香貫山の植物  コシオガマ (番外編 コマツナギ)   

 香貫山の尾根道脇に黄緑色の葉の上に薄ピンク色の花が咲いている。調べたらゴマノハグサ科のコシオガマ(小塩竃)であった。
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          (シオガマギクに似て小さいのでコシオガマと命名された)

 日当たりのよい草地に生える半寄生の 1 年草だと資料にある。半寄生植物はゴマノハグサ科に多くみられると言う。8月24日に綴ったヒキヨモギ(ゴマノハグサ科)も半寄生植物であった。其処の中の記述を以下に転載する。

        ---2007年8月24日のブログより転載開始---
<寄生植物、半寄生植物、腐生植物とは?>
 葉緑素がなく他の植物に寄生して養分をとるものを寄生植物、葉緑素を持って光合成をしながら他の植物に寄生して養分を摂るものを半寄生植物、葉緑素がなく菌類から養分を摂るものを腐生植物といいます。それぞれの品種例
 寄生植物     アメリカネナシカズラ   ナンバンギセル   ヤセウツボ
 半寄生植物    コシオガマ    ヒキヨモギ
 腐生植物     マヤラン   オニノヤガラ

 7月4日に秋田駒ケ岳ウォーキング(その2)で綴った(http://dekowalker.at.webry.info/200707/article_2.html)綺麗な花のヨツバシオガマ(これもゴマノハグサ科)も半寄生植物だと知った。ヨツバシオガマもヒキヨモギも草としては大きくて一人前の姿をして、綺麗な花を咲かせているのに半寄生植物とは???
 植物の世界にも色々不思議な事があるものだ。
        ---2007年8月24日のブログより転載終了---

 上の引用文中に半寄生の品種例としてコシオガマが載っている。その実物を香貫山で見るとは、この時は思いもしていなかった。いや、どんな花なのかすら知っていなかった。

 葉が対生し,葉の付け根に一つずつ(節毎に二つずつ)花をつけると資料に有るが二つ綺麗に咲いているものがなかなか見つからなかった。
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            (節毎に花が二つ付く 一つは萎んでしまった)

 このコシオガマは全体として腺毛が多く、触るとべたつくと資料にある。香貫山に生えたコシオガマの一塊は草が斜面に寝てしまっている。引き起こそうと葉を掴んだら、ベタベタとべたついた。強風か何かの拍子に草が倒された後、このネバネバで起き上がれなくなってしまった様に感ずる。
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               (斜面に寝てしまったコシオガマ)

 名前の由来は小型のシオガマ(ゴマノハグサ科)の意味であるが、シオガマとは塩竈で、花だけではなく葉も独特の形で美しいので、「葉まで美しい」を「浜で美しい」とかけて、浜辺で塩を製造するのに使われる塩竈の美しい風情をイメージして名付けられたといわれる。ちょっとこじつけのイメージがするが?
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                 (花だけでなく葉まで美しいコシオガマ)

        ---2008年10月29日のブログより転載開始---
《番外編》 コシオガマ(小塩竃)
 コシオガマに付いては昨年の10月23日に綴った。その中では草が倒れていたり、株として丈が短いものばかりであった。今年は草姿として立派なものを見つけたので以下に記載し、昨年のブログにも転載しておく。
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                 (コシオガマの草姿)

 対生した葉の付け根に一つずつ即ち、節毎に二つずつ花をつけると、資料に有るが以下の画像がそうなのか、少し疑問が残るが・・・。?
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                  (節毎に二つずつ花を付けている?)
        ---2008年10月29日のブログより転載終了---

<コシオガマ(小塩竃)>
  ゴマノハグサ科、コシオガマ属
  名前の由来:小型のシオガマ(ゴマノハグサ科)の意味

<特徴>
  半寄生の1年草
  9~10月に薄ピンクの花を咲かせる
  花長12mm程度
  草地や道端に生える
  葉は対生し羽状で深く裂ける
  草丈は60cmまで

《番外編》 コマツナギの実
 コマツナギに付いては6月10日に綴っている(http://dekowalker.at.webry.info/200706/article_10.html)。その中で取り上げた斜面上の株は最近まで花を付けていた。花も見えなくなったので見上げると枝に沢山の実(豆)が吊る下がっていた。
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                      (コマツナギの実)

 ピンク色したものが後に見えるが、これはまだ咲き残っているコマツナギの花だ。
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                      (コマツナギの実と花)

 他にも数花序で花を咲かせている。随分と花期の長い花だ。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,364歩、今週の累計歩数は16,969歩/2日。

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この記事へのコメント

2007年10月23日 19:33
コシオガマ初めてです秋に咲く可愛い花は珍しいですね、花も紫色の入ったビンク色で綺麗で良いと思います、山で見るシオガマの仲間とは驚きですね。
2007年10月23日 19:59
こんばんは。「コシオガマ」、初めてですが、こちらの画像の花色は薄紫で私が今日アップしました「スズムシバナ」に感じが似ていますね。
でも本で見るともっと実際はピンクのようなんです~。これは初めて見ます。自分でも光合成をして、また他の植物の根からも養分を横取りする半寄生って欲張りですね。名前の由来、こじつけみたいですが、面白いですね。

コマツナギは奇麗な花で開花が長かったですが、うちも今、種がたくさん出ています。播けば来年出てくるでしょうか?可愛い花でしたが、こちらの山では大株でしたよね。
2007年10月24日 17:04
コシオガマの花、初めてですが、淡い紫色の可愛い花ですね。
葉の形は菊の葉に似てるように見えます。
地面に張り付いているように見えますが、倒れてそのままの形で花を咲かせているのですね。
コマツナギの花後は綺麗な豆になって枝に下がっていますね。
まだ花も咲いていて綺麗なピンクの可愛い花ですね。
2007年10月24日 18:11
OSAMIさん、今晩は。
そうですね、この花は何となく春に咲くような感じがしますね。淡い色の葉と花が秋に咲くのは珍しいかも知れません。又、もっと高山で咲きそうな花の様な感じもします。平地と思われる香貫山で見つけるのは珍しいのかもしれませんね。
2007年10月24日 18:21
一花さん、今晩は。
やはり一花さんもコシオガマがスズムシバナに似ていると思いましたか。私はそちらのブログでスズムシバナを見た時は、コシオガマの色違いかと思いました。
香貫山には大きな株のコマツナギも小さな株のコマツナギも両方あります。小さい方は大きな株の近くで、芽生えて1,2年の様な感じですので多分種から育ったと思います。可愛い花ですから増やしてみて下さい。
2007年10月24日 18:35
杏さん、今晩は。
そうですね、葉の形は菊の葉に似ていますね。葉の色が淡い緑色で葉が綺麗なんです。塩竃は「浜で美しい」-->「葉まで美しい」とは良く考えて付けた名前だと感心しています。コマツナギはマメ科でハギに似た可愛い花を咲かせます。花期が長くて、長い期間楽しめます。
寅太
2007年10月24日 19:37
香貫山にコシオガマがありましたか。
去年は良く見たのですが、今年はまだ見てないような気がします。
ナンバンギセルはススキ類に寄生させることが出来ますが、コシオガマを寄生させるのは難しそうです。
2007年10月25日 14:34
寅太さん、今日は。
コシオガマは半寄生という事で毎年生えてくれるのか心配しています。来年も綺麗な花を咲かせてくれれば良いがなと思っています。ナンバンギセルはまだ見た事が無いのです。ススキの生えている所を注意しながら通るのですが見つかりません。

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