香貫山の植物  ヤブマメ (番外編 ツリガネニンジン)   

 香貫山の登山道脇の笹竹や草叢に紫色の可愛い花が咲いている。マメ科の蝶型花のヤブマメ(藪豆)だ。花は葉腋に総状花序につき、旗弁は紫色、翼弁と竜骨弁は白っぽく、長さ1.5~2cmで小さいが近くで見るととても綺麗だ。
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                  (ヤブマメは蝶型の美形の花)

 生えている所が林縁や草むらが多いのでこの無粋な名前が付けられているが、なかなか可愛い花だ。蔓性の一年草で,他の植物にからみついて生え、3 出複葉の葉や毛の生えている茎などは,クズ(葛)を小型にしたような感じだ。香貫山では女竹に巻きついている場合が多く、宙吊りに咲いている花が可愛い。
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              (女竹に巻きついたヤブマメはクズを小型にしたよう)
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                  (宙づりに咲くヤブマメは見易く、可愛い)
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                    (この花には黄色の蕊が見える)

 草薮で背の低い草に巻き付いている場合は花は葉の下に咲くので見え難いが、草丈の大きい物に巻きつくと良く見える。
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              (大きいコセンダングサに巻き付いたヤブマメ)
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               (目の高さで見る花はビックリする程綺麗だ)

 豆果は扁平で、長さ2.5~3cm、幅7~8mm。縫合線に沿って伏毛があり、3~5個の種子が入る。別名をギンマメ(銀豆)というが、種子の色が銀色だからである。地中にも結実する閉鎖花があり、淡桃色で1個の種子が入ると資料にある。地中の実は別として地上に出来る銀豆を見てみたいものだ。

<ヤブマメ(藪豆)>
  マメ科、ヤブマメ属
  名前の由来:花はマメ科の蝶形で、林縁や草叢に良く生えている
  別名:ギンマメ(銀豆)
  別名の由来:種子が銀色
 
<特徴>
  1年草
  8~10月咲き
  花は長さ1.5cm位で白に薄紫
  山地や道沿い、草原に生える
  暑い夏に涼しそうな花を咲かせる
  つる性
  落花生のように地中にも種をつける

《番外編》 ツリガネニンジンの実
 ツリガネニンジンに付いては9月22日に綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200709/article_6.html)その後の花と実に付いて以下に載せる。

<ツリガネニンジンの花(追加)>
 その後のツリガネニンジンは株も大きくなり花を沢山つけ綺麗に咲き誇っている。そして、急斜面の登山道を登ってくるウォーカーは、ここで暫しの間立ち止まって呼吸を整え、最後の登り坂に備えていく。
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                  (賑やかに釣鐘が吊る下がっている)

<ツリガネニンジンの実>
 最初の頃に咲いていた花は既に実になって、花に混じって吊る下がっている。
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               (花瓶を引っくり返した様なツリガネニンジンの実)

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この記事へのコメント

信徳
2007年10月13日 21:00
白と薄紫の可愛い花ですね。葛の花を少なく、小さくしたような感じがします。
2007年10月13日 21:47
お邪魔します
ヤブマメは花の先端の紫が綺麗ですね。
ツリガネニンジンは花ではなく実が釣り鐘に似ているのですね。
青みがかった白が綺麗な花です。見せて頂き有り難う御座います。
2007年10月13日 23:16
ヤブマメが綺麗に撮れていますね、私も川原のヤブマメを写した事があるのですが、条件が悪い事もあって綺麗に撮る事が出来ませんでした、私も条件のいいところで咲いている綺麗なヤブマメを見てみたいてすね。
2007年10月13日 23:54
こんばんは。ヤブマメは藪で実際見た事があります。おとといのナンテンハギにも花が似ますね。小さな花の割には大胆に巻き付いて葉も大きい感じなんですね。
ここのツリガネニンジンはとても立派で、イワシャジンみたいです。
山野草として見ると、素敵な花ですよね。この若芽を昔の人は山野草として食べたのですよね。今では貴重ですが。。可愛い釣鐘の花が風に揺れているさまは良いですよね。種も釣鐘のようですが、うちのソバナにはこんな実が出来なかったです。
2007年10月14日 00:42
ヤブマメの花、初めてですが綺麗な花で驚きました。
白い花の反り返った花びらが紫色で綺麗ですね。ヤブマメの実も銀色とのことですが、綺麗なのでしょうね。
ツリガネニンジンは大きな株で可愛いツリガネの花を沢山咲かせていますね。淡い色したツリガネニンジンの花、とても綺麗です。
香貫山は沢山の種類の植物が生えているのですね。いつもそう思っています。


寅太
2007年10月14日 10:07
写真で見ると不思議にも実物の何倍も綺麗に見えます。花の持つ本来の美しさに、カメラマンの腕が加わり、もはや芸術の世界ですね。
ツリガネニンジンは一度草を刈ったような所に生えてくると、背丈も低く今が満開のような感じがします。
実を花瓶を引っくり返した様だとは、想像力が豊です。なるほど。
2007年10月16日 17:58
信徳さん、今晩は。
葉は葛に良く似ています。花も同じマメ科で葛にも似ていますが数日前に綴ったナンテンハギの花の方に良く似ているかと思います。紫と白の色の組合せがなかなか綺麗だと思います。
2007年10月16日 18:08
chiharuさん、今晩は。
ヤブマメの花の先端の紫とその他の白色との組合せ、バランスが良くて可愛いですね。ツリガネニンジンの実も釣鐘に似ていますが、名前の由来は花が釣鐘に似ているからです。ツリガネニンジンの実は、口の部分に飾りを付けた花瓶に似ていると上では綴りましたが、その様にも見えませんか・・?
2007年10月16日 18:15
OSAMIさん、今晩は。
ヤブマメの花は笹等に吊る下がっている状態が写真に撮り易いと感じています。背の低い草に絡まって咲いているヤブマメは写真に撮り難いし、花が傷んでいる場合が多いですね。是非、良い形と色のヤブマメを探して撮影してください。
2007年10月16日 18:26
一花さん、今晩は。
そうですね、ヤブマメは小粒の花ですが葉は大きく、態度も大きくて他の植物に大胆に巻きついて行きますね。
昨年は上に綴ったツリガネニンジンが生えている場所を見なかったのですが、今年の様子を見ると昨年もかなりの数のツリガネニンジンが咲いていたと思われます。今年は小さな株も多かったので来年は更に大きな株が増えるのでは、と思っています。ここの斜面がツリガネニンジンの群生地になれば良いがな・・・と勝手に想像しています。
2007年10月16日 18:36
杏さん、今晩は。
ヤブマメの実は未だ見た事が有りません。草叢の中では探しにくいですが女竹に吊る下がった株なら見易いので、これから観察して実を見たいと思っています。上手く写真に撮れていませんが、ここの辺りのツリガネニンジンは色が淡い青色でなかなか綺麗です。香貫山の麓には住宅地が迫っていますが急斜面の山の為、自然が残されている様です。その為、花の種類も多いかもしれません。
2007年10月16日 18:51
寅太さん、今晩は。
小さな花をマクロで拡大して見ると綺麗に見えますね。人間の目線では花が小さいと、その良さを見落としてしまうのでは、と思っています。マクロ画像は蝶や蜂や蟻の目線で見た感じかも知れません。
上に取り上げたツリガネニンジンの株が一度刈り取られた後に再び生えてきたものかどうか、最初から見ていなかったので定かではありません。他の場所で一度刈り取られた後で、急成長して花を咲かせている株を見ています。最初よりは株は小さかったですね。

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