香貫山の植物  アキカラマツ (番外編 エゴノキ)    

 香貫山の登山道脇の草叢に背の高い植物が風にユラユラ揺れている。アキカラマツ(秋唐松)だ。昨年は7月10日に綴っている。
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                 (細身で長身のアキカラマツ)

 アキカラマツの茎は高さ1~1.5mにもなり、上部で盛んに分枝する。その先に大きな円錐花序を出し淡黄白色の小さな花を多数つける。
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                 (分枝した茎の先に淡黄白色の花序が付く)
 
<アキカラマツの花>
 名前の由来は、秋に咲くカラマツソウの意味だ。カラマツソウの名前の由来は開花した時のオシベの形が唐松の葉に似ているから、とある。従ってアキカラマツの花も開花した時のオシベの形は唐松の葉に似ている。
 アキカラマツには花弁はなく、萼が3~4枚つくが開花後すぐに落ちてしまう。この為唐松の葉に似たオシベが良く目立つ。そのオシベも葯の方が太くて黄色をしているので花全体が黄色を帯びて見える。
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          (唐松の葉に似たアキカラマツ  2回クリックで拡大できます)

 開花直後の花を見ると、まだ萼が付いているのが解る。
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                 (開花直後の花には萼が見える)

<アキカラマツの葉>
 葉は先が浅く3裂、時に5裂した楕円形。子供が描いた、横から見たチューリップの花に似ている。
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                      (アキカラマツの葉)

<アキカラマツ(秋落葉松)>
  キンポウゲ科、カラマツソウ属
  名前の由来:秋に咲くカラマツソウの意味 

<特徴>
  多年生の草本
  堤防、草地などに生育し、高さ1m以上になる
  7月から秋まで黄白色の花を咲かせる
  花弁のように見えるのは萼である
  花弁がないので、多数の長い雄しべがよく目立つ

《番外編》 エゴノキの実
 エゴノキの花に付いては5月17日に綴った。今日はそのエゴノキに鈴なりに吊る下がっている実の模様を以下に載せる。
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             (花と同様に見事にぶる下がっている)
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                 (綺麗な実は薄いグリーン色)

<エゴノキの虫えい>
 隣にバナナの房に似た奇妙なものが吊る下がっている。 調べるとエゴノネコアシアブラムシによる虫えい(エゴノネコアシ)であるということが分かった。バナナの房のようにも見えるが猫の足先に見立てた名前だった。
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                   (エゴノネコアシ)

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,976歩、今週の累計歩数は8,976歩/2日。


        -----お知らせ  8月2日追記-----

 都合により、昨日より暫くブログを休ませて戴いております。再開時には又、宜しくお願い致します。

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この記事へのコメント

2007年07月31日 23:20
こんばんは。カラマツソウの仲間にはたくさんありますね。
2枚の画像で萼が開花後すぐに落ちてしまう様子が良く分ります。
ツクシ、バイカ、シキンの各カラマツは育てたのですが、シキンカラマツは萼が開花後長く残っていましたよ。このシキンカラマツもこちらの山にあればいいですね。
エゴノキの実を今日見かけましたが、画像と同じようでした。
エゴノネコアシはなかったので、今度探してみます。(うちの猫足には似ないようですが・・。)
信徳
2007年08月01日 08:15
登場してくる植物は全て初めてです。香貫山は一大植物園のようです。
2007年08月01日 09:59
アキカラマツはカラマツソウと似ていますけれど大きくてすこし豪華な感じですよね、本当はすこし色があるともっと綺麗ですかね。
エゴノキに付いている虫こぶは私も見ていますが、エゴノネコアシという名前があるのですね、勉強になりました。
寅太
2007年08月01日 10:01
アキカラマツに似た野草にマツカゼソウがあります。
最初この二つの植物の見分けができなかったのですが、マツカゼソウは葉が3裂していません。
エゴノネコアシは見たことがありませんので、今度エゴノキを見るときには気を付けます。
2007年08月01日 12:47
アキカラマツ、初めて見せていただきました。
遠くから見るとタケニグサに似ているような感じがしました。
アキカラマツは葉が唐松に似ているからのようですねが、ガクが落ちた後のオシベは松の葉に似ていますね。アキカラマツの葉も本当にチューリップのような形で可愛いです。
エゴノキの実は、先日選挙の帰りに公園の木に沢山の実が付いていました。大きな木に真っ白い花が下向きに咲いていたのを思いだしました。
2007年08月02日 16:27
一花さん、今日は。
ツクシ、バイカ、シキンの各カラマツは香貫山には無い様です。資料で見るとシキンカラマツなどは綺麗ですから香貫山に生えてくれると大歓迎ですが・・・。エゴノネコアシは資料で見て知りました。香貫山では無いだろうと思って探してみたら結構有りました。しかし、残念ながら中の虫(エゴノネコアシアブラムシ)は既に出てしまっているのが殆どでしたが、上の画像のには未だ虫が入っている様です。
2007年08月02日 16:34
信徳さん、今日は。
香貫山にはまだまだ自然が残っている為、環境条件が違う場所には別の植物が生えているので種類が豊富なのかも知れません。登山道から離れた所には未だ別の植物(樹木)が生えていますが写真を撮れていません。これらも撮影出来たらもう少し種類が増えると思っています。
2007年08月02日 16:39
OSAMIさん、今晩は。
そうですね、アキカラマツはもう少し目立つ色が付くと綺麗になると思います。一花さんへのコメントにも書きましたがエゴノネコアシは無いと思っていましたが結構木に吊る下がっていました。探して見て下さい。
2007年08月02日 16:53
寅太さん、今日は。
そうですね、アキカラマツソウの姿形はマツカゼソウに似ていますね。マツカゼソウは香貫山ではこれから咲き始めると思います。
2007年08月02日 17:01
杏さん、今日は。
タケニグサも雄しべが目立つのでこのアキカラマツの雄しべが目立つ所は良く似ていますね。しかし草全体の姿形は大きさも含めて感じが異なりますね。エゴノキの実は花と同じ様に見事に枝から垂れ下がりますね。

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