香貫山の植物  ムラサキニガナ (番外編 宝永山ウォーキング)       

 香貫山の半日陰の所に花茎を長く伸ばして赤紫の花をつけた植物が生えている。ムラサキニガナ(紫苦菜)だ。
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                     (ムラサキニガナの花と蕾)

 登山道脇の斜面に並んで咲いている。兎に角、背が高くて1m以上はある。1m程上の斜面から生えているのでゆうに2mは超えている。
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                (斜面上から見下ろしているムラサキニガナ)

<ムラサキニガナの花>
 茎頂に円錐状に多数の頭状花をつける。
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               (長い花茎の先に沢山の花や蕾を吊り下げている)

 頭花は径1cm、紫色の舌状花からなり、総苞も長さ1cmで紫色をしている。
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                (日陰の中で目立たないが接写で見ると綺麗だ)

 名前にニガナが付くがアキノノゲシ属でニガナ属のニガナとは別属で分類学的類縁はない。

<ムラサキニガナの実>
 上の画像を撮った10日後に訪れたら、もうタンポポの実の様に綺麗な綿毛を付けていた。
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                    (タンポポ似の綿毛が出ている)

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                    (綿毛の中には黒い種が風車の様だ)

<ムラサキニガナ(紫苦菜)>
  キク科、アキノノゲシ属

<特徴>
  多年草
  6~8月細いが長い花茎を伸ばし、淡い赤紫色の花を下向きに咲かせる
  花茎の長さがとくに長い
  花の長さ1センチ位
  半日陰ぐらいの山地の林間に生える
  強風が吹くと倒れそうであるがうまい事に風の吹かない場所に生えている
  草丈1.2Mまで

《番外編》 富士山 宝永山ウォーキング
 今日は、富士山・宝永山の火口を巡るウォーキングに行って来た。富士宮口の新五合目から新六合目まで登りそこから宝永山火口を経て御殿場口新五合目に到るウォーキングだった。
 生憎、天気はガスが掛かり時々雨にも降られて眺望は全然ダメだった。富士山特有の草花には会えたが、今回はその内の一つ、オンタデを以下に載せる。富士山の火山砂礫の中でシッカリと根を這わせて生えている様には感心させられた。
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             (砂礫の急斜面に生えるオンタデ  他の植物は無い)
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                   (ガスの中でも満開の花は目立つ)
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                        (オンタデの花)

<オンタデ>
  タデ科、オンタデ属
  名前の由来:木曽の御嶽に生育するタデという意味

<特徴>
  亜高山帯の草原から高山帯の礫質土壌地に生育する事が多く、富士山には多い。このような砂礫質土壌の傾斜地は表層土壌の移動が激しく、植物の生育には土壌の移動が大きな障害となる。オンタデは発達した地下部を持っており、土壌の移動にも耐えて生育する能力を持っている。

 今日の歩数は17,304歩、今週の累計歩数は56,741歩/7日。

この記事へのコメント

2007年07月08日 23:20
こんばんは。普通のニガナは黄色で丈が低いでしたね。
この紫のニガナは大柄で、花の感じも下向きに咲いてタケニグサに感じが似てますよね。でもアップで見る花は綺麗ですね。綿毛の風車の画像も良いですね。
こちらも曇り日でしたが、今日また山へとお出かけウォーカーさんでしたか?富士山の宝永山は何度も遠くからの画像で見せて戴きましたが、巡れるのですね。昔5合目までは車で登ったようで瓦礫ばかりだったようですが、またここは別の場所なんでしょうか?
ここでも富士山特有の草花があるのですね。画像ではオンタデがあちこち咲いていて、白い花穂はアスチルベ風ですね。あちこちの山の植物調査なさる感じですね~。
確か富士山頂は、デコさんだけドタキャンでまだ登ってらっしゃらなかったと去年書いてらっしゃいましたよね。
信徳
2007年07月09日 07:27
えっ!デコさん、富士山に登っていないの?ビックリした~あ!信徳は信仰富士山なんで今から45年前に一度登りました。そしてその時に感じた事は「二度登る○○!登らぬ○○!」でした。ですから以降見るだけで二度と登っていません。最近デコさんの画像を見せられて二度目の意欲が出て来ています。・・・話題がそれて失礼しました。
2007年07月09日 08:35
ムラサキニガナは初めての植物ですが、アップの写真で見るとなかなか可愛い花を付けていますし、綿毛の付いた実も風車の形が面白いです、それにしてもせいたかのっぽなのは驚きです。
寅太
2007年07月09日 13:54
ムラサキニガナは見たことがありません。
花後の写真は風車よりも、この季節の花火のようにみえました。
2007年07月09日 19:17
一花さん、今晩は。
復習です。ニガナは黄色で5枚の花弁で草丈は低い、で合格です。ムラサキニガナに何故ニガナが付くのか私も良く解りません。草丈の大きい事や蕾の形や付き方はタケニグサに似ていますね。
今回は宝永山には登らず、宝永山の麓に有る火口を覗いてきました。そこから御殿場口の新五合目まで標高差で約1、000mを下って来ました。道は殆ど全て火山砂礫でズルズルと滑りながら歩いてきましたヨ。オンタデの花は私は同じタデ科のスイバに似ていると思いました。
そうなんです、良く覚えてくれていました!私は未だ富士山に登ってないです。前回、ドタキャンしてしまい、それからは登山のチャンスも有りませんでした。今年あたり登山を狙っているのですが、どうなりますか・・・?
2007年07月09日 19:25
ムラサキニガナ、初めて見せて頂きまし。黄色いニガナは見ていましたが、ムラサキもあるのですね。ムラサキニガナは、とても背が高そうですね。拡大して見せて頂きましたが、薄紫色の可愛い花ですね。綿毛も中の種も風車のようでキレイで驚きました。
2007年07月09日 19:25
信徳さん、今晩は。
お恥ずかしながら、富士山に未登山は事実です。登らぬ○○を返上するべく数年前に行く計画でしたがドタキャンでした。そろそろ、と思ってはいるのですが・・・。毎年登る人もいるようですから2度目の登山も○○にならないと思いますヨ。
2007年07月09日 19:30
OSAMIさん、今晩は。
何故、こんなに背高ノッポになる必要が有るのか解りません。風に吹かれればすぐに折れそうです。あまり風の当たらない所に生えているのは事実です。風車は綺麗で、すぐにでも回りそうな気がしませんか?
2007年07月09日 19:36
寅太さん、今晩は。
見た事が有りませんか?香貫山には結構あります。どこの山でも見られると思っていましたが、私もこれから他の山に行った時に注意してみます。花後は花火にも見えますね。昔、クルクル回るネズミ花火が有りましたがそれに似ているかな?
2007年07月09日 19:45
杏さん、今晩は。
杏さんもムラサキニガナは初めてですか。ニガナには似ていないと思います。何故、ニガナの名前が付くのか分かっていません。か細く、控えめな花なの近づいて良く見てあげないと、その良さが解りません。人間の世界にも、そんな人もいますよね(笑)。

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