香貫山の植物  エノキグサ (番外編 ネズミモチとトウネズミモチ)

 9月21日に綴ったコニシキソウを探している時に同じトウダイグサ科のエノキグサ(榎草)を見つけた。葉がエノキ(榎)に似ているのでこの名前が付いた。
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                         (エノキグサ)

 一年生の草本で畑や路傍などに普通に生育する。エノキグサは雌雄同株で8月から10月に花序を形成する。雄花序は赤い粒々が付いた棒状のもの、雌花序は編み笠状の苞葉に包まれたボール状のものだ。別名のアミガサソウ(編笠草)はこの為についた。
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             (棒状の雄花序と編み笠状の苞葉に包まれた雌花序)  

 雌花序を下の画像でもう少し詳細に見る。雌花序は苞葉の中に上下2個の雌花で構成されている。雌花は殆どが子房で、それぞれ3室に分かれ表面には小さなコブ状の突起があり、その上に軟毛が密生している。3つに分かれた子房の上に付いている赤い糸状のものが花弁に相当する花被である。
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        (雌花の子房は3室に分かれ、その中央に有るのが花被) 
     
 花被の中心部に雌しべがあるはず、と資料にある。花被部が良く見える下の画像でも雌しべまでは良く解らない。ヒョットして白い糸状の物が雌しべかな?
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             (花被の中心部に雌しべが有ると言うが、良く解らない)

 一方、雄花序は苞葉の上部に花茎を伸ばし穂状につく。花茎に付いた赤い粒々が雄花。上から2枚目の画像の雄花序には開花した雄花が白く見える。
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                     (雄花序は苞葉の上部に穂状につく)

 別の雄花序を見ると穂の一番上に子房みたいなものが付いている。
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                      (雄花序の天辺にある物は何?)

 ややこしい説明で申し訳ありません。トウダイグサ科の花は解り難いものが多い。複雑な花だが種は沢山出来るのだろうか?この一角にはエノキグサが群生していた。
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                          (エノキグサの群生)

<エノキグサ(榎草)>
  トウダイグサ科
  名前の由来:葉がエノキ(榎)に似ている
  別名:アミガサソウ(編笠草)
  別名の由来:雌花を包む包葉が編み笠を裏返したような形の為

<特徴>
  一年生の草本
  畑や路傍などに普通に生育する
  花期:夏~秋
  ありふれた雑草です。


《番外編》 ネズミモチの実とトウネズミモチの実
 ネズミモチとトウネズミモチに付いては6月4日に綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200706/article_4.html)どちらの木にも緑の実が生って来た。以下にそれを載せる。
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                         (ネズミモチの実)
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                         (トウネズミモチの実)

 どちらも熟すと黒くなると資料に有る。継続して観察をする。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,640歩、今週の累計歩数は18,140歩/2日。  

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この記事へのコメント

2007年10月02日 20:35
エノキグサというのは面白い花ですね、雄花が旗竿みたいに伸びているし雌花は葉でガードされたようになって付いていて、受粉させる虫さんも大変かなと思ったりしました。
2007年10月02日 21:51
こんばんは。植えた覚えがないのに、庭の中やプランターにモロヘイヤに似た草?が出ているですよ。でもモロヘイヤではないし、何の草だろうかと思っていました。どうもこのエノキグサ見たいです。葉がエノキの葉に似て、雌花と雄花が違うのですね。別名アミガサソウ(編笠草)って洒落てますね。明日ゆっくり観察して見ます。
庭にはまた違う草がたくさん出ています~。名前が??です。そのうちこちらで出てくるかも知れませんね。
トウネズミモチも実が出来ていますね。うちのクロガネモチも今年は実付がいいです~。
寅太
2007年10月03日 10:13
先日、庭に生えてきたものを退治したエノキグサですね。
こんなに群生する前に抜いてよかった。
1年草は少し目を離すと群生し、庭を占領されるので気を付けないと。
2007年10月03日 13:54
エノキグサ、この草は良く見かけていましたが名前を知りませんでした。
デコウォーカさんの記事で、いつも名前を知ります。
花も見たことがありませんでしたが、面白い花の咲き方をしていますね。
雌花の編み笠のような葉の包まれている小さな緑のボールは、初めて見ました。今度、エノキグサを見たら良く見てみたいと思っています。
トウネズミモチ、ネズミモチ、大きな実になっていますね、これから黒くなるのですね。
2007年10月03日 18:59
OSAMIさん、今晩は。
エノキグサは雄花も雌花も特異な形ですが、花がどちらも小さくて雄しべや雌しべは人間の目では見えません。デジカメのマクロ撮影でも見えません。受粉を助ける虫さんは大変だと私も思います。
2007年10月03日 19:06
一花さん、今晩は。
私はこのエノキグサを初めて見ましたが、その後注意して見ていると香貫山以外でもアチコチに生えていました。多分、一花さんの花壇にも侵入していることでしょう。雑草も良く見れば可愛いので、これ以外も観察して載せましょう。香貫山では、クロガネモチの実は現在の所、橙色になっています。もうすぐ赤く色付くことでしょう。
2007年10月03日 19:10
寅太さん、今晩は。
エノキグサを退治されましたか。良かったですね。種が出来てばら撒かれたら来年には榎でなく、榎草の林が出来てしまったでしょう(笑)。
2007年10月03日 19:16
杏さん、今晩は。
やはり、エノキグサを見た事が有りましたか。私は初めてだったのですが、その後アチコチで見ています。兎に角、雄花も雌花も小さいです。肉眼では容易には見えません。緑色のボール状の子房は見えますが、これも苞葉の緑色とで見難いです。チャレンジして下さい。ネズミモチもトウネズミモチもこれから黒くなって、鼠の糞みたいになるでしょう。

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