香貫山の植物  ヤブタビラコ (番外編 ニセアカシア)    

 香貫山の尾根の林下に黄色の舌状花が咲いている。
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             (黄色の舌状花)

 この近辺にはキク科の黄色の舌状花が色々咲いている。4月29日に綴ったジシバリやオオジシバリ、4月21日に綴ったニガナ、3月6日に綴ったオニタビラコ、更にはタンポポまで咲いている。上の画像の花も花だけを見ていると分からないので全体を見ると他の草と随分違う。
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            (茎が斜めに上がっている)

 他のキク科の黄色の舌状花は茎が真っすぐ上がっている。茎が斜上するものは初めて見る。資料を調べるとヤブタビラコ(藪田平子)の様だ。更に、花後は頭花は下向きに曲がるとあるので間違いなくヤブタビラコだ。
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             (ヤブタビラコは花後、頭花は下向きに曲がる)

 春の七草のホトケノザは藪や鬼の付かないタビラコであるが、これは田圃に生えるらしく、香貫山では見た事がない。ややこしいがタビラコは正式にはコオニタビラコ(子鬼タビラコ)で、名前的には鬼が付くのでオニタビラコに近いが、属は藪が付くヤブタビラコと同属のヤブタビラコ属なのだ。ちなみに、オニタビラコはオニタビラコ属で別の属になる。

<ヤブタビラコ(藪田平子)>
  キク科、ヤブタビラコ属
  名前の由来:藪に生えるタビラコ(コオニタビラコ)の意味

<特徴>
  越年性の1年草本
  水田の畦や林縁などのやや湿潤な場所に生育し、薄暗い林縁にも生える
  コオニタビラコに比べ,茎は斜上する
  頭花は,直径1センチ弱で,コオニタビラコより僅かに小さい
  舌状花が20個程度と,たくさんある(コオニは6~9個)。
  花後、頭花は下向きに曲がる
  
《番外編》 ニセアカシアの開花
 香貫山の香陸台に近づくと良い香がする。登山道の谷側に今年もニセアカシアが開花したのだ。ニセアカシアに付いては昨年の5月9日に綴ったのでここでは開花情報のみに留める。(http://dekowalker.at.webry.info/200605/article_10.html
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               (今年も開花したニセアカシア)

<ニセアカシア(贋アカシア)>
  マメ科、ハリエンジュ属
  別名:ハリエンジュ(針槐)

<特徴>
  5~6月ごろ藤の花に似た白い花房を垂れて美しい
  房の長さ20センチまで
  花の香りも良く蜂蜜もとれる
  針とは若い幹に多数のトゲをつける
  エンジュは夏に淡い黄緑の花を咲かせて美しい 

 今日は風邪気味でウォーキングは中止。 

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この記事へのコメント

信徳
2007年05月04日 21:40
 黄色の草花は種類が多く名前を覚えるのが大変です。ニセアカシアの花が開き出した物を天婦羅にすると甘くてとても美味しいです。小諸では有名です。
2007年05月04日 22:22
ニセアカシアはいい香りがしますね、大好きな香りです。
信徳のコメントにある"ニセアカシアの花の天婦羅”を試してみようかなぁ。
5月1日の記事にありましたヤブニンジンを今日見つけました。普段、植物の名前を調べることも少ないので、あの記事で一つ覚えました。
2007年05月04日 22:23
すみません。さっきのコメントで信徳さんの「さん」を忘れてしまいました。信徳さんすみません。
2007年05月04日 22:52
ヤブタビラコは都市ではあまり目にすることのない花かもと思いますけれどオニタビラコはいたるところで目にしますね。
ニセアカシヤが咲きましたか、私の行く公園ではここ数年でほとんどが切られてしまい、まだ花を見ていません。
2007年05月05日 00:20
こんばんは。この時期に咲くキク科の花で、まだヤブタビラコと言うのもあったのですね。特徴として、「ヤブタビラコは花後、頭花は下向きに曲がる」のですね。
タビラコ(コオニタビラコ)とヤブタビラコがヤブタビラ属で、オニタビラコはオニタビラコ属なんですね。オニタビラコの花は花茎が高く、20~100センチと大きいですね。その子供と言う意味で、コオニタビラコ(タビラコ:春の七草のホトケノザ)(10cm内外)と呼ばれるのがあるのですね。ごちゃごちゃしてきましたが、実際確認すると分かるかも知れませんね。今度しっかりと観察してきますね。
昨日のコメントで、此処の記事を書かれる為に、下調べされて何回も確認されてらっしゃるのですね。ニセアカシアは白い藤のようですね。実物はこちらでは余り見ないようです。エンジュは街路樹で見ますよ。今日は風邪気味でいらっしゃったのですね。お大事に~。
デコウォーカ
2007年05月05日 10:45
信徳さん、今日は。
黄色の草花は種類が多く、また似ているので名前を覚えるどころか、判定で迷ってしまいます。自分なりに一応判定していますが合っているかどうか心配です。ニセアカシアの花が開き出した物が天婦羅に出来るとは知りませんでした。食してみたいですね。香貫山のニセアカシアは残念ながら谷の中で手が届きません。
デコウォーカ
2007年05月05日 10:51
hirasan、今日は。
そうですね。香貫山のニセアカシアは登山道からは20~30m離れていますがいい匂いがしています。小諸名物のニセアカシアの花の天婦羅を食べてみたいですね。ヤブニンジンを見つけましたか。線香花火が見られましたか、それとも花後の実でしたか?
2007年05月05日 14:43
デコウォーカさん
ヤブニンジンは、外側が花後の実になっていました。
小諸では有名なニセアカシアの花の天婦羅を食べてみたいです。今頃、野外で天婦羅なんか最高でしょうね。
寅太
2007年05月05日 15:31
この仲間は難しい。ヤブタビラコは花後に頭花が下向きに曲がるのだけは覚えました。でも現地で思い出すかな?
デコウォーカ
2007年05月05日 18:58
OSAMIさん、今晩は。
都会ではヤブタビラコは見られないでしょうね。オニタビラコは都会でも見られますか。矢張り強靭な植物なんですね。香貫山でも今、盛んに咲いています。私がブログに取り上げたのが3月6日で、もう2ヶ月も経ちます。ニセアカシアの木が切られてしまったとは残念ですね。綺麗で良い香がする樹木なのにもったいなかったですね。
2007年05月05日 18:59
先日は、オニタラビコを教えて頂き有難うございました。
ジシバリ、タラビコ、花が良く似ていますね。黄色い花だけを見ていると、解りません。ヤブタラビコは、タラビコと比べると茎が、細く優しい感じがします。オニタラビコの時は、解らず迷ってしまいました。
デコウォーカさんの、ブログ辞書で調べさせて頂いたりして助かっています。
ニセアカシアの白い花が綺麗ですね。藤の花も同じマメ科だそうですが、良く似ていますね。大きな、真っ白なニセアカシアの花、香りがとても良いし、近くで見たら素敵でしょうね。
デコウォーカ
2007年05月05日 19:13
一花さん、今晩は。
秋に咲くキク科の花にも悩まされますが、この時期に咲くキク科の植物も悩まされますね。タビラコの仲間を間違えなく判定して下さい。OSAMIさんが仰っているように都会にはヤブタビラコは無いかも知れませんね。ニセアカシアを初めて見た時は白色の藤と間違えてしまいました。香貫山では並んで見えるところも有りますので。風邪は何とか治まったようです。お気遣い有難うございます。
デコウォーカ
2007年05月05日 19:19
hirasan、今晩は。たびたびコメント有難うございます。
矢張り、この時期ではヤブニンジンの外側は実になっていましたか。風薫る皐月に野外でのニセアカシアの天婦羅パーテイは良いでしょうね。ビールも美味しいでしょうね。
デコウォーカ
2007年05月05日 19:25
寅太さん、今晩は。
ヤブタビラコは花後には頭を下げるので解り易いですよ。忘れていても実物を見ると思い出すと思います。でも、実物が生えている所があまり無いかも知れません。
デコウォーカ
2007年05月05日 19:36
杏さん、今晩は。
春に咲く黄色のキク科の花には悩まされています。大分、判別出来る様になった積もりでいますが、今までブログに取り上げた花以外にもまだ似ている花が有るようです。何時ボロが出るか?心配です。香貫山で見れるニセアカシアの木は20~30m離れているので花を近くで見れないのが残念なんです。共にマメ科でマメ科の花は綺麗ですよね。香は離れていても良く匂って来ます。

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