香貫山の植物  クリ (番外編 ヤブニッケイ)    

 香貫山の登山道を歩いていると強烈な匂いがする。近くにクリ(栗)の木が有り花が咲いている証拠だ。
画像
          (沢山の白い花序を付けたクリの木)

 クリは雌雄同株で20cm程ある白い花序は全て雄花序だ。上の画像中の木の下の方の枝は丁度顔の辺りなので写真を撮り易い。
画像
          (栗の木の一枝に付いた雄花序)

 上の画像の枝で、一番枝先に有る雄花序の根元を見ると丸い物が一つ見える。近づいて撮影する。
画像
 (オシベを突き出した雄花が一列に並ぶ雄花序  根元の丸い物が雌花)

 雌花をアップで撮ると、
画像
          (雌花  超小粒のパイナップルに似ている)

 別の枝を見ると雌花が付いている雄花序は未だ蕾だ。既に開花している雄花序には雌花は付いていない。雌花を付ける雄花序は一番最後に蕾を膨らませて開花する様だ。
画像
           (雌花が付く雄花序は一番最後に出て来る)

 1週間ほど前に他のクリの木を覗いて雌花を捜したが見つからなかった。未だ雌花を付ける雄花序が出ていなかったのだろう。雌花1個に幾つの雄花が回りにあるのだろうか?
 隣の枝を覗いたら枝先から2番目の雄花序の根元にも雌花が付いている。この枝には秋に2個の栗のイガが付くのだろう。
画像
           (この枝には2個の雌花が付いている)

<クリ(栗)>
  ブナ科、クリ属
  別名:シバグリ(柴栗)

<特徴>
  樹高は20Mまでの落葉高木
  6~7月頃黄色を帯びた白い房状の花を咲かせる
  花の基部に緑の雌花が数個ついている
  花の香りは特徴がある
  秋にはいがぐりが割れて実が落ちる
  日当たりの良い山に生える

《番外編》 ヤブニッケイ
 ヤブニッケイについて6月13日に綴ったが、花があまり付かないイメージで記述した。翌日、別の所で10m程のヤブニッケイの木を見つけたが、その木には花が沢山付いていた。南斜面で日当たりも良い為なのかも知れない。ヤブニッケイの名誉回復のために以下に載せる。
画像
        (南斜面で周囲に大きな木も無い所のヤブニッケイ)
画像
           (ズームで撮影すると、花が一杯咲いていた)

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は10,346歩、今週の累計歩数は65,184歩/7日。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2007年06月17日 19:52
可愛い雌しべが綺麗に撮れていますね、この前クリの木の下に地面が見えなくなるほど雄花が落ちているのに出会いましたが、多くの花が無駄になってもいいように出来ててるようですね。
信徳
2007年06月17日 21:16
山栗ですね。秋が楽しみですね。でも競争率が高くてダメか。いっそのこと動物に楽しんで貰えれば良いのですが!
2007年06月17日 23:21
こんばんは。栗の花の匂いは独特で、花を良く見た事がなかったのですよ。こんなに詳しく見れ、その構造も分かって有り難いです~。小さな花をカメラズームで何時も上手に撮影されますね。私は、ボケ画像が多くて何度も撮り直ししています。
>「オシベを突き出した雄花が一列に並ぶ雄花序  根元の丸い物が雌花」なんですね。しっかり覚えました。そう言えば、木の下に雄花序が落ちてますね。動植物の種の保存の戦いは厳しいですね。ホント、競争率が高い?ですね~。秋のイガイガ実が楽しみですよね。
肉桂は樹皮が香りよく知ってますが、ヤブ肉桂と言うのもあるのですね。
寅太
2007年06月18日 11:42
動物も植物も雄の世界はたいへんですね。
こんどクリノキを見たら雌花を探してみます。
2007年06月18日 17:28
クリの花は見ていましたが、どのようにしてクリの実が付くのか知りませんでした。白い花が咲いていましたが、花の根元の小さなパイナップルのような実を初めて見せていただきました。近くで見てみなければ分からないですね。今度、良く見てみたいと思っています。
2007年06月18日 18:52
OSAMIさん、今晩は。
雌花の事を知らない時は、あんなに一杯花が咲くのにイガの付くのは随分少ないな、と思っていました。雄花と雌花のこの比率がクリの受粉にはベストなのですね。
2007年06月18日 18:58
信徳さん、今晩は。
香貫山には結構多くのクリの木が有ります。シーズンになると登山道にも実が落ちています。登山道から外れてブッシュの中へ入って可なりの量を拾ってくる人を見かけます。動物(イノシシがいる)との競争ですね。
2007年06月18日 19:07
一花さん、今晩は。
私も今回で初めてクリの受粉の構造が解りました。今まで解らなかった原因は雌花の出現が遅い為でした。OSAMIさんへのコメントにも書きましたが、雄花と雌花のこの比率がクリの受粉にはベストなのですね。私は肉桂を知らないので比較できませんが資料では藪の方が劣るとあります。何処かで肉桂を探して比較したいと思っています。
2007年06月18日 19:10
寅太さん、今晩は。
OSAMIさんへのコメントにも書きましたが、雄花と雌花のこの比率がクリの受粉にはベストなのですね。クリの木を覗いて雌花を探してください。一枝に何個付いているか?秋の成果はそれによって決まります。
2007年06月18日 19:15
杏さん、今晩は。
私も今回、初めてクリの受粉の構造が解りました。雄花は目立ちますが雌花は数も少なく、遅れて出て来るし、雄花の後ろに隠れているので今までは解りませんでした。暇がありましたら覗いてみて下さい。

この記事へのトラックバック