香貫山の植物  イタチハギ (番外編 コメツブウマゴヤシ)     

 今年も登山道斜面に黒ぽい茶色をした毛虫の様な花が咲き始めた。イタチハギ(イタチ萩)だ。イタチハギに付いては昨年の5月26日に別名のクロバナエンジュで綴っている。しかし、属名がイタチハギなので今年はイタチハギの名前で昨年の画像と今年の画像を合わせて綴り直す事とする。
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            (斜面からせり出して咲いているイタチハギ)

 近づいて良く見ると黄色はオシベの葯の色で、花筒は紫色をしていて意外に綺麗な花だ。
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             (意外に綺麗なイタチハギの花)

 イタチハギはマメ科なので花弁は旗弁,翼弁と竜骨弁で構成されるが、旗弁のみで,翼弁と竜骨弁は退化しているという。明るい紫色の花糸に黄色の葯が良く目立つ。
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 (紫色の花糸に黄色の葯が目立つ  2回クリックで拡大して見て下さい)

 この木は外来種で山林の防砂用や護岸用に植えられたのが野生化した、と資料にある。 
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              (斜面から離れて見る)
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              (斜面に近づいて見る)

 確かに垂直に近い斜面にへばりついて生えている。香貫山ではここの斜面以外でイタチハギを見ていない。登山道を切り開いて造った時にこの斜面に植えたと思われる。

<イタチハギ(イタチ萩)>
  マメ科、イタチハギ属
  別名:クロバナエンジュ

<特徴>
  原産地は北アメリカからの帰化
  5~6月頃造成された道沿いの日当たりの良い斜面などに咲く
  斜面の保護に導入された
  5メートルまでの落葉小低木

《番外編》 コメツブウマゴヤシ  マメ科 ウマゴヤシ属
 5月24日にコメツブツメクサ(米粒詰草)に付いて綴った。(http://dekowalker.at.webry.info/200705/article_22.html
その中でコメツブツメクサに似ている草にコメツブウマゴヤシ(米粒馬肥)があると綴った。最近そのコメツブウマゴヤシを近所の広場で見つけた。
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             (コメツブウマゴヤシの群生)
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             (コメツブウマゴヤシの花)

 群生の模様も花も良く似ている。花や葉を見ていても区別が付かない。コメツブツメクサとコメツブウマゴヤシの見分け方は実の付き方が違って、「花後、淡褐色になった花殻が残っている方がコメツブツメクサで残っていない方がコメツブウマゴヤシだとある。」と綴った。
 上の群生の中を良く見ると既に実が生っている。花殻は付いていず、小さなブドウの房状に実が生っている。既に黒く熟した実もある。
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             (コメツブウマゴヤシの実) 

 実が出来ないと区別出来ないのだが、両品種とも群生して咲いている場合は何処かに実が出来ているので問題ないと資料に有ったが、その通りだった。以上の記述を先日のコメツブツメクサのブログへ転載しておく事とする。 

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は11,137歩、今週の累計歩数は21,856歩/2日。

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この記事へのコメント

2007年05月29日 22:25
こんばんは。これは以前OSAMIさん宅で、初めて見せて戴いたのですが、此処の登山道の斜面にもあったのですね。
ハギは山林の防砂用や護岸用に植えられるようで、うちの造成地の近くでもたくさん植えてありますよ。でもこのイタチは居ないようです。
何故イタチなのでしょうね?イタチの尻尾に似るのでしょうか?花として見れば意外に綺麗ですよね。2回クリックしてしっかり見せて戴きました。大正初期に渡来とあり、未だ新しいイタチですね。
コメツブウマゴヤシの群生もまた近くでご覧になったのですか?
花殻は付いていず、小さなブドウの房状に実が生るのですね。私は未だこれが確認出来ていないのですが、近くの空き地にでもすぐあるかも知れませんね。
昨日の不明の1番目は「クサタチバナ」(ガガイモ科カモメヅル属)だったのですね。本で見ますとミカンの花似ですね。寅太先生有難うございました。
plysima
2007年05月29日 22:48
こんばんは。イタチハギはアップにすると、かなり綺麗な花ですね。コメツブウマゴヤシとコメツブツメクサは本当にそっくりですね。私はコメツブウマゴヤシの方は知りませんでした。ブドウのような実まで見れて、うれしいです。
2007年05月30日 10:53
イタチハギの花、珍しい花ですね。
一番上の画像に、沢山咲いていますね。アップにしましたが、濃い紫の花に黄色い葯が、とても綺麗でした。黄色いコメツブウマゴヤシの花は、以前に見せていただいたコメツブツメクサの花に本当にソックリですね。
寅太
2007年05月30日 11:50
イタチハギは初めて見ました。拡大した写真も良くとれているので、実物を見たようです。
昨日のヒトリシズカは寅太のブログの2007.4.4に花がバッチリ載っています。このあと蕾のような形になります。我が家もいまは同じ状態です。
信徳
2007年05月30日 13:46
 香貫山には色々な草花がありますね。ヒョットして図鑑に載っていない植物の発見もあるかも?
2007年05月30日 18:00
一花さん、今晩は。
「ハギは山林の防砂用や護岸用に植えられるようです」で気付きましたが香貫山でもコマツナギやマルバハギ等多くのハギが登山道脇の斜面に生えています。このイタチハギを含めて登山道の斜面の保護の為に植えられたと思います。何故イタチか?ネットで調べたら、やはり「名は花穂をイタチの尻尾に例えたのでしょう。」でした。コメツブツメクサもコメツブウマゴヤシも空き地の隅に生えていると思いますよ。クサタチバナの属名ですが、私の記載内容と一花さんの御指摘が異なっていたので改めてネットで調べたら3種類有りました。イケマ属、クサタチバナ属、カモメヅル属。一番多いのがカモメヅル属でしたのでイケマ属からカモメヅル属へ再度、訂正しました。
2007年05月30日 18:06
plysimaさん、今晩は。
イタチハギを遠くから見ると不気味な花に見えますが、近づいて見るとなかなか綺麗です。コメツブツメクサもコメツブウマゴヤシも一見した所では同じに見えます。判定のポイントは実にあります。
2007年05月30日 18:18
杏さん、今晩は。
イタチハギは造成地の斜面で見られるかも知れません。遠くから見ると不気味な花に見えますが近づいて見ると思いのほか綺麗でビックリでした。
2007年05月30日 18:20
自然の中のイタチハギは何だか凄い感じになっていますね、他の場所に無いようですが、自然繁殖には条件が合わないのでしょうかね。
2007年05月30日 18:40
寅太さん、今晩は。
イタチハギは一花さんの情報によれば「大正初期に渡来とあり、未だ新しいイタチですね。」と有りますのでそんなに広まっていないかも知れません。昨日はいろいろ教えて戴き有難う御座いました。改めて2007年4月4日のブログを見させて貰いましたが、ヒトリシズカは芽生えの時から白い糸状の花を咲かせながら茎を伸ばすのですね。あの4枚の葉もまだ出ていない。私は4枚の葉の上に茎を伸ばして、そこに蕾が付いて、そして糸状の花が咲くと思っていました。そこで解ったことが有ります。今年ヒトリシズカの小さな鉢を買ってきたのですが、それは4枚の葉がシッカリと開いていたし、花をつける茎も出ていませんでした。隣に置いてあった既に花が開いている鉢を買ってこなくてはいけなかったんですね!あ~ぁ、何たる事か!
2007年05月30日 18:49
信徳さん、今晩は。
私は今まで草花等には全くの音痴でしたので、香貫山をアチコチ歩いていると珍しい花だらけの様に感じます。図鑑を調べてすぐ解るもの、出てこないものが有ります。これは新種かな?と思っているとどなたかのブログに現れたり、別の花を調べている時に偶然出合ったりで、残念ながらまだ新種発見には到っておりません。当然ですよね(笑)。
2007年05月30日 18:58
OSAMIさん、今晩は。
斜面の保護に導入されたと、資料に有ります。多分、斜面に植えられたと思います。周りには草は生えていますが樹木類は生えていません。意外と平地では他の樹木に負けて生育できないのかも知れません。それともこれから領域を広げるのかも知れません。注目して行きましょう。  

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