香貫山の植物  アキノタムラソウ (番外編 ハマユウ)    

 今年も香貫山の登山道脇に紫色の花を何段も九輪の様につけている花が咲き始めた。アキノタムラソウ(秋の田村草)だ。
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           (シソ科特有の唇形花を何段も輪生させるアキノタムラソウ)

 資料に「アキノタムラソウは秋の名前が付けられているが梅雨のさなかから開花しはじめ、初秋まで花が続く。ナツノタムラソウと改名したいところであるが、すでにナツノタムラソウは存在している。」とある。何故、秋が付くのだろうか?又何故、田村と苗字の様な名前が付くのだろうか?学名は何と、Salvia japonicaで日本のサルビアだ!
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                     (学名は日本のサルビア)

 香貫山では現在、アチコチにこのアキノタムラソウが咲いていて登山道を歩くウォーカーを楽しませてくれている。香貫山のサルビアとして頑張っている。
 花は6個前後が1つの節に付き、日光の来る方向に偏る。
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                    (花は全て陽の方向を向いている)

 上の画像で、青紫色の筒状のものが花弁で、茎と同じ色の筒がガクだ。
 筒状の花弁を前から見たものが下の画像で、先端に黒いもの(葯)を付けたものが雄しべ(2本)で、その上に見える小さな三角の濃い青色のものが雌しべの様だ。
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                 (雄しべの葯が目立つアキノタムラソウ)

 花をアップで見ると綺麗だがサルビアの様に花が密に付かずまばらなイメージが有る為、又青紫色自体が地味な色の為に人気が出ないのかな、と思う。香貫山の草叢の中に一塊になって咲いているがあまり目立たない。
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                (草叢の中のアキノタムラソウ)

 良く見れば可愛い綺麗な花だが、全体として地味な花だ。サルビアやモントブレチアの様な赤い色で、花が密に付いていれば見事な景色になるのだが・・・。残念ながら、香貫山のサルビア止まりで世界はおろか、日本のサルビアにもなれないのかな?と、思ってしまう。

<アキノタムラソウ(秋の田村草)>
  シソ科、アキギリ属

<特徴>
  多年草
  7~11月に草原や道端、林縁などに咲く
  茎の先で枝分かれし多数の花をつける
  薄青の小花でシソやサルビアの花に似ている
  花長8mm程度  何段にも咲く
  草丈80cmまで

《番外編》 ハマユウ
 ハマユウは沼津市の市の花だ。香貫山にも香陸台の花壇に一株植えられているが、これはやはり大瀬崎の砂地に自生している姿を見て撮影しようと、今日大瀬崎まで行って来た。海水浴場はまだ人が少なかったが、ハマユウは丁度見頃だった。
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                 (海の見える砂地に咲いたハマユウ)
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                  (道路脇に咲いたハマユウ)
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                  (ハマユウは白色の繊細な花だ)

<ハマユウ(浜木綿)>
  ヒガンバナ科、ハマオモト属
  別名:ハマオモト(浜万年青)

<特徴>
  常緑の多年草
  7~9月咲き  砂浜に咲く白い6弁の花、オシベは赤い
  花弁は細く長い  花径8cm程度  
  株から緑の花茎を出し先端に数十個花をつける
  葉は光沢があり幅が広く厚みもある
  草丈1m以内で群落を作る
  有毒で根からアルカロイドを取り外用する

 今日は大瀬崎半島内とそこから内浦三津まで歩いた。歩数は30,130歩。今週の累計歩数は74,572歩/5日。
 

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この記事へのコメント

信徳
2007年07月20日 21:59
香貫山には本当に感心するほど色々な植物がありますね。見つけられるデコウォーカーさんの努力も然ることながら驚きです。ハマユウが出て来て海の画像の楽しみが増えてきました。期待しています。
2007年07月20日 23:26
こんばんは。これは日本のサルビアとしてよく名前を聞きますよね。
ウォーキングで見かけた花がこれに似ていますが、今度葉を調べてみますね。本に依ると、名前の由来は、長く伸びた茎に淡紫色の花が多くつくので、「多紫草」となり「ナツノタムラソウ」と区別のため「アキノ」が付いたとあります。漢字で、「秋の田村草」、または「秋の多村草」とも書いてありました。
「ハルノタムラソウ」や「タムラソウ」も存在しますよね。アキノ000と言う植物も多いですね。サルビアはハーブですが、特有の匂いがありました?
ハマユウは沼津市の市の花ですか?やはり名前の通りに浜辺に咲くのですね。確か匂いが良いのですよね。ヒガンバナ科でこれも有毒なんですね~。先日神代植物園でインドハマユウを見ましたが、桃色種もありましたよ。
寅太
2007年07月21日 09:38
我が家のアキノタムラソウも入梅の頃に咲き始め、いまが満開です。
名前からするとちょっと時期が違います。
アキマデサイテイルタムラソウくらいの名前がよかったのでは。
2007年07月21日 10:00
こちらのアキノタムラソウは花付がよく綺麗ですね、私も長沼丘陵に出かけたときに見ましたが、花が少なくひょろひょろとした感じで木下で咲いていました、少し日当たりのあるところの方が良いのかもしれませんね。
感じがヒメノカリスとハマユウはよくにていますよね。
2007年07月21日 20:36
信徳さん、今晩は。
香貫山は市街地に近い所に有りますが、山は急な斜面の為か人の手が入らず、結構自然が残っています。その為に山野草も結構残っている様です。そうですね、香貫山ばかりでなく海の景色も綴る様にします。
2007年07月21日 20:58
一花さん、今晩は。
アキノタムラソウは茎が4角形ですので、葉と同時に茎も調べると良いと思います。田村が付く由来は、多紫草、でしたか。これで名前の由来は納得です。どうも有り難う御座いました。タムラソウはアザミに似た花ですよね。これは香貫山でも見た事があります。ハルノタムラソウまで有るのですか?観察時に写真撮りで、心に余裕が無いのか、アキノタムラソウもハマユウも匂いを嗅いでいません。良い匂いがしたとは思えませんが・・・。
2007年07月21日 21:05
寅太さん、今晩は。
寅太さんの庭にもアキノタムラソウが咲いていましたか。随分、色々の山野草が有るのですね。アキマデサイテイルタムラソウはチョッと長いですね。アキマデノタムラソウ位の長さでどうでしょうか?
2007年07月21日 21:12
OSAMIさん、今晩は。
アキノタムラソウは日陰でも咲いていますが日の当たる所の方が株も大きく、花も沢山付いています。昨日OSAMIさんの所でヒメノカリスを見た時はハマユウとソックリでしたので驚きました。

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