香貫山の植物  ゴンズイ (番外編 ニワトコ)     

 今年も香貫山のアチコチでゴンズイの花が咲き始めた。

<ゴンズイの花>
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          (ゴンズイの花  蕾の様だがこれで既に開花している)            

 ゴンズイの花は本年枝の上に円錐花序を付けて咲く為、花の中を覗き込めない。小さな木を見つけて花のアップを撮った。蕾の様に見えたがチャンとオシベやメシベが見える。
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          (1個の白いメシベと5個の黄色いオシベが見える)

 上の画像では花弁と萼片の詳細は良く見えないが、資料によると花弁も萼片も同色の黄緑色で、花弁が5枚、萼片が5枚とある。花弁と萼片は同形で平開しないとある。遠くから見たら蕾の様に見える訳だ。
 花序を良く見ると、萼の間から緑色の角が出ている花がある。実の赤ん坊だ。
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           (もう、赤ん坊の実が出始めている花もある)

 ゴンズイに付いては昨年中に、開花時期を含めて5回綴っている。開花時期は上に記述したので、それ以降の模様は昨年の画像を使って纏め直す事とする。

<ゴンズイの若い実>
 開花から約1ヵ月後のゴンズイの画像は昨年の6月30日に撮影している。実は綺麗な緑色をしている。
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            (ゴンズイの若い実   開花後、約1ヶ月)

<ゴンズイの成長中の実>
 開花後、2.5ヶ月経った8月10日にゴンズイの木を覗くと、実が真っ赤になっている。実を付けている茎まで真っ赤で、遠くから見ると木全体が赤い花を再度咲かせている様に見える。
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         (赤い実をつけたゴンズイの木  開花後、約2.5ヶ月)
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          (ゴンズイの赤い実と茎  開花後、約2.5ヶ月)

<ゴンズイの熟した実>
 その後のゴンズイは夏の強い日に当たって真っ赤になっている。造形はあまり褒められたものではないが葉の緑と実の赤が綺麗で遠くからも良く目立つ。開花から約3ヶ月後の8月31日の画像を以下に載せる。
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          (ゴンズイの木  開花後、約3ヶ月)
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             (ゴンズイの実  開花後、約3ヶ月)

<ゴンズイの黒い種子>
 開花後、約3.5ヶ月後の9月20日にゴンズイの実のその後の状況をみて来た。資料によれば、「11月ごろに赤い袋果から割れて黒い種子が2~3個でる。血の色のビロード状紅色と黒い種子の取り合わせが異色でどっきりする。」とある。
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             (その後のゴンズイの実  開花後、約3.5ヶ月)
 11月を待たずに資料通りの色であり、実の状態だ。この日の青空をバックに鮮やかな配色だ。実の味はどうなのか資料にはなかった。役立たずといったニュアンスの名前を貰ったゴンズイの事だから、美味しそうだが多分食べれないのだろう。

<ゴンズイ(権萃)>
  ミツバウツギ科、ゴンズイ属
  名前の由来:役立たずとか食用にならないといったニュアンスの名前である

<特徴>
  5~6月に円錐状の薄黄緑色集団小花を咲かせる
  葉はハゼに似ており大きい
  海沿いの日当たりの良い山に生える
  落葉中低木で樹高6mまで
  11月ごろに赤い袋果から割れて黒い実が2~3個でる
  血の色のビロード状紅色と黒い実の取り合わせが異色でどっきりする
 
《番外編》 ニワトコの実
 ニワトコに付いては3月19日に綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200703/article_20.html
その中で「資料によると、果実は5月の終わり頃には熟し始め、赤く熟して美しい。熟し始めた頃は赤いものと緑色のものが混ざっており、6月の中頃には大半が無くなっている。開花から1ヶ月という短期間で散布していることになる、とある。」 と綴った。5月29日に別の場所のニワトコを覗いたら、既に赤い実が付いていた。
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              (赤い実が付いたニワトコ)

 もう少し拡大して撮影する。
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               (上の画像の拡大)

 もう少し経ったらもっと綺麗になるかと期待していたのだが、昨日覗いたら綺麗さっぱりと赤い実が無くなっていた。前回ニワトコに付いて「葉の伸びるのも早いし、実のなるのも早い様だ。随分早生の植物だ。」と綴ったが、本当にその通りで、更に実の無くなるのまでも早く一瞬で無くなってしまった。29日に撮影しておいて良かった。
 以上を3月19日のブログに転載しておく事とする。

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は8,272歩、今週の累計歩数は63,998歩/7日。

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この記事へのコメント

2007年06月03日 20:40
ゴンズイというのは秋になって赤い実が綺麗だということしか記憶になくて、花の時ははあまり見たことが無いように思います、私も少し注意してゴンズイの花を調べてみようと思います。
信徳
2007年06月03日 21:06
 ゴンズイの木、名前も初めて聞きました。赤くなる実はクロガネモチのようですね。ブログは同級生10人位で非公開の情報交換をやっているブログが有りますが個人のブログ、ホームページは持っていません。時間が出てきたら始めたいと思っています。皆さんのブログを拝見し勉強させて頂いています。
2007年06月03日 22:34
こんばんは。ゴンズイは聞いた事があるな?と思ったら、下の画像を見て思い出しました。真っ赤な実が花のようで、その後の実の画像もインパクトがありましたから。
お花は赤い実に比べて、こんなに地味だったのですね。
これって、ミツバウツギ科だったのですね。ウツギの記事で、ミツバウツギをユキノシタ科に入れていたようで、調べたら、ちゃんとそんな科があるのですね。ミスしていました。本で見ると、ミツバウツギ科ショウベンノキ属まであるのですね~。
下のニワトコって、成長が早いのですね。なんだか樹木は全部同じに見えてしまって、覚えが悪く困り者です~。
2007年06月03日 23:37
ゴンズイ、名前は聞いた事がありましたが、赤い実は見たことがありました。3枚目の画像は、もう小さな実が付いていますね。綺麗なグリーンの実から8月には茎まで赤くなって花が咲いているようで、9月中旬には赤い実が割れていますね。画像では、青い空に、真っ赤な割れた実から黒い種子が見えて葉も緑ですね、鮮やかな原色で綺麗です。
寅太
2007年06月04日 12:08
ゴンズイの名前はよく知っています。でもナマズに似ていて、役にたたない魚のほうです。
木のほうも役に立たないことからきているようで、ゴンズイとだけは呼ばれたくありません。
赤い実を遠くから見ると綺麗で、少しは役に立つのでは。
ニワトコはこのブログで初めて知り、近くに木があったことから親近感を覚えています。こちらのニワトコは、先日はまだ青かった。
2007年06月04日 19:00
OSAMIさん、今晩は。
ゴンズイの赤い実は特異な色と形をしているので記憶に残り易いですが花は花らしからずあまり記憶に残らないと思います。蕾のままで終わってしまう様にも感じます。
2007年06月04日 19:06
信徳さん、今晩は。
住宅地や公園等ではまず、見た事が有りません。しかし、香貫山にはアチコチにあります。赤い実が割れて黒い種が出て来る頃が一番綺麗ですね。山中で探して見て下さい。ブログの件は分りました。お待ちしております。
2007年06月04日 19:33
一花さん、今晩は。
OSAMIさんへのコメントにも書きましたが、ゴンズイの赤い実は特異な色と形をしているので記憶に残り易いですが花は花らしからずあまり記憶に残らないと思います。ゴンズイと言う魚と同じ名前です。共に役立たずと言う意味が込められていると言われています。あの赤い実を鑑賞するだけにしか役に立たないようです。でも、あの赤い実が好きかどうかは個人差が有ると思いますが。ショウベンノキほ小便の木なんですね!調べたら出てきました。面白い木ですね。しかし、琉球列島、台湾方面の木の様ですね。ニワトコは開花から実が落ちるまでが約2.5ヶ月と超スピードで通り過ぎてしまいました。木の成長も早く、上の番外編で撮影した木は3月の時は約1.5mと小さかったですが、今では倍くらいの3mくらいまで伸びた様に感じます。
2007年06月04日 19:45
杏さん、今晩は。
信徳さんへのコメントにも書きましたが、赤い実が割れて黒い種が出て来る頃が一番綺麗ですね。青空をバックに赤色が映えますね。この木はあまり役立たずの木の様ですが、この赤い実を楽しむだけでも十分だと個人的には思っています。
2007年06月04日 19:51
寅太さん、今晩は。
杏さんへのコメントにも書きましたが、私は個人的にはこの赤い実が楽しめるだけで十分役に立っていると思っています。山中をウロウロ歩いている時にこの鮮やかな赤い実を見ると嬉しくなりますので。そちらの近所にニワトコが有り、未だ青い実ならば注目して赤い実を撮って見て下さい。私は近くで写真を撮り損なってしまいました。

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