の花が素敵です。別名が、タマムラサキだそうですが、こちらの名前の方が良いような感じですね。香貫山には、色々な種類の花が咲いていますが、このまま咲き続けて欲しいと思います。
2007年11月12日 20:57
こんばんは。ヤマラッキョウは山野草として人気で、福島以南の山地の草原に自生するとありますが、ここの山にも自生しており、見つけられてラッキーでしたね。先日の旅行先で、チシマラッキョウを見てきましたが、あれは小型で岩場に自生しロックガーデンに植えてありました。鉢でも見ました~。ラッキョウのイメージがなく、奇麗な花で育ててみたいと思いますよね。根は食べられないのでしたよネ。美しい花の姿から、タマムラサキの別名があるのですね。線香花火イメージでは可愛そうです~。
小型のイトラッキョウも知られていますよね。
2007年11月12日 21:02
今晩は
ヤマラッキョウの花始めてみました。紫色の綺麗な花を見せて頂き有り難う御座います。
2007年11月12日 23:34
この季節としては珍しくヤマラッキョウが綺麗に咲いていますし、ピンクの花弁の中の緑色が綺麗に見えていていい感じですね。
この季節にというのは除草と温暖化の影響でしょうかね。
2007年11月13日 06:29
寅太さん、お早う御座います。
私はヤマラッキョウを始めて見ました。勿論、香貫山以外も含めてですが。寅太さんがご指摘の通りですと来年、また生えてくるか心配ですね。生えていた所は遊歩道のすぐ脇ですから、心無いウォーカーが花を折ったり、持ち去る可能性も有ります。来年、確認してみましょう。
2007年11月13日 06:35
杏さん、お早う御座います。
花がそろそろ終わってくる頃にこの様な綺麗な花が咲いていたのでビックリしました。名前はヤマラッキョウよりもタマムラサキの方が良いですね。来年もまた生えてくる事を願って、確認してみます。
2007年11月13日 06:49
一花さん、お早う御座います。
北大植物園でチシマラッキョウをご覧になったでしたね。花は似ていますね。香貫山のヤマラッキョウの葉は貧相でしたが北大の方は茂って豊かでした。名前はタマムラサキの方が良いですよね。そうすると、譬えは線香花火でなく、尺玉(タマ)花火にしましょうかね?チョッと大きすぎかな(笑)。
2007年11月13日 06:53
chiharuさん、お早う御座います。
私もヤマラッキョウの花は初めて見ました。色も形も名前に似ず綺麗な花でした。皆さんも名前はタマムラサキの方が良いと仰っていますが、私も同感です。来年以降も咲き続けて欲しいと思っています。
2007年11月13日 07:09
OSAMIさん、お早う御座います。
ヤマラッキョウの花期は9~10月と資料にあったのに、秋も終わり頃に咲いていたのを見て、いささかビックリしていました。OSAMIさんのご指摘の様に除草で一度、刈られてしまったが温暖化で再度成長して花を咲かせる事が出来たのかもしれませんね。一花さんへのコメントにも書きましたが葉の数も少なく、草全体は貧相でした。再成長で花を咲かせるだけで精一杯だったのかも知れませんね。

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