香貫山の植物  ヘクソカズラ (番外編 ニワウルシ)    

 香貫山・アスレチック広場に潅木を覆い隠す勢いで葉を蔓延らせている植物がある。花が白色の筒型で真中が赤くて可愛い、ヘクソカズラ(屁糞蔓)だ。
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                (名前に似合わない可愛い花のヘクソカズラ)
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                  (潅木の上に覆い被さったヘクソカズラ)

 葉を揉むと独特の臭気がするので、ヘクソカズラと名前が付いたとある。別名の早乙女蔓(さおとめかずら)は花型が早乙女の傘に似ているから又、灸花(やいとばな)は赤い部分が灸跡の色に似ているからと資料にある。本名よりも別名の方がズーと良いが・・・。

<ヘクソカズラの花>
 葉腋から花序を形成する。花柄は2つに分かれ、何回か分岐して総状となる。
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                    (花序の花は順番に咲く)
 花筒の長さは10mmほど。花筒の先端は5枚の花びらに分かれ、1枚の花びらの中央は薄い紫紅色でその両側は白色である。花筒の内側は濃い紫紅色で周りが白色でなかなか美しい。
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               (花びらの中央と花筒の内側が紫紅色で可愛い)
 開花が進むと花びらは反り返り、花びらの中央の薄紫紅色は消えてしまう様だ。
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                    (開花が進むと花びらは反り返る)
 花筒から出ている糸みたいなものは雌しべの柱頭で、雄しべは筒の中に入っていて見えない。花筒の外側には微細な毛が密生しており、花の中心部から筒部の内側にも毛が密生している。
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               (花筒の外側には微細な毛が密生している)  

 この様な構造でどの様な昆虫が花粉を運ぶのか、と資料にある。そう言えば、昆虫が動き回っている様子を見ていない。受粉は上手く出来るのかな?
           
<ヘクソカズラの実>
 ヘクソカズラの果実は球形で直径5mmほど。秋からヤマブキ色の実がなり冬の訪れとともに光沢のある茶褐色になる。この頃になると、ヘクソカズラという名前の由来となった独特の臭気はほとんど無くなり、果実の付いたツルはドライフラワーやフラワーアレンジメントなどにも利用される。又、茶花にも使用されるとある。冬を楽しみにしよう。

        ---2007年12月21日のブログより転載開始---
<ヘクソカヅラの実>
 ヘクソカズラに付いては7月21日に綴った。そのヘクソカズラの実がアチコチの潅木に吊る下がっている。
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                    (ヘクソカズラの実  12月1日撮影)
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                (ヘクソカズラの実  12月15日撮影)

 7月21日の中でヘクソカズラの実に付いて以下の様に綴っている。
 「秋からヤマブキ色の実がなり冬の訪れとともに光沢のある茶褐色になる。この頃になると、ヘクソカズラという名前の由来となった独特の臭気はほとんど無くなり、果実の付いたツルはドライフラワーやフラワーアレンジメントなどにも利用される。又、茶花にも使用されるとある。」
 改めて実を良く見ると、光沢のある茶褐色の実は艶出し塗料を塗った様に光っていて綺麗だ。
        ---2007年12月21日のブログより転載終了---

<ヘクソカズラ(屁糞蔓)>
  アカネ科、ヤイトバナ属
  別名:早乙女蔓、灸花  

<特徴>
  つる性多年草
  8~9月に白色で中心が赤い小花を咲かせる
  花径1センチ程度
  赤い色の部分は光沢があるビロード質
  全草に臭い匂いがするが花はきれいだ
  冬の雪の日薄茶色の実が光っているのは風情がある
  
《番外編》 ニワウルシ
 ニワウルシに付いては6月7日に綴った。その後葉の間に、豆の様なものが吊る下がっているのが見える。ニワウルシの若い実だ。
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                    (ニワウルシの若い実)

 今日のウォーキングは香貫山で7、529歩、今週の累計歩数は82,101歩/6日。

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この記事へのコメント

信徳
2007年07月21日 22:45
「屁糞カズラだなんて失礼しちゃうね」花は綺麗だし秋になって実が生ってから生花用に重宝されるんだから、どうせなら「スカンクカズラと呼んで頂戴!」
2007年07月21日 23:58
こんばんは。
変な名前の割にはこれは綺麗な花なんですよね。「さおとめかずら」のイメージそっくりなんですのにね。
誰がこんな失礼な名前を付けたのでしょうね。万葉でも当時から「くそかずら」などと歌で詠まれているのですよ。
>どうせなら「スカンクカズラと呼んで頂戴!」\(◎o◎)/!
勝手にどんどん命名者が増えてますね~。
何故かオレンジの実になると匂いが消えるって、花時に変な匂いを好む虫もいるのですね~。
ごめんなさい。昨日の「田村草」は「多紫草」で、次に書いた「多村草」は間違いでした。ボケて勝手に命名してしまいました~。
ニワウルシにはたくさんの緑の実で、成長が早いですよね。
2007年07月22日 09:54
ヘクソカズラも拡大で見るとなかなか綺麗な花ですよね、手元の資料には秋に熟した実の音からピンピンカズラという別名もあるとありますし、早乙女蔓という名前などが良いですね。
寅太
2007年07月22日 11:01
同じ紅白の綺麗なカズラでも、あるものはゲンペイカズラ、そしてこちらはヘクソカズラです。
生まれながらにして嫌われ者の運命で、命名の大切さが分かります。
我が家も名前だけでいつも退治しています。
2007年07月22日 17:33
可愛い花で今、そちこちに咲いていますね。
同じ野に咲く花でも美しい名前が付いている花もあるようで気の毒ですね。花が可愛いかったので、子供の頃に知らずに触ったらヒドイ臭いでした。それにしても名前が酷すぎますね。
2007年07月22日 21:35
信徳さん、今晩は。
はいはい、スカンクカズラさん。スカンクもヘクソに似ていますので別名のサオトメカズラかヤイトバナにしましょう。信徳さん、サオトメカズラの方が良いですかね?
2007年07月22日 21:58
一花さん、今晩は。
みなさんがヘクソの名前には異議がある様なので、今日ここではサオトメカズラにしておこうと思います。この花を観察している時に虫が訪れているのを見ていません。臭い匂いが好きな虫が夜のうちに何処からか出てきてこの可愛い花の筒に入り込んでいるのでしょうか?
ご安心下さい、昨日の「多村草」は「田村草」と読み替えました。
2007年07月22日 22:03
OSAMIさん、今晩は。
今日ここではヘクソを止めてサオトメカズラにする事としました。秋に生る実の音から「ピンピンカズラという別名もある」のですか?秋になると色々の宿題が有って忙しくなりますね。
2007年07月22日 22:07
寅太さん、今晩は。
ゲンペイカズラは寅太さん宅で見せてもらいましたね。とても綺麗でした。それに引き換えへクソちゃんは可哀想ですが万葉の時代からの様ですので仕方が無いですね。
2007年07月22日 22:12
杏さん、今晩は。
私はまだ、この花の匂いは嗅いでいません。臭いと資料で見ているのでわざわざ変な匂いを嗅ぐ必要も無いだろう、と思い触っていません。そんなに変な匂いですか?今日、ここではサオトメカズラの名前にしました。

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