香貫山の植物  チダケサシ (番外編 ハゼノキ)     

 今年も香貫山・北斜面の多少ジメジメした登山道脇に薄いピンクの美しい花が咲き始めた。チダケサシ(乳茸刺)で昨年は7月10日に綴っている。名前の由来は、茎が細くて固く、乳茸(ちだけ)という食用キノコを採った時に、この草の茎に刺して持ち帰る風習があった事から命名された、と有る。
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                  (薄いピンクの花序が美しいチダケサシ)

 草丈は50cm程あり、花序とのバランスも良い。花弁と萼片は5枚、雄しべは10本と資料に有るが次の画像でそれが判別出来るかな?画像は2回クリックで拡大出来ます。
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             (チダケサシの花の拡大  2回クリックで拡大出来ます)

 別の資料には「花弁は白色または薄紅色の細いへら形で5枚、オシベ10、メシベ1からなり、メシベの上部は2花柱に分かれます(チダケサシ属の特徴)。バラ科のヤマブキショウマの花は外形がよく似ていますが、白色のみでメシベは3個、オシベは20本です。」 とある。上の画像を仔細に見る事としよう。
 上の画像中、下向きに開花している花の中で一番先端に近い所の花を見ると、花弁と萼片の関係、更には花びらが薄紅色(白色に近い?)の細いへら形をしている事が見える。更にその内側の花を見ると、長いピンクのオシベ5本と短い薄紫のオシベ5本が交互に並んで合計10本有る事も判別できる。更に花の中央には上部が薄いピンクのメシベ1本も見える。メシベが2花柱に分かれている事は今見ている花では不明だが、もっと内側の花を見ると2分割している事が判別できる。

 蜜が多く出ているのか昆虫や蝶がセッセと密を吸っていてカメラを近づけても飛び去ろうとはしなかった。
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             (チダケサシとモンキチョウ  茶色の昆虫も見える)
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                 (チダケサシとモンシロチョウ)
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                 (チダケサシとゴイシジミ?) 
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                 (チダケサシとクロセセリ?)

        ---2007年7月25日のブログより転載開始---
《番外編》 アカショウマ
 先日の高畑山ウォーキングで見た山野草の内、今日はアカショウマを綴る。アカショウマは(ユキノシタ科 チダケサシ属)で先日綴ったチダケサシと同じ仲間だ。
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                        (アカショウマ)

 杉林の下で薄暗い為、ラッシュを使わざるを得なかった。
 ショウマの判定はなかなか難しい。アカショウマは根が赤いとあるが、掘り起こさなければ根を見る事は出来ない。枝分かれした所が赤いと有るので観察してみた。
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                     (アカショウマの枝分かれ部は赤い)

 これならば判定に間違いはない。
        ---2007年7月25日のブログより転載終了---

<チダケサシ(乳茸刺)>
  ユキノシタ科、チダケサシ属
  名前の由来:ちち茸をこの茎に刺して運んだ

<特徴>
  多年草
  7~8月咲き
  日当たりの良い湿地に生える
  地下茎を伸ばし群生する  
  草丈50cmまで
  ピンクの花は見ごたえがある

《番外編》 ハゼノキの実
 ハゼノキの一年間の変化を今年の1月19日に、今年の花の模様を5月31日に綴った。その後、ハゼノキを覗くと若い実がシッカリと吊る下がっていた。
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                      (ハゼノキの若い実)

 今日は箱根にヒメシャラの花を見る為に行ってきたが時期的に遅くて最後に咲き残っていた花しか見る事が出来なかった。更に霧も出てきて早々に引き上げて来た。今日の歩数は17,316歩。今週の累計歩数は34,847歩/3日。

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この記事へのコメント

信徳
2007年07月18日 21:27
 枝が細くて固い事と枝花が互い違いに出ているので上手く乳茸差し込む事が出来るのでしょうか?全体の外観はショウマに似て綺麗ですね。
2007年07月18日 22:48
こんばんは。これは散歩途中の山の湿った所で見てきましたが、近寄れませんでした。此処はたくさん生えていますね。3枚目のチダケサシの花の拡大図、2回クリックで素敵な花の様子にうっとり~でしたヨ。なかなかこんなに上手く撮れませんヨ。
去年育てたアスチルベに似ると思ったら、升麻、曙升麻 と呼ばれて、原産地がドイツで改良された園芸種でした。今年は花が咲かなかったのです。箱根でヒメシャラの花がまだ残って見れて良かったですね。
うちの夏椿とヒメシャラにはもう実が出来ていますよ。
先日、神代の温室で本物の「サラノキ」を見てきましたが、此処では花が咲いたことがなかったそうです。
2007年07月18日 23:04
戦場ヶ原で見ましたけれど写真は失敗したトリアシショウマと同じ仲間なのですね、トリアシショウマは白でしたが、こちらは薄いビンクでとても綺麗だと思います、蝶も来ていて良い感じですね。
2007年07月19日 10:36
チダケサシ、淡い色の綺麗な花ですね。
Wクリックして見せていただくと、花びら、シベも長く優雅な花ですね。
デコウォーカさんは、直接チダケサシの花をご覧になられていますが、素敵でしたでしょうね。登山道にこのような素敵な花が咲いている様子を伺って、羨ましいです。花の蜜も美味しいのでしょうか、様々な蝶が来ているようですね。
寅太
2007年07月19日 12:39
少しピンクがかかったチダケサシはとても綺麗です。
しばらく家にいなかったので我が家のチダケサシを確認しましたら、まだ咲いていません。枝の様子からすると今年は咲かないのかもしれません。
間違ってマツオウジをチダケサシで刺して持ち帰らないようにご注意。

柏崎刈羽原発の停止命令で、すぐに東京電力の電力不足を心配しましたが、やっとテレビでも報道するようになりました。
沼津は富士川のどちらかと思い地図をみましたら、やはり東側ですね。
でも静岡県はヘルツ変換機で大丈夫なのでしょうが、関東は猛暑にならないことを祈るばかりです。
柏崎のリケンは田中角栄が初めて頼った会社で、ピストンリングで有名ですが、トヨタの操業が止まるほど大きな影響を出るんですね。
2007年07月19日 17:59
信徳さん、今晩は。
調べると、アカショウマやトリアシショウマはチダケサシと同じ科、属で花も良く似ていますね。タケニグサもタケニショウマとでも呼べば良いのにと思いますが(笑)。
2007年07月19日 18:15
一花さん、今晩は。
山野で見る花は生えている所によって近づけなくて困る時が有りますね。今回のチダケサシは斜面の下と上に有り、下の方で写真を撮りました。本当は、上の方が草の形や花の付き方が良かったので上の方を写真に撮りたかったのですが・・・。アスチルベを調べたらチダケサシと良く似ていますね。別名にxxショウマとやはりショウマが付くのですね。ショウマの付く花はどれも綺麗ですね。
ヒメシャラの花を見れたことは見れたのですが、最後の花の様で縁が茶色に汚れていたり、傷が付いていたりで不満足な写真となってしまいました。来年、再チャレンジです。
2007年07月19日 18:20
OSAMIさん、今晩は。
信徳さんへのコメントのも書きましたが、トリアシショウマはこのチダケサシと同じ仲間で、花も良く似ています。戦場ヶ原で写真が失敗したとは残念でした。戦場ヶ原のトリアシショウマを見たかったですね。
2007年07月19日 18:31
杏さん、今晩は。
チダケサシは香貫山で見られる綺麗な花の内の一つです。生育条件が厳しいのか一箇所でしか見ていません。この一角の斜面には20~30本は有ると思いますがチョッと離れています。これが同時に咲いて1枚の写真に収まれば凄い景色になるのですが・・。
2007年07月19日 18:56
寅太さん、今晩は。
寅太さんの庭にはチダケサシも有るのですか、凄いですね。マツオウジは少し気味が悪いので触ることすらしていません。従って、チダケサシに刺して持ち帰ることは出来ませんので大丈夫です。ここ沼津市も中部電力でなく東京電力のエリアです。従って心配ですが、いざとなれば中部電力から供給されれば良いのですが?トヨタを初め自動車生産各社が生産停止に追い込まれてしまい、日本経済への影響が心配です。一日も早く立ち直ることを願っています。

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