香貫山の植物  カラスザンショウ (番外編 涼を求めて)     

 先日綴ったクサギの近くで、枝先に黄色味を帯びた大型の散房花序をつけた木がある。カラスザンショウ(烏山椒)の木だ。
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          (カラスザンショウの花序は木の天辺で上を向いている)

 どの木も大きくてその木の天辺に花が咲いているので写真を撮るのは大変だ。
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    (天に向かって花開いたカラスザンショウ 昨年8月11日ブログより転載)

 谷の向こう側の斜面にはカラスザンショウの花が尾根から谷に向かって一面に咲いている。
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            (緑色の斜面に黄緑色部がカラスザンショウの花)

<カラスザンショウの花>
 カラスザンショウは雌雄異株だ。個々の花はとても小さく直径5mmほどなので、木の上の花が雄花なのか雌花なのか見分けが出来ない。上から2番目の画像を目一杯腕を伸ばして撮影したものが次の画像だ。カラスザンショウの花は花びらが5枚、雄しべが5本だが確認出来るかな? 2回クリックで拡大して見て下さい
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          (カラスザンショウの花  2回クリックで拡大して見て下さい)

 上の花は雄しべが長いので雄花の様だ。雌花を接写で撮影出来る株を探したが未だ、見つかっていない。

<カラスザンショウの実>
 果実は赤く種子は黒く又、果実はミカン科特有の香りがあると資料にある。今後観察を継続する。

      ----2007年9月19日ブログより転載開始----
《番外編》 カラスザンショウの実
 先々週の台風9号は香貫山のアチコチに強風の爪跡を残していた。登山道沿いの大きなカラスザンショウの木が2本横倒しになっていた。
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              (台風9号の風で横倒しになったカラスザンショウ)

 この木は8月18日に綴ったカラスザンショウの記事の中で載せたものである。
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    (天に向かって花開いたカラスザンショウ 8月18日ブログより転載)

 木は倒れただけで生きている。覗き込むと実がビッシリと生っていた。
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                (カラスザンショウの実)

 カラスザンショウの木は高くて、しかも木の天辺に花を咲かせるので花や実の接写が難しかった。何処の木で実を撮影しようかと探していた所なので今回、この横転したカラスザンショウの出現で簡単に撮影出来る事となった。又、このまま来年も成長していれば、まだ撮影できていない雌花の接写撮影も出来る事となる。台風9号の置き土産として密かに感謝しておこう。
 因みに、横転した木はラッキーなことに雌雄それぞれ1本づつであった。
      ----2007年9月19日ブログより転載終了----

      ----2007年10月18日ブログより転載終了----

《番外編》 カラスザンショウの実
 カラスザンショウに付いては8月18日に綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200708/article_7.html)今日はその後の実の様子を以下に載せる。撮影ポイントは台風9号によって横倒しされたカラスザンショウの木だ。台風の後に登山道に出ていた部分は切り取られたが、横倒しの木はそのまま置かれているので花や実の撮影は楽に出来る。
 ごく最近までは緑色の実だったが、少し赤味を帯びてきた。
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                (赤く色付き始めたカラスザンショウの実)

 カラスザンショウはイヌザンショウと同じ様に1個の果実が3個の分果に分かれると綴ったが、画像を見ると3個の分果が一塊になっている事が解る。この分果からそれぞれ黒い種子が1個づつ出て来るが、それは今後観察する事とする。

      ----2007年10月18日ブログより転載終了----


カラスザンショウの名前の由来はカラスがこの種子を好んで食べるところからついたと資料に有るが、人間が食べない物を果たしてカラスが食べるのか?

<カラスザンショウの茎>
 カラスザンショウの茎には棘が有ることには気が付いていたが、資料を見ると葉柄の跡が面白い形をしているとあった。早速、確認してみた。
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               (動物の顔の様な葉柄の跡)

<カラスザンショウ(烏山椒)>
  ミカン科、サンショウ属
  名前の由来:カラスがこの種子を好んで食べる

<特徴>
  落葉高木
  雌雄異株
  7~8月頃開花
  うす白緑色の粟状集団花  花形は盃状
  古い幹には大型のとげが出来る
  日当たりの良い山地に生える


《番外編》 涼を求めて その2(清水町・柿田川)

 今日は曇り空で30度を越えなかったと思うが午後に柿田川に行ってきた。柿田川も富士山の湧水が源となっている川で東洋一の湧水量を誇っている。水温は一年中15度で川辺は冬は暖かく、夏は涼しい。川の中に手足を入れて涼を取るが、長い時間は入れていられない。
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               (柿田橋下の日陰で柿田川上流を望む) 

 柿田川に付いては昨年の3月3~7日に綴っている。(http://dekowalker.at.webry.info/200603/article_3.html)時間のある方は参照して下さい。

 今日のウォーキングは香貫山と柿田川近辺の散策で12、407歩、今週の累計歩数は34,828歩/6日。

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この記事へのコメント

寅太
2007年08月19日 15:06
カラスザンショウは初めてです。かなり大きな木のようですが、花の拡大写真がよく撮れています。
3枚目の写真はネムノキの花が咲いてようですね。
に見えます。
有名な柿田川の湧水ですね。冷たくて川に入っている人はいませんね。
2007年08月19日 15:41
カラスザンショウ、初めてですすが、大きな木のようですね。
大きな木の上に咲く花は、なかなか撮るのが難しいですが小さな花を綺麗に撮られていますね。
遠くから眺めたカラスザンショウは大きな木の上に、黄緑色の花を咲かせていて本当に、天に向かって花開いているようです。
カラスザンショウの葉も独特な大きな葉ですね。葉柄の跡がユーモラスな面白い形をしていますね。思わず微笑んでしまいました(笑)
2007年08月19日 20:21
カラスサンショウというのは大きな木になるようですね、大きな木で上向きの花となるとカメラマン泣かせの代表選手というところでしょうか、アップの写真が綺麗に取れていて良かったですね。
信徳
2007年08月19日 20:56
大きな樹はネムノキのようです。この樹も初めてです(何から何まで初めて・・・笑!花樹木音痴信徳)
2007年08月19日 21:50
寅太さん、今晩は。
カラスザンショウの花の咲き方は葉の上で天を向いて咲きますので、ネムノキの花の咲き方に似ていますね。ピンク色のネムノキの花が咲いた方が綺麗ですが、沢山のカラスザンショウの木が一面に花を付けた姿も見事です。実は柿田川の岸辺には1人でなく2人の大学生が並んで座っています。座る前には川に入っていたのですが冷たくてソコソコに出てしまったのでした。長くは入っていられません。
2007年08月19日 22:02
杏さん、今晩は。
私も香貫山で見かけて調べるまではカラスザンショウの木なんて、全然知りませんでした。人の生活にはあまり貢献しない為だろうと思いますが、人が住んでいる近くでは見かけません。たまたま雄花は谷の斜面に有った木の天辺が目の高さに有ったから撮影出来ました。雌花はこの距離では見つけていないので撮影出来ていません。今年の秋に実の生った木を見つけておいて、来年どの様にして撮影するか考えておこうと思っていますが・・・。葉柄の跡は面白いですよね、他の木ではこんなユーモラスな跡は無いと思います。
2007年08月19日 22:06
OSAMIさん、今晩は。
まだ雌花が撮影できていないので目的を達成出来ていません。杏さんへのコメントにも書きましたが来年何処の木で、どうやって撮影するかを考えようと思っています。暇人の楽しみの為ですね(笑)。
2007年08月19日 22:14
信徳さん、今晩は。
花の咲き方、葉の形状がネムノキに似ていますね。小葉の大きさはカラスザンショウの方が大分大きいですが。私もこのカラスザンショウを含めて香貫山で初めて見た樹木ばかりです。名前は聞いた事がある樹木も有りますが花は殆ど始めて見るものばかりです。ほぼゼロからスタートして勉強中です。

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