香貫山の植物  ハンゲショウ (番外編 マタタビ)     

 香貫山の尾根道にある水飲み場の横にハンゲショウ(半夏生)が生えている。ハンゲショウは湿地を好むと資料にある。水飲み場の排水が生育に合っているようだ。
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               (尾根道の水飲み場横のハンゲショウ  6月29日)

 分枝した茎の先端に長さ10~15cmのクリーム色の花序を形成する。花序付近に付く葉は下半分からほぼ全体が白色となる点がハンゲショウの大きな特徴である。このような白色の葉は、マタタビとよく似ており、訪花昆虫を誘引に貢献するのであろうと、資料にある。確かに薄暗い林下ではこの白い葉は良く目立つ。
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                (花序と白くなる葉は株の上部に付く  6月29日)
 
 上の画像を撮った日より10日ほど前の6月17日の状態は、花序が出て来たところで葉は未だ白化していなかった。
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           (花序が芽生えたばかりで葉は白化していない  6月17日)

 8日後の6月25日では葉が白化を始めていた。しかし、花序はまだ開花していない。  
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           (花序は未だ開花前だが葉が大分白化して来た 6月25日)

 そして、1枚目と2枚目の画像の6月29日に花序は開花した。
 夏至から11日目(7月2日ごろ)が半夏生(七十二候の一つ)で、この時期に葉が白くなり開花すると、資料にある。今年の香貫山のハンゲショウは若干、半夏生の日よりは早く開花した様だ。
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              (花序の根元部分から開花する  6月29日)

 更に7月5日になると花序も半ばまで開花が進んでいたし、葉も更に白化していた。
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              (花序の半分以上まで開花が進んだ  7月5日)


<ハンゲショウ(半夏生)>
  ドクダミ科、ハンゲショウ属
  別名:方白草(かたしろぐさ)、半化粧

<特徴>
  多年草
  6~8月に開花
  花は小さい集団花だが上部の葉が白くなる
  湿地に生える
  夏至から11日目(7月2日ごろ)が半夏生(七十二候の一つ)で、この時期に葉が白くなり開花する
  草丈1M以下   

《番外編》 マタタビ
 昨日、バスで富士山の富士宮口新五合目に向かう途中、車窓からマタタビの白化した葉を度々見た。写真を撮れなかったので昨年、三窪高原を訪れた時に撮影した画像を以下に載せる。
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                  (白化したマタタビの葉)
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               (マタタビの葉と花)

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,814歩。

この記事へのコメント

信徳
2007年07月09日 20:28
ハンゲショウなど葉の白化する植物には生きる為の秘密があるのでしょうね。白くなっている葉の裏側は緑色をしているとの事ですから半化粧はこの事もそう言われているのでは無いかと書かれてありました。
2007年07月09日 22:31
こんばんは~。ま~ビックリ~。私は去年、7月2日の半夏至(半夏生)の日にアップしましたが、旅行記の関係で、今年は1週間遅れでアップでした。偶然デコさんも同じハンゲショウだったのですね。
昨日、植物園でも見てきたのですよ。
これって半日陰のものと思ってそんな場所に植えたのですが、日当たりで水辺を好むのですね。
マタタビもアップしました~が、デコさんの真似していませんからね~~。。
内容からして、何時もの如く着々と前から観察されていらしたのですね。
葉の裏ですが、今日見たら裏葉は薄緑でしたが、ちょっと半分白っぽいものもある??ようです~。裏まで今回は最初から良く見なかったのですよ~。観察してみますね。去年観察したのですが、白くなった葉は結実後に緑に変ってました。マタタビの花は初めてです~。ご覧になれて良かったですね。引き続き実も要観察ですね。
2007年07月09日 23:11
水飲み場にハンゲショウがあるというのは何だか良い感じですね、私のところの植物園のハンゲショウは、花か終わりに近づいたことなのか少し汚くなっています。
plysima
2007年07月09日 23:15
こんばんは。この植物、最初から白い葉が生えてくるのかと思っていましたー。緑色から白色に変化するんですね。不思議な植物ですね。山の中で遠くから見るとすごく目立ったりしてますよね?
寅太
2007年07月10日 14:24
ハンゲショウの観察はばっちりです。
マタタビはむかし田舎でよく見ましたが、赤い茎が中心で、花や葉は見た記憶がありません。
今までマタタビが化粧をするのは知りませんでした。猫もびっくりです。
2007年07月10日 17:36
ハンゲショウは、友人宅で見ましたが、不思議な植物ですね。
今まで気がつきませんでしたが、最初から白いのかと思っていましたが、自然に葉が白くなっていくのですね。
マタタビの葉も同様に白くなるのですね。マタタビはまだ、見たことはありません。それに、マタタビの白い花も初めて見せていただきました。
2007年07月10日 19:02
信徳さん、今晩は。
花序が出始めた時にその近くの葉が白化し、結実すると元の緑色に戻るそうなので、これは明らかに訪花昆虫を誘引する為ですね。○○が××を誘惑(?)する為にお化粧をするのと同じですね(笑)。別名で方白草とか半化粧と呼ばれるのは、表だけが白くなる為の様です。
2007年07月10日 19:11
一花さん、今晩は。
本当にビックリしました。全く同じテーマであり、ほぼ同じ内容でしたね。日当たりで水辺を好む事と、白くなった葉は結実後に緑に戻る事は知りませんでした。実が出来る時に再度確認します。マタタビの花は葉の中に隠れていて見つけ難かったです。もう一度アップで写真を撮りたく思っていたので一昨日、富士山の富士宮口に行った時に撮影出来なくてガッカリでした。
2007年07月10日 19:15
OSAMIさん、今晩は。
一花さんに教えて貰ったのですが、ハンゲショウは日当たりの水辺が良いそうです。香貫山の尾根の水飲み場は日陰なので若干、最適地では無さそうですが水辺の条件はクリアしていますね。それとウォーカーが水を飲む時の休憩には良い目の保養になります。
2007年07月10日 19:21
plysimaさん、今晩は。
信徳さんへのコメントにも書きましたが花が咲き出す時から結実するまでの期間に白くなります。綺麗な花弁の役目をするのですね。香貫山でも林下で多少薄暗いのでこの白い葉は良く目立ちますね。


2007年07月10日 19:34
寅太さん、今晩は。
マタタビの茎の赤色は良く目立つのですか?前にマタタビを見た時は気付きませんでした。マタタビもハンゲショウと同じく花の咲いている期間に白くなるようです。寅太さんは花より団子で、花の時期は興味なく、実が生る時期ばかり興味が有ったのではないでしょうか?
2007年07月10日 19:39
杏さん、今晩は。
信徳さんへのコメントにも書いたように、花が咲き出す時から結実するまでの間白くなります。花があまり綺麗でないので花弁の役目をするのですね。マタタビも同じですね。マタタビは雌雄異株だそうで、両方の花を撮影したいと思っていますがまだ、そのチャンスに恵まれていません。

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