香貫山の植物  ヨウシュヤマゴボウ

 香貫山の草叢で背の高い植物は幾つかある。先日綴ったタケニグサが一番高く次がムラサキニガナかと思うがいずれも茎の先は細い。今日綴るヨウシュヤマゴボウはそれよりも低いが株の形は木の様に立派になる。毎年地下から芽を出しここまで育つとは信じ難い。
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               (草でなく木の様なヨウシュヤマゴボウ)

 名前の由来は、(西)洋からきた(種)類の(山牛蒡)、の(括弧)をつなげて出来ている。別名のアメリカヤマゴボウは北アメリカ原産の帰化植物であることから付けられた。
 この草も花序を形成する。一株の中に生育中の色々の段階があるので、それらを仔細に見て行く事とする。
<ヨウシュヤマゴボウの蕾>
 蕾は小さく、蕾と蕾の間隔が随分離れている。
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                   (ヨウシュヤマゴボウの蕾は小さい)

<ヨウシュヤマゴボウの花>
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                   (蕾は小さかったが花は意外と大きい)
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                    (花びらは5枚、オシベは10本)
 緑色の丸い物は子房かな?その上に柱頭(?)らしきものが立っている。
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                  (緑色の子房の上に柱頭が立っている)

 蟻が盛んに密を舐めている様だが、何処に密が分泌するのかな?

<ヨウシュヤマゴボウの実>
 ヨウシュヤマゴボウの実は上の花の画像の子房とソックリで、花びらとオシベや柱頭が脱落しただけの様に見える。
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                     (ヨウシュヤマゴボウの若い実)
 半月後に見ると実の柄が大分赤くなってきた。多分、実の中身も成長しているのだろうが外見からは解らない。
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                 (ヨウシュヤマゴボウの実  上の画像の半月後撮影)

 秋になると実の柄はもっと赤くなり、緑色の実は黒紫色になる。この黒紫の実は潰して水に溶くと美しい赤紫色の色水となり女の子がままごとに使う。英語ではインクベリーと呼ばれインクとしての機能はありそうである、と資料にある。
 ゴボウ(牛蒡)という名前が付くからといって食べてはダメで根は有毒だと資料にある。別の資料では「若葉をおひたしにして食べたりすると下痢・嘔吐・ジンマシンなどの軽度の中毒症状が出るという(硝酸カリやサポニン)。しかし、果実は毒ではない。」とある。纏めると根や葉は有毒だが果実は有毒では無い。とすると、インクベリーとして遊ぶ分には大丈夫の様だ。

<ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)>
  ヤマゴボウ科、ヤマゴボウ属
  別名:アメリカヤマゴボウ(亜米利加山牛蒡)

<特徴>
  多年草
  7~8月咲き  日当たりの良い荒れ地や草原に生える
  いかにもおいしそうな野菜のような葉をしているが有毒
  ブドウ状の赤紫の実がなり、手で触るとやぶれて色が手につく
  子供はこの色で遊ぶ事が多い
  夏に咲き秋にはブドウの房状の実がなる
  又秋には紅葉する  草丈は1.5mまでになる

《番外編》 巨大なヨウシュヤマゴボウ
 昨年の8月に愛鷹山のゴルフ場で見たヨウシュヤマゴボウは人の背位はある巨大な株であった。茎も太くて真っ赤で大きな実がブラブラ吊る下がっていて多少不気味な様相をしていた。以下にそれを載せる。
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           (巨大なヨウシュヤマゴボウ  昨年の8月撮影)  

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は9,595歩、今週の累計歩数は44,442歩/4日。

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この記事へのコメント

2007年07月19日 19:11
草花を見つけに歩くのも良いですね
2007年07月19日 22:11
このヨウシュヤマゴボウはアスファルトの割れ目からも生えていたりしてなかなか丈夫で元気のいい植物ですよね、私が行く公園でもものすごく大きくなっていますし沢山実が付いているようです、こちらの写真で見させていただくと実もオハジキみたいで可愛い実なのですね。
2007年07月19日 22:15
こんばんは。ヨウシュヤマゴボウの花を去年撮ったことがありますが、植物のことは詳しく調べたことがありませんでした。こちらの画像の花は素敵で、実から想像出来ませんよね。
これは在るお宅の外花壇に植えてあり、びっくりでした。雑草?とご存知なかったのでしょうか?明治初期に渡来して、実の色が「マルミノヤマゴボウ」に似ているので「洋種山牛蒡」となったそうですね。
ヤマゴボウ名があるのに毒なんですね。果実だけがインク遊びとしてOKで、毒でなくて安心しました。
下の画像は巨大なヨウシュヤマゴボウですね~。確か去年、ゴルフ場で撮影されてませんでした?  姿が外人並みですネ。
信徳
2007年07月19日 23:32
帰化植物はやはり強いですね。相撲の世界もモンゴル勢が一年後には三役揃い踏みで全部占められそう。日本頑張れ!
plysima
2007年07月19日 23:36
この植物、以前からけっこう気になっていました。上の方のコメントにもありますが、街中でもアスファルトの割れ目とかから、生えてきたりしますよね。実が熟して黒紫色になってくると目をひきます。
寅太
2007年07月20日 15:35
ヨウシュヤマゴボウは山だけでなく、街の空地でもよく見かけます。
でもまだ我が家には生えてきません。
理研の操業停止の影響は大きそうですね。中越地方には理化学研究所の工場が数社あり、柏崎では昔からピストンリングが主力製品でした。
2007年07月20日 17:19
長田ドームさん、今日は。
ウォーキング中に見た事を綴っています。ウォーキングだけでは長続きしない為、ブログネタ探しを通してウォーキングを続けています。
2007年07月20日 17:25
OSAMIさん、今日は。
確かにこのヨウシュヤマゴボウは他の植物が生えない様な所にも生えていますね。生命力旺盛です。実は可愛いですが花(実)柄が赤くてチョッと気味悪く感じます。
2007年07月20日 17:40
一花さん、今日は。
この花は実よりも綺麗ですね。マルミノヤマゴボウを調べたらソックリですね。レッドデータブックに登録されている絶滅危惧種のようですね。渡来のヨウシュヤマゴボウに攻め込まれてしまったのでしょうか。一番最後の写真は昨年ゴルフ場で撮影した物です。本当に外人みたいに大きかったですよ。
2007年07月20日 17:45
信徳さん、今日は。
本当に帰化植物は強いですね。相撲界もそうでしたね。國際交流は良いですが、日本の国技が占領されてしまう様な状況はマズイですよね。
2007年07月20日 17:52
plysimaさん、今日は。
このヨウシュヤマゴボウは生命力旺盛ですね。条件がマッチするととてつもなく大きくなります。これから実が黒紫色になり、茎がますます赤くなりますから嫌でも目に付きますね。私はあまり好きでは有りません。
2007年07月20日 17:59
寅太さん、今日は。
このヨウシュヤマゴボウには庭に入り込まれない様にした方が良いと思います。占領されてしまうと思いますので。リケンの影響が大した事が無い事を祈るばかりです。柏崎に世界に誇れる技術(製品)が有ったのですね。

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