香貫山の植物  エビヅル      

 香貫山には昨日綴ったノブドウと同じブドウ科のエビヅル(海老蔓)も生えている。ノブドウに良く似ている。
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                      (斜面の草に蔓延ったエビヅル)

<エビヅルの花>
 エビヅルはノブドウと異なり雌雄異株だ。それぞれの花序を探して以下に載せる。
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                        (エビヅルの雄花序)
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                        (エビヅルの雄花)

 雄花の花弁は見あたらないが,開花と同時に落ちるらしい。長い雄しべが目立つ。

 一方、次に載せる花は子房の上に透明の柱頭をつけているので雌花だと思う。しかし、クルリと捩れた花糸の先に黄色い葯を付けた雄しべも見えるので両性花かも知れない。エビヅルの雌花が解り易い画像はネットで探したが見つからなかった。雌の単性花なのか、両性花なのか、継続して調べる事とする。
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                        (エビヅルの雌花序)
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                      (エビヅルの雌花は両性花か?)

 雌花も花弁が見あたらない。開花と同時に落ちるらしい。こちらは大きな子房と透明の柱頭が目立つ。

<エビヅルの実>
 実は丸くて径5mm程度で小さいが、秋に藍黒色に熟し甘く食べられる、と資料にある。又、エビヅルのエビの名の由来ははっきりしないが、エビ色はこのブドウの汁や実の色の赤紫色の事であるとも資料にある。
 又、黒く熟す前はマスカット色や巨峰色の実がまじっていて綺麗で見る価値が有ると言う。昨日綴ったノブドウの実の鑑賞と合わせて秋に観察する事としよう。

        ---2007年8月30日のブログより転載開始---
《番外編》 エビヅルの実
 エビヅルの実も大きく育ってきた。まだ緑色の実だ。これから先資料によると、藍黒色に熟し食べられるとある。楽しみに継続して観察しよう。
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               (大きくなってきたエビヅルの実)
        ---2007年8月30日のブログより転載終了---
        ---2007年9月28日のブログより転載開始--ー
《番外編》 エビヅルの実
 エビヅルの実が色付いてきた。9月24日に綴ったノブドウと違って食べられると知っている為か、美味しそうに見える。
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                   (色付いたエビヅルの実)

 撮影を終了した後で、黒く色付いた実を食べてみたが酸っぱくて美味しくなかった。一応、ブドウ色の実も食べてみたが矢張り酸っぱくて美味しくなかった。市販されているブドウには叶わない。
        ---2007年9月28日のブログより転載終了---
 
<ノブドウとの識別>
 ノブドウの葉の先は尖っているが、エビヅルの葉は先が丸まっている。しかし変種が多いので決定的な識別にはならない。確実な判別方法は、エビヅルの葉の裏にはビロード状に綿毛が残り白く見える。
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                   (エビヅルの葉裏は白く見える)
        ---2007年12月7日のブログより転載開始---
《番外編》 エビヅルの紅葉
 エビヅルに付いては今年の7月15日に綴った。晩秋を向かえ葉が綺麗に紅葉してきたので以下にその模様を載せる。
 エビヅルの紅葉もリョウブの紅葉と同じ様に黒ずんだ赤色だ。
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         (潅木から吊る下がったエビヅル  左画像は右画像の一部を拡大)

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            (草叢の中のエビヅル  左画像は右画像の一部を拡大)

 エビヅルの名前の由来は、若葉や茎に密生する薄茶色の綿毛を「エビ」の色に見立てたと言う。エビ色とはどんな色か正確には知らないが、この紅葉した色こそがエビ色ではないだろうか?
        ---2007年12月7日のブログより転載終了---

<エビヅル(海老蔓)>
  ブドウ科、ブドウ属

<特徴>
  つる性の落葉木
  6~8月に開花  葉と対生して花穂が出る
  実は秋に藍黒色に熟し食べられる  丸い実は径5mm程度で小さい
  葉は互生する 葉の先端は三つに分かれる
  雄雌異株
 
 台風4号の雨と風は午前中におさまり、午後からは晴れ間も見られたので香貫山へ行って来た。何時もは涸れている沢に水がザアー、ザアーと激しく流れていて別の山を歩いている様な感じだった。今日の歩数は9,291歩、今週の累計歩数は43,951歩/7日。 

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この記事へのコメント

2007年07月15日 22:26
こんばんは。こちらも午後から一時晴れましたが、また夕方まで雨模様になりました。でも今お月様が出ていますので明日は晴れでしょうね。
何も被害がなくて良かったです~。うちでは空バケツ一杯雨が溜まってましたヨ。
早速何時ものウォーキング実行されたのですね。滑られませんでしたか?
さてエビズルですが、昨日のノブドウと違って食用になるのですね。
葉の裏が白いのですね。本に依ると、野山には他にヤマブドウ、サンカクツルなど他にあるのですね。秋に熟れると小鳥たちの餌になるのでしょうか?
本にも海老ズルの名前の謂れがなかったので、ネット記事にちょっと載っているようです~。
<ノブドウとエビズル>
http://www.geocities.jp/mc7045/sub180.htm
2007年07月16日 19:57
エビズル、昨日のノブドウと良く似ていますね。
花は、ノブドウと感じが違いますね。開花と同時に花びらが落ちてしまうからでしょうか。
子供の頃、ノブドウもエビズルも名前が分からず(今もですが)ヤマブドウと呼んでいたような気がします。秋に山に入ると沢山の実を付けていたような気がしますが、親には食べてはいけないと言われていました。
今考えると、まだ判断がつかないので食べるなと言われたのだと思います。
信徳
2007年07月16日 20:58
エビズルが出てきてまたまた分からなくなってしまいました。ノブドウ,ヤマブドウ、エビズルの区別です。ノブドウとヤマブドウは実の色で分かりましたが、エビズルはヤマブドウと同じではないのでしょうか?
2007年07月16日 22:10
当地では、大型台風の影響で避難勧告が出た地区が有りましたが、大した被害も無く済みました。雨後のウォーキングは尾根道等は滑りやすいので通りません。舗装された登山道を歩きますので滑る心配は無いです。
エビズルの実は食べられるとの事です。香貫山ではノブドウとエビズル以外はまだ見ていません。色々の情報を有難う御座いました。
2007年07月16日 22:46
信徳さん、今晩は。
信徳さん、今晩は。
資料によって、名前が異なっている様に思います。同じ物を、植物園へようこそ(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html)ではヤマブドウと、私の花図鑑(http://www.mitomori.co.jp/hana3/hana2.7.322ebizu.html)ではエビズルと説明されているようです。同じ資料でエビズルとヤマブドウの両方を説明していないので、同じ物を別の名前で説明しているかも知れません。継続して調査しましょう。
2007年07月16日 22:59
杏さん、今晩は。
信徳さんへのコメントにも書きましたが、エビズルもヤマブドウも同じかも知れません。又、一花さんが教えてくれた資料(http://www.geocities.jp/mc7045/sub180.htm)では昔はノブドウもエビズルの範疇に入れていた、との記述も有り、真実が良く解りません。多分どれも似ているので子供には全て食べるな、と教えられたのではないでしょうか?

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