香貫山の植物  コゴメウツギ (番外編 ウツギ)

 今年も登山道の山側の斜面にはマルバウツギと並んでコゴメウツギ(小米空木)が咲いている。今年出た枝の先または葉のわきから短い総状花序を出し直径3mmくらいの 5 弁の白い花をつける。葉の上にブローチを吊り下げたようでとても可愛い。
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                コゴメウツギ(小米空木)

 花は5弁でオシベが10個ある、と資料に有るが花弁は大小それぞれ5弁見える、どちらかがガクかな?次の写真でオシベが10個あるのがやっと確認できる。名前の由来は、花がウツギに似ていて、小さいので小米に見立てたと資料にある。
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             (花弁が10枚の様に見えるコゴメウツギ)

 幹や枝は細く、又ホウキに利用されるくらいなので柔らかい為、斜面から滝の水の様に登山道に垂れ下がっている。花は小さいので遠くからは葉の上に白い粉の塊が付いている様に見える。
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               (大滝の様なコゴメウツキ)

 マルバウツギもまだ元気に咲いていて、コゴメウツギと美を競っている。
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               (左はマルバウツギ、右はコゴメウツギ)

 斜面の上の方に咲いているコゴメウツギを見上げたら、薄く黄色に色付いたキイチゴが行列をなして吊る下がっていた。
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              (キイチゴのお飾りを付けたコゴメウツギ)

 この行列をなしたキイチゴの高さまでは人間の手が届かない。鳥の餌になるのだろうか。
 空木が付くウツギやマルバウツギはユキノシタ科だが、コゴメウツギは空木が付くがバラ科で科が異なる。
 香貫山にはこのコゴメウツギはマルバウツギと同様に沢山ある。上に載せた大きい株以外に、小さい株の方が多く有る。薄暗い山道を歩いていて突然目の前に出て来ると、ハッとする明るさで迎えてくれる。
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              (山中の小さい株のコゴメウツギ)

<コゴメウツギ(小米空木)
  バラ科、コゴメウツギ属
  名前の由来:ウツギに似た小さい花を小米に見立てた

<特徴>
  5~6月頃薄白黄色の集団の小花をつける  花径3ミリ程度
  花は5弁でオシベが10個ある
  葉は互生で長さ6センチ位で大きい切れ込みが先端まで続いている
  幹や枝は細くホウキに利用した
  山地の日当たりの良い藪などに生える
  樹高は2Mまで落葉低木

《番外編》 ウツギ
 香貫山には今日綴ったコゴメウツギや5月2日の番外編で綴ったマルバウツギは沢山生えている。しかし、名前に何も付かないウツギを香貫山で探していたが見つからなかった。
 昨日行って来た畦ガ丸でそのウツギを見つけたので以下に載せる。
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               (卯の花の一つのウツギ)

 明るい所で拡大して撮ると、マルバウツギとの相違点のオシベの形状がはっきりと見える。
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                (ウツギの花の拡大写真)

 ウツギのオシベはヤクの下の肩の部分が尖っているが、マルバウツギのオシベはヤクの下の肩の部分は尖らず、ヤクに向かってすーっと細くなる。参考に5月2日のブログよりマルバウツギの拡大写真を以下に転載する。
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                (マルバウツギの花の拡大写真)

 今日のウォーキングは香貫山で歩数は10101歩/1日。

 5月15日、16日は都合によりブログを休みます。

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この記事へのコメント

信徳
2007年05月14日 21:38
パソコンが麻疹に罹り三日間入院している間に世の中はムラサキサギゴケ、ミカン、ホオノキ、コゴメウツギと早いテンポで進んでいるのですね。P/Cが無いと世の中から置いて行かれてしまいそうです。群馬の農協の山野草コーナーでムラサキサギゴケが300円で売られているのを見てビックリしました。100m離れた道端には沢山自生しているのに・・・
去年はありませんでした。
2007年05月14日 22:47
コゴメウツギは私も小石川植物園で写してきましたが、こんなに綺麗ではなかったですね、やはり自然のものは勢いも有り生き生きとしていて良いなと思います。
plysima
2007年05月14日 23:27
マルバウツギの方が花が派手なような気もしますが、コゴメウツギもアップにするとかわいいですね。ウツギとの花の違いもこうして説明付でアップで見させていただくとよくわかります。それにしても、キイチゴおいしそうですね(笑)
寅太
2007年05月15日 06:53
コゴメウツギのコゴメは小米だったんですね。初めて知りました。
ウツギが咲くともうすぐ夏ですね。
それにしても香貫山は花の宝庫で何でもあります。
2007年05月15日 17:45
ウツギの花も種類がありますね。
小さなコゴメウツギの花は面白い形で花弁が10枚ですね。最初の写真は、葉の上に可愛いコゴメウツギの花のブローチ、清楚でとても素敵なブローチですね。コゴメウツギとマルバウツギ、斜面から花が垂れ下がった様子は素晴しい光景ですね。キイチゴも黄色い大きな実を付けていますね。キイチゴは手の届かない高さみたいですね。子供の頃、裏山で皆とキイチゴを採ったのを思いだしました。
2007年05月15日 23:03
こんばんは。PCモデムのリンクの調子が悪くて、1日使えませんでしたが、あちらの所為だったようで色々不便しました。ネット社会の便利さに頼っていますが、繋がらないと日がな長閑けからましです。
空木って木の中が空洞になっているとかで昔は灯心として使われたそうですね。ユキノシタ科やバラ科、フジウツギ科などにもウツギと付く植物があるのですね。私が育てたブッドレア(バタフライブッシュ)もフサフジウツギ(房藤空木)と別名があり、枝を切ったら中が空洞でしたよ。まだバイカウツギは蕾ですが、今度枝を切って中を確かめますね。鉢で求めて育てたヒメウツギはもう終わったのですよ。
コゴメウツギも 花弁が大小あってまた、枝も箒に利用される位柔らかいのですね。此処では斜面から滝の水のように溢れ咲いていてお見事ですね。香貫山にはマルバウツギもあり、何でも揃っていますね。でも肝心の主のウツギが無かったのですね。ウツギのオシベとマルバウツギのオシベのヤクの違いが夫々あるのですね。詳しく調べられましたね。
そろそろホトトギスも鳴く頃でしょうか?
2007年05月15日 23:58
コゴメウツギは花びらが優雅な感じですね。自宅近くにはマルバウツギが満開になっています。
この時期、青梅や奥多摩ではあちこちでウツギが見られますが、ウツギは白い花なので清楚で好きな花です。
デコウォーカ
2007年05月17日 13:30
信徳さん、今日は。
PCが使えなくなると不便ですよね。でも3日で復旧できて何よりでした。「群馬の農協の山野草コーナーでムラサキサギゴケが300円で売られている」のは、あまり山野草を知らない人が増えた証拠かもしれません。私なんかも昨年だったらムラサキサギゴケを買っていたかも知れません(苦笑)。
デコウォーカ
2007年05月17日 13:36
OSAMIさん、今日は。
コゴメウツギもマルバウツギも香貫山には沢山生えています。環境が合っているのでしょうか。一方、ウツギは生えていないようです。こちらは逆に環境が合っていないのでしょうか。
デコウォーカ
2007年05月17日 13:49
plysimaさん、今日は。
マルバウツギの方がコゴメウツギよりも花は大きくて見栄えがしますね。拡大して見るとどちらもなかなかの美人です。マルバウツギとウツギとの花の違いを事前に知っていたので、ウツギの現物を見たときは先ずオシベを見てウツギと分りました。キイチゴはもう少し赤くなると思います。それまで残っているかがポイントですね。そろそろ鳥に食べられてしまうのではないかと心配です。
デコウォーカ
2007年05月17日 14:00
寅太さん、今日は。
卯の花とはウツギとマルバウツギとヒメウツギの3種類を言うそうです。香貫山にはこの内でマルバウツギしか有りません(正確には見ていません)。香貫山でも私が通っていない獣道や獣道すら無い所も有りますのでウツギもヒメウツギも有るかも知れません。継続して捜しています。
デコウォーカ
2007年05月17日 14:38
杏さん、今日は。
コゴメウツギとマルバウツギが垂れ下がっている斜面は、ほぼ垂直になっていますので滝の水が流れ落ちてくるイメージがあり見事です。杏さんも子供の頃に食べたキイチゴを思い出しましたか。楽しい思い出ですよね。
デコウォーカ
2007年05月17日 14:52
一花さん、今日は。
PCやモデムの調子が悪いと苦労しますね。1日で復旧して良かったですね。空木が付く樹木は色々有りますね。香貫山にはあとハコネウツギも有ります。そうなんです、肝心のウツギが香貫山には無い様です。一寸した環境の差が有るのでしょうか?ウツギとマルバウツギの差異をシッカリと調べて置いたのですが、香貫山でなく畦ガ丸でその結果を生かせました。
デコウォーカ
2007年05月17日 15:00
hirasan、今日は。
そちらにもマルバウツギが咲いていますか。コゴメウツギもの花をアップで見ると可愛いですが、マルバウツギもアップで見ると綺麗ですね。そちらにはウツギが沢山見られますか。花は大きくて清楚で良いですよね。

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