香貫山の植物  ツユクサ

 ウォーキングを暫く休んでいましたが、数日前から再開したのでブログも再開します。従前同様のお付き合いの程、宜しくお願い致します。
 香貫山の登山道脇にツユクサ(露草)が目立っている。梅雨時から咲き始めて今が最盛期なのだろうか?随分と花期の長い花だ。
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                (花期の長いツユクサの花)
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              (ツユクサの花はアップで見ると綺麗だ)

 昨年は6月16日にツユクサが開花し初めた様子(http://dekowalker.at.webry.info/200606/article_14.html)と、8月18日にツユクサと他の花の競演の様子(http://dekowalker.at.webry.info/200608/article_18.html)と2回綴っている。
 今年はツユクサの花をもう少し詳しく記述する。
 ツユクサは梅雨の頃に咲き始めるので「梅雨草」かと思っていたが、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという。英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花、一日花」という意味を持つという。しかも梅雨時よりも初夏から初秋にかけて沢山花を咲かせるという。
 花の基本数は3で、6枚の花被片は3枚の内花被片と3枚の外花被片に分かれる。3枚の内花被片の内、上向きの2枚は目立つ青色であり、下向きの1枚は半透明の白色である。
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        (3枚の内花被片の内、白色の1枚は下向き白花被片3枚の中央)

 3枚の外花被片は上の画像で下向きに出た白花被片3枚の左右2枚と、1枚は青色の内花被片の裏にあって見えない。見る角度を変えて上の花を裏側から見ると3枚の外花被片が見える。
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             (内花被片を外側から守っている3枚の白い外花被片)

 花を横から見ると3枚の内花被片を3枚の外花被片が支えているのが良く分る。
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              (3枚の内花被片を3枚の外花被片が支えている)

 一見すると花びらは青色の2枚に見えるが、実は複雑で6(3+3)枚から構成されていた。
 雄しべも複雑だ。雄しべは全部で6本であるが、花粉を生産するものは長く突き出した2本だけであり、それ以外の4本は変形して小型の花に見える仮雄しべとなっている。4本の仮雄しべの内、3本は短く、1本は少し長い。
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           (ツユクサのシベの構成 2回クリックで拡大して見て下さい)

 花は2枚の貝殻のような包葉の間から朝に花を出し、夕方には包葉の中へ戻る。この包葉からは1つの花だけが出て来るのかと思っていたら、そうではなくこれも又、複雑だ。包葉の中には花序が有り、3~4個の蕾が隠れていて次々と花を咲かせると資料にある。
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            (包葉の中には次に咲く白い丸い蕾が膨らんで見えている)
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           (包葉の後ろから飛び出ている白い花柄に花が付く場合がある)

 この包葉に囲われた花序がツユクサの茎に幾つも付いている。この為に、一日花を次から次へと咲かせているので花期が長いのだろう。
 所で、この包葉の中の花は更に複雑で、詳細に調べると花は両性花になるものと雄花になるもの、更には閉鎖花も有ると言う。詳細情報は、“花*花・flora”様HP(http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/tuyu-kusa1.htm)を参照して戴きたい。
 身近に有って見慣れた花だが随分と複雑な花なのでビックリしている。ツユクサは古くから青の染料に利用されてきた。この染料は水洗いをすると流れるので染め物の下絵を描くときに使用されてきたと、資料にある。花の複雑さとは関係なく、身近で下絵描の染料と言う単純な事に役に立ってきたのだ。

        ---2007年10月11日のブログより転載開始---
《番外編》 ツユクサ(白花)  
 時々しか通らない登山道を歩いていたら白色のツユクサが咲いているのを見つけた。
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                   <前から見たツユクサ(白花)> 
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                   <後から見たツユクサ(白花)> 

 この花を見つけたのは午後3時頃であった為、雌しべが花びら側に巻き戻って来ている。長く伸びた雌しべの姿を撮影する為に、昨日の午前中に同じ所に行ってみたら、何と、草刈完了直後であった。心当たりの場所には刈られた草々が倒れている。白色のミズクサを探してみたが見つからない。「あぁ~、残念!!!」
 種が零れていて、来年咲いてくれれば良いが・・・。
        ---2007年10月11日のブログより転載終了---

<ツユクサ(露草)>
  ツユクサ科、ツユクサ属
  名前の由来:早朝の露の中で咲く為に露草となった

<特徴>
  1年草
  6~9月咲
  梅雨の雑草の代表花 9月には鮮明な色になる
  明快なスカイブルーの花色 一日花
  草丈50~60cm 

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は7,688歩。

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この記事へのコメント

2007年09月17日 21:01
こんばんは。お久しぶりです^。今日は残暑がまた厳しいでしたが、ウォーキング再開されたのですね。
いま露草も鉢から出てきて画像を幾つか撮っていますが、しっかりと観察しなかったです。朝開いて日中には萎み、一見単純そうに見えていますが複雑構造しているのですね。リンク先を見ると露草にも2タイプあるのですね。そして花も両性花を咲かせ、時には雄花を咲かせたりして種の保存を図っているのでしょうか?
出かけた先でも露草がたくさん咲いていて、見ると花びらが大きいようで、うちで見かけたものとは別物のようでした。
神代植物園では、「オオボウシバナ」と言うのも見ました。
2007年09月17日 21:55
久しぶりですね、実は昨日も一花さんとどうされたのだろうと心配したていました、又お元気に再開されて良かったと思います。
今日みたいに暑いとツユクサの清清しい色が良いですね、私もあるところでアカバナツユクサを写してきましたので、近いうちにアップしたいと思います。
寅太
2007年09月18日 06:37
おはようございます。
小手ならしウォーキングにしては、8千歩近くですからさすがです。
6枚目の写真などはもう最高です。ツユクサをこんなに拡大して見たことはありません。
ツユクサの咲く季節も長いですね。
暑中見舞いの図柄かと思っていましたら、アキアカネが花にとまりそうな季節になりました。
信徳
2007年09月18日 07:16
お久し振りです!残暑が厳しく露草の綺麗な青に癒されます。この暑さが終ると短い秋で一挙に寒くなって行くのでしょうか?
2007年09月18日 16:48
一花さん、今日は。
私の事を心配して下さっていた事をOSAMIさんよりお聞きしました。元気にウォーキングとブログを再開しましたので今後とも宜しくお願い致します。
ツユクサも調べたら随分複雑な構造をしていてビックリしましたが、更にオオボウシバナと言うジャンボなツユクサまであるのですね!ツユクサを馬鹿に出来なくなりました。
2007年09月18日 17:03
OSAMIさん、今日は。
一花さんとご一緒に、私の事を心配して下さって有難う御座いました。今週より元気にウォーキングとブログを再開しましたので今後とも宜しくお願い致します。
一花さんに教えて貰いましたが、オオボウシバナと言う大きな花のツユクサが有る様ですが、更に赤い花のツユクサまであるのですね!ますますツユクサを馬鹿に出来なくなりました。
2007年09月18日 17:14
寅太さん、今日は。
ウォーキングも数日前から少しづつ増やしています。ツユクサも調べると複雑な構造をしているのでビックリしています。今日も暑い一日でしたが今週末には秋のお彼岸ですから、すぐに秋に入りますね。こちらではまだアキアカネは見ていませんが田圃の方へ行けば見られるかな?
2007年09月18日 17:19
信徳さん、今日は。
ツユクサは梅雨時の花かと思っていましたが、初秋の方が花が元気に咲いていますね。この花を見ると涼しさを感じます。
今週末には秋のお彼岸入りですから、早く暑さともお別れしたいですね。

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