香貫山の植物  シモバシラ (番外編 クロガネモチ)   

 香貫山の登山道でも一日中、日陰になっている所に今年もシモバシラ(霜柱)が咲き始めた。
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             (日陰の暗い所に白い花序が突然出現してビックリする)

 名前の由来は冬に枯れた茎の水分が凍って氷の柱が出来、それが霜柱によく似ている為に付いたとある。しかし、花そのものも白い霜柱のようにも見える。
  葉は対生し、葉腋から花柄が出る。
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             (葉は虫食いだらけで、綺麗な花がみすぼらしく見える)

<シモバシラの蕾>
 シモバシラの花序は4列になって咲くのが蕾の段階でよく解る。
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                 (花は下側から順次開花するのも解る)

<シモバシラの花>
 花序は葉腋から5~12cmの花穂を出し一方向に偏って咲く。
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                      (こちら側が花の裏側)

 花はシソ科の唇形花。花弁は4枚、雄しべは4本、雌しべは1本で柱頭は2つに分割している。雄しべと雌しべは共に花冠の外に突き出ている。
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          (真上から見た花 雄しべの紫色の葯と白色の花びらが綺麗だ)

        ---2,008年10月10日のブログより転載開始---
《シモバシラ》
 今年もシモバシラが、昨年と同じ所に咲き始めた。夏の草刈でこの辺りの草は綺麗に刈られてしまったので、今年は見られないかと思っていたのでビックリだった。
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                 (シモバシラ 2回クリックで拡大可)

 草刈で刈り取られた所に咲き始めたシモバシラは株の大きさも、花序の大きさも小振りだった。
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          (一度刈り取られた後、再成長して花を咲かせたシモバシラ)
        ---2,008年10月10日のブログより転載終了---

<シモバシラの霜柱>
 シモバシラの名前の由来となっている霜柱に付いて興味有る記述が見つかったので以下に転載する。
 「よく冷え込んだ朝、枯れたこの草の根元を見ると、茎から鰭状に氷が張り出し、まさしく、霜柱となって氷の彫刻を作っています。これは茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸びだしたもので、持ち上げているのは小石ではなく、茎の表皮です。それがこの植物の名の由来です。一度これが出来ると茎の構造は壊れるので一年にたった一度だけ、シモバシラが咲かせる冬の花というわけです。それも、見事なものが出来るには、初めての寒波で急激に冷え込んだときに限ります。」
 沼津では最近霜を殆ど見ないのでシモバシラの霜柱を見る事は無理かも知れない。東京の高尾山では登山道脇の木陰に多くこのシモバシラの霜柱が見られると言う。

<シモバシラ(霜柱)>
  シソ科、シモバシラ属
  名前の由来:冬に枯れた茎の水分が凍って氷の柱が出来、それが霜柱によく似ている

<特徴>
  多年草
  山地の木陰に咲く
  花穂の片側だけに唇形の白い花がたくさんつく
  葉は対生し、葉腋から花柄が出る
  草丈40~90cm


《番外編》 クロガネモチの実
 クロガネモチの実が色付き始めた。クロガネモチに付いては昨年の12月27日に赤い実を、今年の6月2日に花を綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200612/article_20.html)今回は色付き始めた実を以下に載せる。

<クロガネモチの実>
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               (色付き始めたクロガネモチの実)

 今年も完熟して真っ赤になるのも間近だろう。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は9,108歩、今週の累計歩数は16,740歩/3日。

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この記事へのコメント

信徳
2007年10月10日 21:00
デコウォーカーさんご無沙汰しています。暖かい所から帰ってきたらいきなりシモバシラが目に入って驚いています。もうそんな時期なんですね。ところで高尾山のシモバシラと香貫山のシモバシラとは異質の物でしょう。高尾山で見たものは全然違います。
2007年10月10日 22:30
こんばんは。うちも今年小さな5cmくらいの苗で植えて開花が無理だと思っていたのですよ~。でも昨日見たら蕾が出来てラッキー。観察撮影しています。
これはなぜか葉が虫食いなんですよね。そして花が歯ブラシみたいに横に偏っていますよね。アップで見るとおしべの葯が長く紫で綺麗ですね~。
この花は高尾の野草園でもたくさん開花していました。ほんものの霜柱は冬に見たいものですね。神代植物園でも朝見れるそうです。
この植物のほかに、セキヤノアキチョウジ、カメバヒキオコシなどの根元で見られるそうです。これが出来ると根元が壊れてだめになるのでしょうね。でも宿根で下は生きているのですよね。うちでも見てみたいです~。
クロガネモチは今年実付きがよく、うちも少し色付いてきました。
信徳
2007年10月10日 22:43
信徳も暖かい所にいたらすっかりボケてしまいました。高尾山で見たシモバシラは冬のシモバシラで秋のシモバシラはまだ見た事がありません。枯れた後しか見ていませんので信徳が勘違いしてしまいました。同じ草ですね。香貫山では冬のシモバシラは見ることが出来ないでしょうね。
2007年10月11日 00:01
シモバシラの花も、冬のシモバシラも画像でしか見たことがありません。
まっ白な花に長いシベの紫色の葯が綺麗な花ですね。
上から2番目の画像ですが、シモバシラの1株に幾つの花が咲いているのでしょうか。凄い花が付いていますね。高尾山では冬のシモバシラが見れるそうですが、香貫山では無理でしょうか、見れると良いですね。
寅太
2007年10月11日 08:45
1ヶ月ほど前になりますが、高尾山ではシモバシラはほとんど終わっていました。
ブログに何時載せたのか調べたら、画像だけ取り込んでいました。
香貫山のように一斉に咲かないので、あまり白くはなく綺麗ではありません。
香貫山のものはサラシナショウマかと間違うような真っ白です。
高尾山は山頂より城山寄りの登山道の脇にたくさん生えていますので、これからの冷え込みが楽しみです。
2007年10月11日 11:40
シモバシラが綺麗に撮れています、私も見た事が無いのですが一度この花の霜柱を見たいですよね。
2007年10月11日 18:32
信徳さん、今晩は。お帰りなさい。早速コメント戴き有難う御座います。
植物のシモバシラと氷の霜柱とで混乱しますよね。信徳さんは高尾山で植物のシモバシラの根元に出来る氷の霜柱を見たんですね!滅多に見られる物ではないと思いますが、凄いですね。香貫山では氷の霜柱は出来ないと思っています。
2007年10月11日 18:41
一花さん、今晩は。
一花さんの花壇にはシモバシラまでも生えているのですか!蕾が出てくれば花は時間の問題で開花してくれるでしょう。スタートは下の方の花が1,2輪咲くと思います。氷の霜柱が神代植物園でも見られるなら、香貫山でも見れるかな?いづれにしても今冬の最低気温が零下にならないとダメでしょうが。クロガネモチの実の付き方も豊作ですか。楽しみですね。
2007年10月11日 18:47
杏さん、今晩は。
上から2枚目の霜柱の株は1本の様に見えますが7、8本の株が集まっていました。シモバシラの花が一塊になっている所が1本の株と見てもらえば良いです。この冬に香貫山でも氷の霜柱が見えるよう祈っておきましょう。
2007年10月11日 18:53
寅太さん、今晩は。
高尾山のシモバシラの霜柱は有名ですね。ネットでシモバシラを調べると高尾山では植物の花のシモバシラよりも氷の霜柱の記述の方が沢山出てきます。一度は見てみたいので、この冬に気温が下がった時に香貫山に行ってこようと思います。
2007年10月11日 18:55
OSAMIさん、今晩は。
ネットで調べるとシモバシラの霜柱は綺麗ですね。私も一度は見てみたいと思いますので、この冬に気温が下がった時に香貫山に行ってこようと思います。

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