香貫山の植物  マンリョウ (番外編 アカショウマ)         

 香貫山の登山道脇の防砂壁の上に白い花を咲かせている小木がある。冬に赤い実が生るマンリョウ(万両)だ。花壇では良く見かけるが、香貫山のこんな場所で見つけてビックリした。
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                (マンリョウは枝先に花序を散形状に付ける)
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                 (防砂壁の金網に寄り添ったマンリョウの木)

 名前の由来はセンリョウ(千両)と比較して、より果実がたくさん付き美しいからと言う。

<マンリョウの花>
 花は5弁の白い小さな花で、昼に咲いて夜には閉じる1日花である。花びらや葯にまでソバカスみたいな斑点が有る。
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                (葯の間から柱頭が飛び出している)

<マンリョウの葉>
 マンリョウの葉はV字形に折れる傾向があり、縁には特徴的な波状の鋸歯がある。
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                 (縁には波状の鋸歯がある)

<マンリョウの実>
 果実は液果で10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られる。この冬に、ここで赤い実が見られる事を期待して待つ事とする。
        ---2008年1月5日のブログより転載開始---
 香貫山のマンリョウに付いては昨年の7月25日に綴った。そして、この冬に、赤い実が見られる事を期待して待つ事とした。
 花を見つけた登山道脇の防砂壁の上を久し振りに覗いてみると赤い実が生っていた。
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               (防砂壁の上で赤い実を付けたマンリョウ)

 この防砂壁の金網にくっ付いて捕らわれの身の様に生えているマンリョウでは写真も撮り難いし、縁起も良くないので別のマンリョウを探していた。10月初めに手頃な株を見つけて写真を撮った。
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          (緑の実を沢山付けたマンリョウ  昨年の10月11日撮影)

 この株で赤い実を観察しようと思っていたら、例の草刈でこの株はバッサリと刈り取られてしまった。
 その後、実が赤く色付くに従い、アチコチで赤く色付いたマンリョウの実を見つけた。
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                (新たに見つけたマンリョウ その1)

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                (新たに見つけたマンリョウ その2)

 一箇所に集まっているのではなく離散的にアチコチに生えているのは、鳥が運んだ実で広がった為だろうか?
 又、五重塔の広場にある花壇には赤色と白色のマンリョウが生えているがこれは人間に植えられたのだろう。
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                          (白色のマンリョウ)             

 7月25日の記述の中でお正月の縁起木として寄せ植えに使われる両が付くものには以下の種類があり、
   万両…マンリョウ(ヤブコウジ科)
   千両…センリョウ(センリョウ科)
   百両…カラタチバナ(ヤブコウジ科)
   十両…ヤブコウジ(ヤブコウジ科)
   一両…アリドオシ(アカネ科)
果たして、香貫山で何種類見られるか?継続観察する事としよう、と綴った。
 今回で赤い実に付いては11月14日に綴ったヤブコウジに次いで2品種目を見た事になる。
        ---2008年1月5日のブログより転載終了---
 
 両が付くものには以下の種類がある。
   万両…マンリョウ(ヤブコウジ科)
   千両…センリョウ(センリョウ科)
   百両…カラタチバナ(ヤブコウジ科)
   十両…ヤブコウジ(ヤブコウジ科)
   一両…アリドオシ(アカネ科)
果たして、香貫山で何種類見られるか?継続観察する事としよう。

<マンリョウ(万両)>
  ヤブコウジ科、ヤブコウジ属
  別名:ヤブタチバナ(藪橘)

<特徴>
  7月ごろ白色の花を咲かせ正月には赤い実になる
  暖地の林内に生える常緑の小木
  葉の下に実がなるため地味な植物
  1Mくらいまで伸びる   まれに白い実もある
  
《番外編》 アカショウマ
 先日の高畑山ウォーキングで見た山野草の内、今日はアカショウマを綴る。アカショウマは(ユキノシタ科 チダケサシ属)で先日綴ったチダケサシと同じ仲間だ。良く似ているし共に綺麗な花だ。
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                        (アカショウマ)

 杉林の下で薄暗い為、フラッシュを使わざるを得なかった。
 ショウマの判定はなかなか難しい。アカショウマは根が赤いとあるが、掘り起こさなければ根を見る事は出来ない。枝分かれした所が赤いと有るので観察してみた。
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                     (アカショウマの枝分かれ部は赤い)

 これならば判定に間違いはない。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,772歩、今週の累計歩数は17,772歩/3日。

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この記事へのコメント

2007年07月25日 21:59
マンリヨウの花も良く見た事が無かったのですが、今回は拝見すると花にも蕾にも斑点のような模様が入っているのですね、今度私も出会ったときは観察してみようと思います。
アカアシショウマというのは初めてですが、山などでよく見かけるトリアシショウマとは葉の形も少しだけ違うようですね。
2007年07月25日 23:53
こんばんは。万両のたくさんの花に実が期待されますね。
私も千両、十両(ヤブコウジ)の花が開花していたので、撮りましたが、小さくてなかなか大変でした。ヤブコウジも撮ったら同様の斑点がありましたよ。これ等は似ていますね。
花は昼に咲いて夜には閉じる1日花でしたか?確認してみますが、うちには万両の花が咲いていたでしょうか・・。
去年、百両のカラタチバナを求めて植えていたのですけど、5月に蕾が出てラッキーと思っていたら急に枯れてしまいました。一体どうしたのでしょうね?せっかく十、百、千、万と揃えたのですが。。

アカショウマはチダケサシに似ますね。でも画像で赤いのが確認されますね。ショウマの葉にはちょっと似ませんね。実物に出逢えると良いのですが・・。
plysima
2007年07月25日 23:57
私もマンリョウが赤い実をつけている光景は良く見ますが、こんな白い花が咲くのを見るのは初めてです。赤い実を無事実らせてくれるといいですね。それと百両と一両は知りませんでした・・。
寅太
2007年07月26日 10:10
普通の山にはマンリョウとヤブコウジがありますので、香貫山でもヤブコウジは見つかるでしょう。
マンリョウは鳥が種を運ぶのかいろいろなところに生えています。
秋の赤い実の楽しみが増えたのではないでしょうか。
我が家でもマンリョウが咲いています。
2007年07月26日 16:50
マンリョウの花、今まで良く見たことはありませんでした。
可愛い星形の白い花に、細かいソバカスがあるのですね。実家の裏庭や、生垣の側にマンリョウの木が出ています。暮れになると妹が、赤い実の沢山ついたマンリョウを取って来て、お正月の生け花に使ったりします。以前に良く祖母が、鳥が運んで来ると話をしていました(本当なのか分かりませんが・・)
香貫山のマンリョウも白い可愛い花を沢山咲かせていますね。秋には綺麗な赤い実も沢山付くと思います。
2007年07月26日 20:59
OSAMIさん、今晩は。
万両の赤い実は綺麗ですが花はあまり綺麗とは言い難いですね。しかし、良く見るとソバカスだらけですけど、なかなかの美人ですね?
トリアシショウマはまだ見た事が無いのですが、先頭の葉が大きい様です。しかし、確実な見分け方は枝の分れ部が赤ければアカショウマだそうです。
2007年07月26日 21:10
一花さん、今晩は。
一花さん宅には各種の黄金の実が稔るのですね。万、千、百、十と揃えたら後は一両ですね。私も金運に恵まれる様に揃えてみようかな、と思い始めたところです。各種ショウマの見分け方はまだまだ勉強不足と実物見学不足です。気になる花なので、これからも勉強しようと思っています。
2007年07月26日 21:24
plysimaさん、今晩は。
私も香貫山で最初この白い花を見つけた時は何の花だろうと思いました。野山の木の花を調べても出てきませんでした。箱根に行った時に通りがかりのお宅の庭に同じ花が咲いているのを見つけました。木の大きさを見て、ヒョットして万両か千両かな、と思いつきました。帰宅してヤット、万両の花だと解りました。(資料では万両は赤い実の方が先に出てきて花は後の方に出てきます。見つからないはずです(笑)。)
2007年07月26日 21:32
寅太さん、今晩は。
香貫山でもヤブコウジ(十両)が有りそうですか。木の姿や花の顔を良く見ておいて探してみましょう。plysimaさんへのコメントにも書きましたが私も鳥が種を運んだと思います。秋の赤い実を見るのが楽しみです。
2007年07月26日 21:37
杏さん、今晩は。
私も万両の花を今回初めて見ました。ソバカスがありますが可愛い花ですね。秋の赤い実を見るのが楽しみです。
おばあさんが言っていた様に、香貫山の万両も鳥が種をここに運んできたと思います。こんな狭い所に人が植える事は考えられませんので。

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